難関大合格者が実践していた受験ノート・授業ノートの作り方と使い方とおすすめのノート

難関大合格者が実践していた受験ノート・授業ノートの作り方と使い方とおすすめのノート

高校三年間でいつもそばにいる相棒…それはノートです!

自分の勉強の全てが詰め込まれるものですよね。

だからこそ、様々な工夫をして、どんな参考書よりも役に立つものにしたいです。
そこで今回は難関大合格者が実践していた受験ノート・授業ノートの作り方と使い方をお教えします!

ノート作成時の4つの基本ポイント

まずはノートを作る上で絶対に押さえておいて欲しい、基本ポイントを4つ紹介します。

ポイント①:フォーマットを揃える。

フォーマットを揃える
予習時には見出しを書き、文頭を揃えましょう。それだけでどこにどんな情報が書いてあるのかが一目瞭然です。
また、予習、板書の場所を決めておくと統一感のあるノートが作れます。
また、あらかじめ余白を作っておくと、メモしやすくなるのでオススメです。

ポイント②:コピーを利用する。

コピーを利用する
本文や図を書き写すのは案外大変です。
英語や古典の予習にはコピーが便利なので、上手に利用して時間短縮を心がけましょう。
また、数学の演習の授業でも、あらかじめコピーした問題を貼っていくことで、雑然としたノートになることを防ぐことができます。

ポイント③:積極的にメモする

積極的にメモする
予習時の疑問点、授業時の板書以外の先生の話や気づいたことなど、とにかく全てメモしておきましょう。授業内容をもっと深めることができます! 
他にも、教科書、資料集で参照したページを書いておけば、復習するときにすぐチェックできて便利ですよね。

ポイント④:色ペンを使い分ける

色ペンを使い分ける
赤は板書の重要単語、青は自分で見つけたポイントなど、あらかじめルールを作っておきましょう。
また、特に穴埋め型のノートでは、穴埋め部分を赤で書くようにすると、後から赤シートで隠してチェックできるので、重要単語のチェックに最適ですね。

高校3年生は『問題演習ノート』と『まとめノート』を作ろう

高校3年生のみなさんは今、試験に向けて問題演習などの本番を意識した対策をしている段階かと思います。

その時に、問題をただ雑紙に解いて捨てるという勉強をしていませんか?
それではせっかく解いた問題もいずれ記憶から忘れさってしまいます。

そこでオススメするのが『問題演習ノート』

本番まで残り少ない時間で解ける問題数は限られていますが、このノートを作れば一問一問を無駄にしないで済みます。
解いた問題は自分の中に蓄積されていき、成績は最後まで上昇していくことでしょう!

また、問題演習を進める中で、苦手な分野や、まだ覚えきれていない単元も出てくると思います。
その時には、『まとめノート』も作ると良いでしょう。

まとめノートとは、あなたの苦手や不安定な分野の知識をまとめるノートです。
どんな参考書よりもあなたにとって必要な情報がまとめられているので、最後に最も頼りになります。

問題演習ノートの作り方

演習用ノート

ポイント①:見開き2Pで一つの問題を解く

もったいないからと、ノートに詰め詰めで書くのはNG。見開き2Pで1問の構成がオススメ。のびのびと書けるのでしっかり思考の跡が残せますし、十分な余白ができるので、後からでも見返しやすいノートになります。

ポイント②:間違えた箇所は消さずに残しておく

間違えた箇所こそ成績アップのために必要不可欠です。間違えた箇所は消さず、間違えた箇所の近くに、なぜ間違えたのか、どうすれば良かったのかを丁寧に分析し、言葉でまとめておきましょう。また、正答、(あれば)別解もきちんと書くようにし、理解するようにしましょう。

ポイント④:解いた時の情報をメモしておく

問題を解くのにかかった時間、手応え、復習の必要性をしっかりメモしておきましょう。復習する時の優先順位が決まりますし、自分がどんな問題に弱いのか把握する材料となります。

問題演習ノートの効果的な使い方

模試や入試の前日の夜に。

模試や入試の前日の夜こそ問題演習ノートを開きましょう。手応えのなかった問題や、解けなかった問題を解き直すことで、効果的に自分の苦手を潰すことができます。
また、復習する問題が多い時は、問題を読んで解答を自分の頭の中で思い浮かべるだけでも良いでしょう。方針があっていればOKです。

テストや問題演習で類似問題が出た時に。

以前も同じような問題を解いたことがあると思った時、ぜひノートを開いてください。そして、二つの問題の解答の共通点と相違点をはっきりさせましょう。
共通点は他の問題を解くときにも応用可能な思考の核になります。
相違点はその問題特有の条件で、当然問題ごとに異なりますが、一つ一つ理解していけば、どんな問題にも対応できる柔軟性が磨かれていきます。

