【東大生監修】勉強のやる気が上がるマンガ・10選

はじめに

勉強に疲れたときの息抜きには様々な方法があります。音楽を聴いたり、仮眠をとったり。散歩に行く人もいるでしょう。ですが、マンガを読むという人はなかなかいないのでは?

勉強の合間にマンガなんて読んだらダメだ、とはよく言われることです。そのように勉強の敵と思われているマンガ。しかし、全てのマンガが勉強に悪いかといえばそうでもありません。

この記事では、勉強に疲れたときややる気が出ないときに皆さんのモチベーションを上げられるマンガや、勉強の一助になるマンガを10作品ご紹介します。大学受験を控えている人は要チェックです。

勉強のやる気が上がる漫画10選

①ドラゴン桜

あらすじ

元暴走族の弁護士である桜木建二は、経営破綻している龍山高校へ債務整理のために訪れた。彼は、偏差値の低いこの高校を進学校にすれば経営を再建できると踏み、この学校から東大合格者を出すと決める。担任となった桜木や受験に強い教師陣による特別進学クラスから、東大合格者は出るのか?

おすすめポイント

受験マンガといえばこれ、と言われるほど有名な作品です。

現在、勉強の仕方についての本や情報はあふれていますが、なかにはあまり有用でない情報も紛れ込んでいます。しかしこの作品に載っている勉強法はどれも役に立つものばかり

例えば、分からない英単語に出合ってもいちいち辞書を引かない、思考力が必要な勉強は起床して3~4時間後にする、など。すぐにでも試したくなりますね!

さらに、この作品には勉強法だけでなく現代の社会についても記されています。読むことで現実を見る目が少し変わるかもしれません。

また、登場人物が前向きなので、読んだ皆さんも前向きになれることでしょう。

②暗殺教室

あらすじ

ある日、月が爆発した。その犯人と名乗る怪物は来年の3月には地球も爆破させる予定だが、なぜかある中学校の落ちこぼれが集まった3年E組の担任を務めると言う。E組の生徒たちは担任のその生物・殺せんせーを暗殺するよう言い渡される。はたして彼らは卒業前に、暗殺を成功させられるのか?

やる気の上がるポイント

この作品の主な目的は殺せんせーの暗殺ですが、落ちこぼれの生徒が学力面や精神面で成長し這い上がっていく話でもあります。

主人公たちは他のクラスよりも頭が悪いとしてE組に集められたため、勉強にやる気のない中学生です。そんな彼らに勉強を教えるうえで、殺せんせーは様々な方法で彼らの勉強のやる気を上げようとします。

勉強にやる気が出ないときに読むと、殺せんせーの言葉で、皆さんの勉強へのやる気が上がること請け合いです。

③銀の匙

あらすじ

大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾を待ち受けていたのは、初体験ばかりの毎日や農業の現状。そんな高校生活を仲間とともに歩んできた彼は、高校3年生になって起業することを決め、あるプロジェクトを立ち上げる。

やる気の上がるポイント

農業に思いを馳せる機会はあまりないのではないでしょうか。この作品は、普段の生活の中での農業や畜産の役割について考える良いきっかけになります。

体調管理は特に受験勉強において大切になってきますが、その体調を支える食材に目が向くようにもなるかもしれません。

勉強から離れて全く違うことに触れたいと思ったときに読むと、ハッとさせられる内容でしょう。

主人公たちが高校生ということに親近感がわいてきます。年代の近い彼らが懸命に頑張っているのだから自分も頑張ろう、と思える作品です。

④もやしもん

あらすじ

農大に入った沢木惣右衛門直保。彼には肉眼で菌が見えるという体質がある。酒屋の息子である幼馴染や怪しげな先輩2人、院生や謎の多い教授といった個性豊かなメンバー(と菌)とともに過ごす直保の大学生活はいったいどうなる?

やる気の上がるポイント

大学に進学しようとは思っていても、実際のキャンパスライフは想像しづらいものです。そのようなときに読むと良いのがこの作品。農業大学を志望している人にとっては特に参考になります。

様々な菌に関する内容が基本ですが、寮や学園祭など大学生生活をより身近に感じることができる話もあります。

「大学生になったらこんなことができるんだ」と想像するだけで、大学入学への意欲や受験勉強へのやる気がみなぎってくるでしょう。

⑤あさきゆめみし

あらすじ

言わずと知れた古典作品『源氏物語』をもとにしたマンガ。天皇の父と低身分の母を持ちながら臣籍降下された源氏の君の、生涯にわたる長いラブストーリー。彼の死後に繰り広げられる、子孫の匂宮や薫ほかの登場人物たちの恋愛長編までもコミカライズ。

おすすめポイント

大学入試の国語では、古典の問題に『源氏物語』が出題されることがとても多いです。なぜでしょうか。

それには、『源氏物語』が有名であることに加え、文章中での主語の省略など古典文法についての問題を作りやすいから、ということが考えられます。

他の文章にも出てくるような古典常識が数多く盛り込まれていて、入試で問われてくるポイントです。

登場人物も多く、丁寧に読み進めていかないと誰がどうしたのかが分からなくなることがあります。

そこで、マンガで『源氏物語』の内容を事前に把握しておこう、というわけです。文より絵の方が状況を掴みやすいですよね。マンガで話の流れを理解しておくと後々楽です。

『源氏物語』対策は行って損はない、ということは口を酸っぱくしてお伝えしておきます。

⑥文豪ストレイドッグス

あらすじ

孤児院から追い出され困窮していた青年・中島敦は、ひょんなことから異能力集団の武装探偵社に入社する。先輩である太宰治や国木田独歩たちと任務をこなすなか、ポートマフィアやギルドなど他の異能力集団と戦うことに。架空のヨコハマを舞台にした異能力バトルが、今、幕を開ける――。

