過去問はいつから使えばいい?過去問の使い方を徹底的に教えます!

はじめに

高3の皆さんはいよいよ入試本番前……!

そして高2のみなさんはそろそろ受験勉強をはじめないと……!

しかし、「受験勉強において過去問は大事だぞ」という風にはいわれているけれどどうすればいいのかわからない、そんな人が多いのではないでしょうか。

今回は、その悩みにお答えします!

これを読んで、過去問の扱い方を心得てください。

過去問を使う理由について詳しくまとめた記事も合わせてご覧ください。

過去問は受験勉強の羅針盤。過去問が成績を上げる理由を解説!

2020.09.21

1.過去問の重要性

まず、「過去問がなぜ重要なのか」ということを簡単にお教えします。

『過去問は、現時点から大学入試合格までの距離を教えてくれる!』

過去問を解いてみて、そして答え合わせをして、ざっと点数を概算して合格最低点と比較してみると、どんなことが分かるでしょうか。

「全然点数が足りない・・・・・・」、となる方が殆どだと思います。

今の自分にはまだ大学入試に合格するための能力が足りないことが分かります。

しかし、それは言い換えると「大学合格のために現時点で足りないものを正確に表している」ということ。

自分に何が足りなくて、どういう練習が必要なのか。

過去問はそこまでを正確に教えてくれるのです。

「模試じゃダメなの?」と思った方。

模試はあくまで模擬試験です。

実際に大学入試に過去にでた問題の方がより信憑性があるのです。

『過去問は大学からの唯一のメッセージ!』

過去問というのは大学側が『こういう学生に来てほしい』と暗に言っている、唯一のメッセージなのです!

単なる過去の大学入試の問題、というわけではありません。

例えば「マーク式の問題が多く、合格最低点が高い」「記述式の問題が多く、合格最低点が低い」という表面上の情報だけではありません。

それぞれ、「マーク式の解答が完璧にできる、ミスの少ない人」「難しい記述式問題がいくつかある中で解ける問題を見つけて解くことができる、冷静さと適応力のある人」を大学は求めていると言えるのです。

『過去問はモチベーション維持効果抜群!』

以上のように、過去問を解くことで「なるほど、自分にはここが弱くて、合格のためにはここを鍛えないといけないのか!」「なるほど、大学はこういう問題が解ける人間をほしがっているのか!」ということが分かるでしょう。

こうした目標を明確に定めることは何に繋がるか。

「よし、それなら頑張ろう!」という気持ち、つまりモチベーションの維持に繋がるのです。

逆に、何を目指して勉強しているのか分からないという状態は、勉強のモチベーションを大きく低下させます。

目標が明確になることで、合格までの道筋が見えるようになり、勉強に身が入るようになるのです。

それでは実際の使用手順について見てみましょう。

2.過去問の使用手順

■Preparation!!必要な点数を確認しよう!

まずは「自分がその試験を当日受けたとして、何点取れば合格していたか」を計算します。

その点数がこれから自分が目指す点数であり目標です。

この「合格最低点」は赤本など過去問を掲載している冊子にも書いてある場合が多いですが、注意が必要。年によって変動したり、また「標準化(年による変動を無くすための点数調整)」がされていたりします。

様々なwebページや資料を使って信頼のおける点数を調べておきましょう。

Attention! 目標点数は高めに設定!

対策を立てる上で目標点数は合格最低点よりも高めに設定しましょう。

最低点ギリギリを取れる実力では、試験当日のコンディションや問題との相性によって合格最低点を下回る可能性もあるからです。

■Practice!!時間を実際に計って解答!

では、実際に解いてみましょう、この際注意してほしいのが、必ず「時間を計ること」。

「練習だししっかり考えて答えを出す方が優先度が高いのでは?」と思うかもしれません。

しかし、「じっくりと考える体験」は、別の問題でも出来ますし2回目を解く時でも可能です。

しかし、「初見で時間制限の中解く体験」は一問につき一度きりです。

まずは時間を厳密に計り、出来る限り試験場と同じ条件のもとで力を試しましょう。

Attention! 演習ノートを作れ!

過去問を解く際は、必ず「過去問演習ノート」を作ってそこに書くようにしましょう。

ルーズリーフに書いてバインダーにまとめてもよいですが、とにかく過去に解いた記録を残して後で確認できるようにしましょう。

■Perfection!!足りない部分を復習!