一定数問題を解き終わった時に。

ある程度問題演習が済んだら、一度解いた問題を見直してみましょう。そして、自分が犯した間違いを分析してみましょう。
すると、例えば式変形をする時にケアレスミスを犯しがちだとか、この単語の訳に毎回手こずっているとか、自分ならではのミスのパターンが見えてくるはずです。
それをしっかりと把握し、対策を練っていくことで成績アップが望めます。

まとめノートの作り方

まとめノート改

ポイント①:自分に必要な情報だけをまとめる

教科書や参考書、授業ノートから、自分に抜けていた情報のみをピックアップしてまとめましょう。
決して教科書を写すだけになってしまってはいけません。それは自己満足に終わるからです。

ポイント②:覚える優先順位をつけて色分けする

特に大切なものは赤、すでに覚えているけれど重要なものはオレンジと、色分けで単語の重要度がわかるようにしましょう。
また、赤シートで隠せるように暖色系の色を使うと後で単語チェックをする際に役立ちます。

ポイント③:自分の覚え方の工夫を書いておく。

自分で作ったゴロや覚え方のポイントなど、積極的に覚え方を工夫して書いておきましょう。
また、その単元で特に何が苦手かをまとめておくことをオススメします。
後で見返す際の参考になりますし、苦手なものが自覚できれば、解決するのも早くなりますよ!

ポイント④:図や絵を多用し、視覚的に覚える

ただ文章をまとめるだけでは折角のまとめノートが勿体無いです。
積極的にグラフや図を書いたり、コピーを使ったりして視覚的に楽しいレイアウトにしましょう。

まとめノートの効果的な使い方

試験直前の10分間に最後の復習を。

試験直前は試験科目の教科書や単語帳を開いて漠然と眺めるのではなく、まとめノートを開きましょう。
特に自分が苦手なページを10分間でしっかり見直すことです。
赤シートで重要単語を隠してチェックし、かつ丁寧に読み込んで流れを頭に叩き込み、最後の総整理をして試験に臨みましょう。

通学中などのスキマ時間に。

通学中などのちょっとした時間に単語帳などを使って勉強している人は多いと思いますが、そんな時こそまとめノートを使いましょう。
自分の苦手がまとめられているので、単語帳や参考書を読むよりも効率的に苦手分野の対策ができます。
また、スキマ時間に開くクセをつけることで、頻繁に苦手分野の勉強ができ、かなり早く覚えられるでしょう。

問題演習をしていて知識があやふやになった時に。

受験期は問題演習ばかりしますが、そのために基本的な知識の確認を怠ってしまいがちです。
特にやっと覚えた苦手分野の知識は、その後復習しないために忘れてしまったという残念な事態が起こり得ます。
そこでまとめノートでこまめに確認しましょう。忘れたら潔く覚え直すことが大切です。それは闇雲に問題を解くよりもはるかに効率的で、即効性があります。

高校1・2年生は『授業ノート』をきっちり作ろう

授業の板書をとるだけがノートではありません。

きちんと予習をして、板書を取り、かつ工夫して更に情報を盛り込むことで、自分だけの最強のノートが作れます。

逆に適当に済ませていては、定期テスト前に苦労するだけです。
実際に難関大に合格した先輩の授業ノートを見て、ノート作成のポイントを確認していきましょう。

実際の先輩の授業ノート(穴埋めノート編)

①穴埋めは赤ペンで

穴埋めは赤ペンで書き込みましょう。穴埋め語句は重要単語であることが多いです試験前に赤シートで隠せば単語チェックに役立ちます。
また、そのほかで大切な語句は青ペンで書くなど、色分けのルールが使えるとさらに綺麗なノートになりますね。
蛍光ペンで文字を書くのはやめておきましょう。というのも、蛍光ペンのインクはは日光にあたるといずれ消えてしまうからです。

②流れをメモする

穴埋めノートは、大切なことだけかかれていて、他のことばは削ぎ落とされている事が多いです。
これでは、後から見返したときに確かに重要語句のチェックは早いのですが、どんな流れだったかが思い出し難いです。
したがって、自分で言葉を補うようにしましょう。すると、つながりがハッキリしてかなり使いやすいノートになります。

③疑問点をメモ

疑問点を必ずメモしておきましょう。授業中は先生の話を聞くので忙しいと思いますが、授業が終わってから、出来ればその日中に解決するようにしましょう。
先生にすぐに質問に行く癖をつけておけば、短時間で効率よく疑問が解消されるのでとてもオススメです。
気が乗らないという人もちょっと勇気を出して頑張ってみましょう。

実際の先輩の授業ノート(翻訳型ノート編)

①板書を詳しく書き込む

先生が話したことや板書を詳しく書き込むことで、授業の内容が後からでも鮮明に思い出せます。
その際には混同しないようにするため、板書とそれ以外のメモは分けて書くようにしましょう。
そのためにも、予習時にあらかじめメモコーナーを作っておくと良いですね。
このノートでは右ページ右側がメモコーナーで、青ペンで先生のコメントを、黒鉛筆で自分のコメントを書いています。

②自分で調べたことも積極的に書き込む

積極的に授業中(復習中)に自分で辞書などで調べたことも書き込みましょう! 
このノートでは、授業中に同じ意味を持つ異なる単語を調べて余白に書き込んでいます。
また、社会科目や理科科目では分野間で関連事項がたくさんあるので、自分で調べたことをどんどん書き込んでいくことで分野間のつながりがわかる最高のノートが作れます!

