上智大学 総合グローバル学部 合格体験記

自分が通っていた高校について

【高校時代の自分について①】高校が探究学習を意識した授業だった

IBや新学習指導要領を意識している公立の学校に通っていました。

IB(国際バカロレア)海外の教育プログラムで、教科の枠にとらわれない授業や話し合い活動の多さなどが特徴です。

受験が控える年も、話し合い活動が多く、受験に直結するような知識の習得や演習は少なく感じました。

英語の授業では文法語法を飛び越してスピーキングやリーディングを学び、数学の授業では公式の暗記度を測るテストの代わりに公式を用いたレポートの作成が課されるなど、独特のカリキュラムだったと思います。

日本の大学受験に求められる知識や技量とはかけ離れており、特に受験直前期はもどかしさを感じることもありました。

【高校時代の自分について②】課題が中心の学校に通っていた

評価基準はレポートやプレゼンテーションが多く、大学入試に多いペーパーテストに慣れていない点がとても不安でした。

ついほかの学校と比較してしまい、常に焦りを感じていました。

志望校を選んだ理由

【志望校を選んだ理由①】入試方式が合っていた

国公立や他の私立大学の入試など、汎用性が高いことが一番の魅力です。

他の大学や学部の入試の対策にもなるため、効率的に勉強できたと思います。

【志望校を選んだ理由②】自分の希望する就職先との繋がりがあった

私が将来就職したいと思っている企業にOBOGがいらっしゃたことが1番の理由です。

更にその企業はアジアを拠点としており、学部の専門領域と完全に一致していました。

また上智大学は就職への意識が高く、国内外のインターンシップ授業や昼休みのキャリアワークショップなど、魅力的なプログラムがたくさんありました。

成績が上がったきっかけと勉強法

【成績が上がったきっかけと勉強法①】無駄な時間を有効な時間に変える

通学していると、受験勉強とのつながりを感じにくいことも多々あると思います。

しかし、何事も受験に生きるかどうかは自分次第です!

そこで自分がやっていた時間の活かし方を1つ紹介したいと思います。

当時の私は、連想ゲームによってその時間を有用なものに変えていました。

話題に上がった地名や国名の地誌や情勢を連想したり(地理選択のため)、内容を英訳・パラフレーズしてみたり、先生方のお話を演習問題として活用していました。

お話の時間と問題数が比例して増えるので、どれだけお話が続いても、ある意味で全く退屈することなく過ごせると思います!

【成績が上がったきっかけと勉強法②】学習内容を1冊にまとめる

学習内容は1冊にまとめるのがおすすめです!

特に1日に複数教科を受験する方は、テスト当日に持ち込む教材の数に気をつけることで、肩の疲労を軽減することができます。

さらに、まとめるという作業によって自分の理解を再整理することができ、より理解が深まるはずです。

過去問の解説で学んだことも1冊にまとめると、学校や塾の授業では扱わない細かい知識の補完もできます。

 

共通テスト・二次試験のようす

【共通テスト・二次試験のようす①】共通テストでの予想外の出来事

私は、英語リスニングのヘッドホン貸与の対象でした。

当日のヘッドフォンについてあまり情報がなかったので、少し不安でした。

しかし、本番ではクッション付きの新品を提供していただき、うれしさとちょっとした優越感で直前にモチベーションが一気に上がりました!

また、リーディングは今までの模試や予想問題集と一部大問構成が入れ替わっており、本番は少しドキッとした記憶があります。

ただ、試験開始直後に全ページをざっと確認した段階で気づけたので、特に問題なく対応できました。

学習指導要領の入れ替え期でなくともこのようなことは起こりえると思うので、練習も本番も、絶対に全ページをざっと確認してから解くようにしてください!

【共通テスト・二次試験のようす②】周囲の雰囲気が予想と違った

上智大学の入試の時、自分は世界史+地理を履修していたのですが、受験当日会場につくと、周囲の人がみな政治経済の教科書を持ち勉強していたことに驚き、非常に不安になりました。

とにかく試験に集中して全力を出し切りたかった私は、偶然自分の教室に政治経済受験の人が集まっていただけ、と自分に言い聞かせることに必死でした。

しかし実際は、期待していなかった地理が意外と使えたこともあり、問題を解いていくうちに「意外と大丈夫かも」と心に余裕が生まれてきました。

試験は何が起こるかわからないことを、本番を持って改めて痛感しました。

本当に何が起こってもおかしくないので、そのたびに一喜一憂せず、とりあえず全力を出し切ることに集中してほしいです。

合格したときの気持ちと振り返り

【合格したときの気持ちと振り返り①】 現役が確定した安心感

浪人回避が確定し、過度のストレス状態から一気に解放されました。

推薦入試に力を入れている学校に通っていたので、既に結果が出ている友達も多く、内心とても焦っていました。

また、もう1年全力で受験勉強できる自信が全くなく、今年度で決めないと、と自らを追い詰めていた気もします。

発表後は気持ちが吹っ切れてよかったのですが、発表までの期間に集中力が著しく低下してしまいました。

当初は補欠合格3番目の結果で、例年通りでは繰り上がり合格がほぼ約束されていたのですが、「もしかしたらだめかも」と不安でした。

そのため、まだ試験が控えているにもかかわらず、繰り上がり合格の発表開始日は、受験BBS(受験関係の掲示板)ばかり見てしまい、他の大学の対策時間を削ってしまいました。

<h3> 【合格したときの気持ちと振り返り②】 合否結果を見るか見ないか

1日1日と試験日が迫る中、皆さんたくさんの不安を抱えていると思います。

ここでは、学校生活と受験勉強の両立のアドバイスや、実際の試験本番の雰囲気などを紹介しています。

この記事を通して、皆さんの疑問や不安が1つでも解消しますように!

複数校受験する予定の方にとっては、合否結果の閲覧は悩むところだと思います。

私の場合は、少なくとも合格しておきたい大学の合否のみ確認しました。

基本的に、受験日&合格発表日は偏差値が高い大学ほど遅い(=国公立前期日程に近い)傾向です。

不合格の時は気持ちが落ち込み、合格の時は気が緩んでしまうと思ったので、浪人を回避できたかどうかを確認できた時点で、そのあとの大学の合否は見ないことにしました。




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合格サプリの記事は、東大・早慶・GMARCHの現役大学生が執筆しています。

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