合格サプリメンバーの勉強法まとめ①

はじめに

本記事より「合格サプリメンバーの勉強法まとめ」と題し、数回にわたって現役サプリメンバーのおすすめ勉強法を紹介していきます。

今回は記念すべき第一弾として、早慶日本史の勉強法、歴史復習のおすすめタイミング、文系数学の勉強法をピックアップしました。

文系の人は必見です!

早慶に日本史で受かる!日本史を武器にする独学勉強法3選

はじめに

「日本史の流れはおおよそつかめたけど、どうすれば早慶レベルの問題で点が取れるようになるんだ?」

日本史選択の受験生の多くがそんな悩みを抱えているのではないでしょうか?

そこで、この記事では普段の学習にプラスするだけでできる独学勉強法を3つ紹介します!

①山川日本史用語集をフル活用する

「一問一答は使ってるけど……用語集なんて必要なの?」と考えている人は多いかと思います。しかし、私は早慶の日本史で良い点を取るために用語集は欠かせないと思っています。

過去問と用語集の文を見比べると一目瞭然ですが、早慶の選択肢の文言は大半が山川出版社の用語集からそのまま持ってきたものなのです! 

つまり、用語集を普段の学習で活用しながら進めることで、本番の試験で出会うかもしれない語句や言い回しを自然と覚えていくことができるのです。

入試本番で「前になんとなく見たことがある」ような表現を見つけられるだけで、選択肢の選びやすさはグンと上がります。

山川用語集を使いはじめるのはすこしハードルが高いかもしれません。しかし、日本史の勉強中にこまめに用語集を開くことで効率的に知識を増やすことができます。

ぜひとも普段の日本史学習の中で用語集をフル活用してみてください!

②史料問題を得点源にする

史料問題対策に時間をかけられなかったり、そもそも対策の仕方すら分からないという悩みを抱えている受験生は多いのではないでしょうか?

そんな人たちにおすすめしたいのが、東進ブックスの『日本史史料一問一答【完全版】』です! この本は全国の入試問題30年分を集計し、頻出史料と出題パターンをすべて詰め込んだまさに「史料問題対策の【完全版】」です。

載っている史料は約250個程度なので、毎日コツコツ数個ずつ読み進めれば1か月で1周できます。何周も繰り返して暗記し、この1冊を完璧にすれば史料問題対策はバッチリです。時間に余裕のない人もぜひ使ってみてください。

早慶のどの学部の入試でも、例年3つ以上の史料問題が必ず出題されています。しっかりと対策を行なって史料問題をマスターし自分の得点源にしましょう!

③自分だけの「最強まとめノート」を作る

大学入試では同時代の出来事(横のつながり)以上に、流れやテーマに沿った通史(縦のつながり)重視の問題が出されることが多いです。特に、早慶では特定の1つのテーマをピックアップした問題が必ず出されます。

しかし、多くの既存の参考書はテーマ史対策をほとんど扱ってはおらず、あったとしても不十分だったり逆に過剰な内容を扱ってしまっている物も多いです。

そこで、私は受験期に自分自身で日本史まとめノートを作っていました。内容は例えば遣唐使通史や蝦夷征討通史などのテーマ史の一覧表や、度量衡の変遷などです。

教科書や参考書、用語集から必要な要素を選び出し、自分が一番覚えやすい配置と順番で作るのがポイントです。まとめノートを作る過程で、自然と流れや用語が頭に入るので一石二鳥ですよ!

ほかのライバルが持っていない自分だけのまとめノートは大きな自信にもなります。用意していた範囲が出題されたときには、ライバルたちが苦労する中スイスイと問題を解いて大きな差をつけられますね。

皆さんもぜひ自分だけの「最強まとめノート」を作って会場に持って行ってみてください!



(私の作っていたまとめノートです。参考にしてみてください!)

おわりに

早慶の日本史受験では非常に高度な知識が要求され、レベルの高いライバルたちと戦っていかなくてはいけません。3つの勉強法でライバルと差をつけて日本史を武器に合格を勝ち取りましょう!

歴史の復習をするべき3つのタイミング

はじめに

暗記科目である社会科目は復習がとても大切です。

しかしいつ復習すればいいのか分からなかったり、ついつい復習を後回しにしてしまったりしていませんか?

ここでは、日本史と世界史の復習に最適な3つのタイミングを紹介します。

①曜日を決めてコツコツと

「日曜日の夜に2時間」というように、曜日や時間を決めて復習をルーティン化しましょう。予定に組み込まれていると、その日の気分などに影響されずに復習ができ、時代ごとに学習のムラができるのも防げます。

時間がない時は問題集を解いたり、一問一答をしたりしなくても構いません。一番大切なのは、自分が決めた日に確実に復習を続けることです!