③復習は本文と訳を交互に

翻訳型ノートは復習するときに工夫がききます。まずは訳を隠して本文を和訳してみましょう。そして本文を隠して自分の訳から英訳してみましょう。
これは、本文のポイントがしっかり理解できているかのチェックになりますし、何より英作文の練習にもなりますね! 
そして最後に繰り返し音読をしましょう。これで授業で扱った文章を余すところなく勉強できます!

受験ノート・授業ノートを作るとき、おすすめなのが『ツイストノート』

ここまでシーン別のノート術をご紹介しましたが、肝心のノート選びはどのように行えばよいのでしょうか?

受験ノート・授業ノートを作るときにおすすめしたいのが『ツイストノート』です。

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ツイストノートはLIHITLAB.から発売されているリングノートの進化形ともいえるノートで、普通のノートに比べて受験ノート・授業ノートを効果的かつ効率よく作成することができます。

ツイストノートのここがすごい!

ポイント①:ぺージの差し替えができる

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最大のポイントは、リングノートなのにページの差し替えができることです。
一般的なルーズリーフバインダーと同様、学校に一冊だけ持って行き、帰ってから教科ごとに分冊したり、復習ページを追加したりと自由自在です。

ポイント②:ルーズリーフなのに薄いから持ち運びが便利!

一般的なルーズリーフバインダーに比べて、ツイストノートは、特にとじ具が薄いため非常にコンパクトで軽いのが特長です。また、リングノートのように容易に360度回転できる点も大きな長所の1つとなっています。

アセット 2@4x-100

ポイント③:サイズも種類も豊富なリーフのバリエーション!

ツイストノートで使える専用リーフは、セミB5、A5サイズならA罫・B罫に加えて、方眼罫や無地の4種類。サイズも一般的なセミB5サイズから小さいA6サイズや単語帳サイズまでと、豊富な品揃えがあり、必要に応じて使い分けることができます。
アセット 3@4x-100

ポイント④:充実のラインナップ!

普段使いに便利はB5サイズ以外にも、単語の暗記に便利なツイストワードノートやB6サイズ・メモサイズなど様々な大きさがあり、目的や用途によって使い分けることができます。

サイズ 商品 価格
(税別)
セミB5 N-1608 320円
A5 N-1658 300円
B6 N-1669 270円
A6 N-1664 230円
メモサイズ N-1661 190円
ツイストワードノート
(単語帳)
N-1623 280円

ツイストノートを利用した超効率ノート術

ツイストノートを利用して、今回紹介したノートの作り方を応用すると、さらに勉強効率の高いノート術、ひいては勉強術となります。
ここではツイストノートを利用した具体的なノート術を紹介します。

ノート術①:授業用ノート(翻訳型)からオリジナル単語帳を作る!

英語や古典などの授業用ノート(翻訳型)作成の際に、単語を単語帳サイズのツイストワードノートに書き出して挿入しておくと、授業を受けながら単語の暗記が効率よくできるだけでなく、覚えきれていない単語のみを抜き出して1冊にまとめると、オリジナルの苦手単語帳がすぐにできます!

アセット 4@4x-100

ノート術②:別解や応用問題、新しい用法の追加

まとめノートや問題演習ノートを作成後に、模擬試験や過去問の勉強をしていて発見した別解や追加情報などは、小さいB6サイズなどにまとめて追加することによって、まとめノートを効率的にパワーアップさせることができます!

アセット 5@4x-100

ノート術③:苦手対策ノートを作る!

問題演習ノート作成後、正答できなかった問題を抜き出してまとめなおすと、苦手対策ノートとなります。できるようになったら問題演習ノートに随時戻し、苦手対策ノートを常に持ち歩くようにすると、スキマ時間に効率的に苦手対策ができるようになります!

アセット 7@4x-100

ツイストノートを使った現役東大生の感想

東京大学1年 T.K.
ノート作成は、「勉強している感」は得やすいですが、その方法次第で効率は大きく異なります。「長時間勉強しているのに全然成績が伸びない」という方は、ノートを作るだけで満足してしまっていないか、ちゃんと頭に入っているか振り返ってみてくださいね!

まとめ

たかがノート作りと思うかもしれませんが、されどノートです。

ノートにはみなさんの勉強したことが全て詰まっています。
普段の授業から、入試本番まで、常に最高のノートとともに勉強出来るよう、この記事を参考にしてノート作りに励んでください!




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