おすすめポイント

大学入試の国語および日本史では、作家とその著作を問われることがあります。主な範囲は平安時代から昭和初期

江戸時代までの主な作家と著作については古典でも日本史でも学びます。しかし明治時代以降の作品は現代文でも取り上げられないことが多く、作家の名前と作品名をただ暗記することになりがちです。

この作品には、森鴎外や芥川龍之介などの有名文豪や、尾崎紅葉や田山花袋など国語の教科書に掲載されることは少ないけれど出題されることもある文豪たちが登場します。

異能の名前のほとんどは元になった文豪の代表作。キャラクターと関連付けて作品を覚えられますよ。

欧米やロシアの文豪も登場するので、世界史を勉強する人にもおすすめです。

⑦ベルサイユのばら

あらすじ

舞台はフランス革命前後のベルサイユ。男として育てられたオスカル、オーストリアからフランスに嫁いできたマリー・アントワネット、スウェーデンの貴公子であるフェルゼン、オスカルに身分違いの思いを抱くアンドレ。時代に翻弄されるそれぞれの恋模様の行方ははたして?

おすすめポイント

この作品では、ルイ15世末期からマリー・アントワネットの処刑までを描いています。フィクションではありますが史実をもとにしているので、ブルボン朝やバスティーユ襲撃など世界史を勉強している人にはなじみ深い人物や事件が登場します。

この作品でストーリーを追っていくとフランス革命あたりに詳しくなれるのです。教科書と一緒に読むと相乗効果が期待できます

恋愛マンガなので、世界史を勉強していなくても楽しめる作品です。

⑧はたらく細胞

あらすじ

人間の体には約37兆個もの細胞が存在し、それら一つ一つは体の中で休みなく働いている。赤血球や白血球といった有名どころから、好酸球や記憶細胞などマイナーな(?)細胞までもが擬人化。細胞の働きがよく分かる!

おすすめポイント

生物基礎の内容は動植物の組織構造や遺伝子など多岐にわたりますが、細胞についても勉強します。細胞と言っても様々な種類があり、細胞の役割を覚えるのはなかなか大変です

そこでおすすめなのがこの作品。細胞が擬人化されることで、その細胞の仕事が分かりやすくなっています。ただ教科書を読んで細胞の働きを暗記しようとするよりも、細胞の仕事ぶりをイラストで見るほうが頭に入りやすいでしょう。

またこの作品では、細胞そのものだけでなく、血液循環やアレルギー反応などについても触れられています。現象をストーリーとして把握できるので忘れにくいですよ。

もちろん、生物基礎を学んでいなくても楽しめる作品です。

⑨数学ガール

あらすじ

主人公は高校生の「僕」。数学が大好きな女子・ミルカと一緒に数学を解いたり、元気な後輩女子・テトラに数学を教えたり。3人が、学校内外で数学と恋に挑む。

おすすめポイント

登場する数学の内容は、素数や二項定理、三角関数やフィボナッチ数列など、中学・高校レベルのものから大学受験の数学のレベルを超えたものまで。物語が後半になるにつれ、数学が好きな人はよく楽しめると思います。数学を勉強している人に特におすすめの作品です。

同名の小説が原作の作品。コミカライズを担当した先生も作中の式を完全に理解できてはいないそうなので、数学に自信のある人にとっては腕の見せ所です。

数学が苦手だとこの作品を完全に理解して読破するのは難しいかもしれません。しかし、大学受験に役立つ知識がたくさん登場するので、序盤あたりまではきっと楽しく読めるに違いありませんよ。

⑩宇宙兄弟

あらすじ

優秀なのに自分の力を信じられない青年のムッタは失業するが、昔弟と交わした宇宙飛行士になるという約束を思い出し、数多の試練を越えて宇宙飛行士になる。兄より先に宇宙飛行士になっていた弟のヒビトは挫折するも兄や周りの人間の支えで立ち直る。兄弟は二人で新たな夢に向かって走り出す。

やる気の上がるポイント

この作品は夢を追いかけることの大切さ、夢中になれるものがある強さを教えてくれます。夢を追う主人公の姿が、志望校に行くという夢を持っている皆さんのモチベーションをうんと高めてくれるでしょう。

大学に行くことが人生のゴールではありません。その先も人生は続いていきます。生活のためには定職に就く必要があります。その際にも夢を持ち続けるのは大事だと言えるでしょう。

宇宙が好きな人はもちろん、夢を追いかけている人をはじめどんな人にも読んでもらいたい作品です。

最後に

以上10作品のなかで、皆さんはどれが気になったでしょうか。

上記のマンガのほとんどは映像化されたため、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。興味がわいた作品はぜひとも一読してみてください。

しかしながら、マンガを読むのはあくまで息抜き程度に抑えましょう。皆さんにとって一番大切なのはやはり勉強です。

これらのマンガで、皆さんのモチベーションや学力が少しでも上がれば幸いです。

ABOUTこの記事をかいた人

ユーイ

早稲田大学文化構想学部に在籍中。 漢字が大好きで、漢検準1級まで持ってます。第二外国語は中国語かと思いきや、ロシア語。 もろもろ精進中です。 文章を書くだけではなく、絵を描くことも好き。もしかしたらいつか記事に載るかも……?