解き終わったら、模範解答を参考に答え合わせをしましょう。

英作文や数学の部分点など点数を付けるのが難しい問題は学校の先生や予備校の先生に採点してもらいましょう。

この際、初めに確認した目標点数と自分の点数を見比べれば、「合格するにはあと○○点必要」ということが分かり、さらに「最低でもこの問題は出来ないといけない」ということも分かるはず。

自分が出来なかった問題を中心に、必ず復習もしておきましょう。

Attention! 演習まとめノートを作れ!

自分が間違えた問題となぜそれが解けなかったのか、そしてそれに対する解法をまとめておきましょう。

本番直前にそうした「自分の弱点」をまとめたノートがあると、非常に助かりますよ。

3.過去問のよくあるQ&A

■過去問5カ年分を買ったのですが、どの年度の問題をやればいいのですか?

最も新しい、前年度の問題は残しておき、前々年度以前の問題を解きましょう。

5年前の問題でもいいですが、5年前だと少し傾向が今とは変わっている可能性があるので、出来るだけ出題年の若い問題を解きましょう。

前年度分を使うのもいいですが、前年度分は直前期の最後の力試しに残しておいたり、学校や予備校での演習で使い徹底的に学習したりと、傾向を知るため以外の大切な扱い方をすることをオススメします。

過去問をどの年度から解くかについて詳しくまとめた記事も合わせてご覧ください。

【受験生必見】過去問は古い方から?新しい方から?どっちから解くのがおすすめ?

2022.05.01

■まとまった時間が取れないのでなかなか過去問に手が出せません。どうすればいいですか?

過去問は科目別に解いても構いません。また、出来るだけ避けたいですが大問別に分けても構いません、しかし、必ず問題演習・答え合わせ・復習の3ステップはまとめて時間を取るようにしましょう。

また時間の見積もり方としては、復習する時間は解く時間と同じくらいとれば良いです。

ですので、問題を解く時間を2倍すれば「その問題を完全に消費できる時間」が求まります。

例えば制限時間が1時間の問題は、復習の1時間を合わせて2時間、となります。

■志望校がたくさんあって、どの大学の過去問から手をつければいいのか分かりません……。

とりあえず志望校のリストを作りましょう。

そして第一希望から第二希望、第三希望……、と順位付けをしましょう。そして上から順番に解いていきましょう。

過去問演習はなにせ時間がかかるので、自分の持つ時間との相談になります。

必ず志望順に効率よくこなしていきましょう。

また、その場合は各大学のノートを作っておきましょう。

ノートを分けておくだけでも各大学の対策を効率的にまとめることができます。

■そもそも志望校が決まっていないのですが、どの大学の過去問を解けばいいですか?

まず、自分の中で決まっている「確定事項」と、悩んでいる「未確定事項」を羅列しましょう。

例えば、「確定事項:国公立、理系、東京付近 未確定事項:理学部or薬学部」などという風に羅列すれば、ある程度思考がまとまり、志望校は絞られます。

その後は「こんな大学を目指しているのですが、どういう大学がありますか?」と学校の先生や予備校の先生に頼って尋ねてみるのもいいですね。

■実際に過去問を解いてみたら全然できなかったのですが、第一志望を変えた方がいいのでしょうか?

基本的に「レベルが高いから」という理由で第一志望を変えるべきではありません。

センター試験受験後から願書提出までの期間でも志望校は変えることができます。

「高い目標を目指す」ことは、何よりのモチベーションですから、出来るだけ最後まで志望校は諦めずに勉強を続けましょう。

しかし、「出題方針が全く違う大学を第一志望にしたい」という場合のみ、勉強の方針を大きく変更する必要があるため、第一志望を変えるのも仕方がないでしょう。

おわりに

いかがでしたか。

「過去問を解かないといけない」ということは皆が知っていること。

それを実際にやるかやらないか、またいかに効率的に過去問を利用するか、ということで他の受験生と差がつくのです。

過去問の重要性を理解し、使用法を心得て、あとは実践あるのみ!頑張ってください!

二次直前の国語の過去問の使い方について詳しくまとめた記事も合わせてご覧ください。

国語過去問の使い方~国立二次直前期~

2020.09.26



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