はじめに
東大と聞いて多くの人がまず思い浮かべるのは赤門ではないでしょうか。
東大に入学したら毎日赤門を通るんだ!と思っている人もいるかもしれませんが、実は東大はいくつかキャンパスに分かれていて、1年生は皆駒場キャンパスというところに通うことになります。
赤門があるのは2年生の後期から行く本郷キャンパスなので、1年生にはあまり馴染みがないのです。
ということで、今回は1、2年生の通う駒場キャンパスと後期課程で通うことになる本郷キャンパスを紹介します!
目次
駒場・本郷キャンパスの概要(アクセスやキャンパスマップ)
東大には本郷キャンパス・駒場キャンパス・柏キャンパス・白金台キャンパス・中野キャンパスの5つのキャンパスがあります。
今回はその中でもほとんどの人が行くことになるのが、今回紹介する本郷キャンパスと駒場キャンパスです。
東京大学 本郷キャンパス
■キャンパスマップ
■アクセス
本郷三丁目駅(地下鉄丸の内線) 徒歩8分
本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線) 徒歩6分
湯島駅又は根津駅(地下鉄千代田線) 徒歩8分
東大前駅(地下鉄南北線) 徒歩1分
春日駅(地下鉄三田線) 徒歩10分
■在籍学生
法学部・医学部・工学部(一部を除く)・文学部・理学部(一部を除く)・経済学部・教育学部・薬学部
東京大学 駒場キャンパス
■キャンパスマップ
■アクセス
駒場東大前駅(京王井の頭線) 徒歩1分
■在籍学生
教養学部前期課程(1.2年生)・理学部数学科・教養学部後期課程
基本的には1年生から2年生の前期までは全員駒場キャンパスに通い、学部進学後に殆どの学生が本郷キャンパスに通うようになるというようになっています。
1、2年生がメインの駒場はエネルギッシュで比較的賑やかな一方、本郷は学問に専念する3年生以上の学生ばかりなので落ち着いた雰囲気であるといえます。
各キャンパスの見どころ!
本郷キャンパスの見どころ
- 充実した施設
- 観光名所が多い
本郷キャンパスの魅力は何といっても様々な施設があることです。
特に専門課程に進み最先端の研究をしている学生が多いため、本郷にある総合図書館や各学部の図書館に所蔵されている本は膨大な量になっています。
学問をするには最適な環境と言えるでしょうね。
また、食堂やカフェ、売店も駒場キャンパスよりも多くなっています。
本郷キャンパスには加賀藩前田家の大名屋敷の名残として知られる赤門や三四郎池といった貴重な歴史的建造物や秋の銀杏並木など美しい自然が多く、キャンパスを見渡してみると外国人観光客や観光ツアー客の姿が見受けられます。
本郷キャンパスを訪れた際にはそのようなところにも注目してみると面白いはずです!
駒場キャンパスの見どころ
- 駅から近い!
- アクセスがいい!
駒場キャンパスは駅を出ると目の前にあるのでとても便利です。
授業開始ギリギリに到着する電車に乗っても意外と間に合ったりすることも…
駒場東大前駅は渋谷駅と下北沢駅の間にあるので、学生の遊び場には困りません。
特に渋谷は徒歩20分くらいで行けるため、気軽に昼ご飯を渋谷まで食べに行くことも可能です!
【豆知識】東大では受験会場が文理で違う
東大の二次試験は文系は駒場キャンパス、理系は本郷キャンパスで行われます。
本郷キャンパスへはいくつかアクセスルートがありますが、受験生の多くは東大前駅から行く人が多いので、当日の朝は東大前駅はとても混雑しています。
可能な限り時間に余裕をもっていくか、他の駅から行くことも考えたほうがいいでしょう。
地方から受験する人は理系は本郷三丁目駅へのアクセスが良好な池袋の、文系は駒場東大前駅に近い渋谷のホテルを予約する人が多いようです。
また、受験会場になる教室は志望科類によって異なり、座席は名前順となっています。
教室によって環境が全く違い、椅子が硬い・解答用紙が収まらないくらい机が小さい・スピーカーがボロすぎてリスニングが聞き取れないといった劣悪な教室もあるのでそこに当たらないように祈るしかありません。
スピーカーがボロい教室に当たってしまったときに備えて、家でリスニングの勉強をするときはスピーカーに毛布をかけてわざと音をくぐもらせて流してみてもいいかもしれません。
おわりに
いかがだったでしょうか。本郷キャンパス・駒場キャンパスどちらも大学生活を豊かにしてくれる素晴らしいキャンパスです。
筆者としては「百聞は一見に如かず」ということで、実際に見に行ってみることをオススメします!
オープンキャンパス等のイベントはもちろん、普段からキャンパスは一般開放されているので気軽に訪れられます。
5月には本郷キャンパスで、11月には駒場キャンパスで文化祭が行われるので、訪れてみると東大の雰囲気も実感できるでしょう。