2回目以降の復習がスムーズになる工夫ができるとなお良いですね。教科書を読みながらマーカーを引く、授業プリントに資料集や史料集の記述を集約する、など自分に合った工夫を見つけましょう。

②定期テストや模試の受験後に

学校の定期テストの後は勉強をおろそかにしがちかもしれません。しかし出題範囲を全く復習しないと、覚えた知識はどんどん抜けてしまいます。

せっかく頑張って覚えた時間を無駄にしないために、忘れず復習をしましょう。テストの解き直しや教科書の通読だけでも十分復習になりますよ。

模試の受験後の復習もおすすめです。解答できなかった箇所を鮮明に覚えているうちに、教科書で復習したり解説を読んだりして、知識を定着させましょう。

また、まぐれ当たりのところをチェックしておくと、思わぬ穴ができるのを防ぎ、返却時の復習にも役立ちます。

③長期休暇中や模試の返却時に

授業で習った記憶が新しい長期休暇中に、既習範囲をしっかり復習しましょう。問題集や定期テストを解き直す、苦手な時代の流れをノートにまとめ直すなど、時間がある長期休暇は普段より丁寧な復習ができるチャンスです。

模試の返却時も絶好のタイミングです。模試では幅広い時代が扱われているので、効率よく復習ができます。

復習時には解説を熟読するとともに、模試の結果についてくる採点講評も活用してみてください。採点講評には正答率や問題の重要度が書かれており、絶対に解けなければならない問題が客観的に分かるので、効果的な復習ができます。

おわりに

日頃の復習と、定期テストや模試直後の復習、長期休暇中や模試返却時の復習を習慣化できれば、歴史の復習は完璧です。

せっかく学んだことを無駄にしないため、受験直前に焦らないため、上記の3つのタイミングに復習してみてください。

高3の夏からでも遅くない!文系数学受験者にやってほしい3ステップ

はじめに

「授業で習ったはずなのに、いざ問題に取り組むと解けない。」「数学の勉強のやり方がわからない。」

夏休みの勉強法に悩んでいる文系受験生の皆さん必見です!

文系数学は理系数学に比べると習うことは少ないですが、だからといって数学を疎かにしてよいはずはありません。そこで今回は私の経験を踏まえた勉強法をお教えしたいと思います。

①暗記だけではダメ!公式をしっかり身につけよう!

そもそも公式を覚えていなければ、解法を思いつくことさえできません。公式は全部暗記しましょう。

しかし公式をただ暗記しただけで満足してはいけません。基本的な問題で「本当に自分で使うことができるのか」を確認しましょう。

人それぞれだとは思いますが、私の場合、三角関数の積和・和積の公式の使い方にとても苦戦しました。覚えてない公式に心当たりがある人はこの機会に是非確認してみてください。

②自分で問題集を1冊決めて何周もしよう

①で基礎を頭に詰め込んだら次に自分で1冊問題集を決めて、応用問題を解きます。問題集は必ず中身を見て、自分の意志で1冊決めましょう。

解答説明の丁寧さや文字の見やすさ、問題の難易度など問題集には個性があるので、中身も確認せずネット通販で買うのは危険です。

また、問題集は全部の内容が身に付くまで、何周でもするようにしましょう。これは、解説を読んだだけで理解した気になってしまうことを防ぐためです。

もちろん全部を何周もするのはつまらないので、間違えた問題に正直にマークをつけ、それらの問題だけ解きなおすのがいいと思います。

③過去問を解いてラストスパート

問題集をマスターしたら、最終ステップとして取り組むものは志望校の過去問。これは遅くとも冬休みには始めましょう。

過去問を解くこと自体は至って普通のことだと思います。だから私がここで強調したいことは大学ごとに異なる問題傾向を掴むことです。

各大学には頻出分野があり、受験本番でその分野が出たとしても、前もって知っておくだけで気持ちに余裕ができます。また合格者の得点率や問題形式も大学や学部ごとに様々です。

過去問を解いて終わりにするのではなく、是非過去問を「研究」してみて下さい!もちろん問題の復習もお忘れなく……!

おわりに

いかがでしたか?たくさんの問題を解くことも重要ですが、それより自分で解ける力をつけることの方がもっと重要です。退屈だとは思わず是非試してみてください。

おわりに

参考になる勉強法があったら、是非自分の勉強に取り入れてみてくださいね。

次回もお楽しみに!




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