東大生が実践したリスニング勉強法で英語リスニングを得点源に

東大生が実践したリスニング勉強法で英語リスニングを得点源に

リスニングを得意にすることで英語が得意になる

この記事はリスニングの勉強法を紹介することが目的ですが、まずはリスニングの勉強が英語全体にもたらす影響について書きます。

英語とは紛れもなく1つの言語であって、多くの人が話し、聞き、読み、書いていますね。日本人はやたらと「英語=試験」と捉えがちで、配点が低いリスニングは軽視されがちですが、リスニングを勉強することで僕の英語力がアップした経験はたくさんあります。

例えば、リスニング力を鍛えるために音読をすることでスラスラ英文を読めるようになり、長文を頭の中で読む速度がとても速くなりました。また、繰り返し読むことで本文中の単語や熟語も暗記できました。それ以外にも、発音が上手くなることで「発音アクセント」で失点がなくなり、実際に外国人と話す際も英語がスラスラ口から出てくるようになりました。

このように、リスニングを勉強するためのアプローチは、巡り巡って英語力全体にいい影響を与えるんです。このことを理解せずに「面倒くさいな」と思いながらリスニングの勉強をしても長続きしませんよね。

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苦手な人が感じるリスニングの難しさ

僕は比較的英語が得意でしたが、リスニングだけはなかなか思うように得点できませんでした。記述模試で出題されたリスニング問題では、悪ければ3割、番号を選ぶ運次第で6割という感じでした。

当時の僕は、英文を聞いている時頭の中でこんなことが起きていたのです。

「英文が頭を流れたらどうしても和訳してしまって、次の英文に集中できない!!!」

皆さんも経験ありませんか?単語が耳に入ってくるものの、文をまとめて理解しようとするとどうしても和訳してしまい、英文に追いつかないという経験。これに気づいた僕は、高校3年に入る春休みごろから本格的にリスニングの勉強をはじめました。そしてこれから説明する勉強法を実践して、最終的にはセンターリスニング満点、東大リスニングも平均8割は得点できるようになったんです。

リスニングが苦手な理由は何か?

僕のリスニングが苦手な理由は「和訳をしてしまい英文に集中できなくなるから」でしたが、まずはこのように自分がリスニングに苦手意識を感じている理由を考えることが大事です。

例えば、知らない英単語が次々と流れてきても理解ができないのは当然ですよね。しかし、リスニングが苦手な人の多くは単語力で引っかかっている可能性があります。例えばセンター試験レベルなら、筆記と同じく1000語は最低でも暗記しないと太刀打ちできません。2次試験では、大学によって差はあるでしょうが、2000語程度暗記していないと楽に理解するのは厳しいでしょう。

そのほかにも、普段から長文読解の練習をしていないといけませんよね。例えば東大のリスニングでは5分程度の英文が3つ流れます。これだけの量を理解するには、長い文章を読む集中力や、文章構造を瞬時に把握する力が必要になりますね。

東大生が実践した大学受験リスニングの勉強法とは

僕の中では、リスニングの勉強には次の5つのアプローチの仕方があると考えています。

 1.文章の精読
 2.英文を読みながらの音読
 3.音声で理解できる/できないの分析
 4.シャドーイング
 5. 2倍速音読

これらをそれぞれのレベルで重視するものを変えることで、リスニングの力をあげることができます。ここで気づいてほしいのは、「自分の解答の正誤は関係ない」ということです。リスニングの勉強では、本文自体を聴きながら理解することが目標なので、初めは理解できない、つまり問題が解けてなくてもいいんです。それでは、それぞれの項目の説明、注意点を書きます。

1の文章の精読とは、本文を可能な限り理解することを心がけて読むことです。リスニングは本文が理解できていないとなかなか伸びません。そのため、辞書をあまり使わなくてもある程度理解できるレベルの文章を選ぶことが重要ですね。

2の英文を読みながらの音読は、とりあえず本文を声に出して読むことです。ネイティブのモノマネをするように「かっこよく」音読しましょう。カタカナ英語で音読しても、リスニング力をあげることはできません。

3の音声での分析は、音声を聴きながら理解できない箇所を確認することです。例えば、「プリラップ」と聞こえる英文が理解ができないなら、本文にチェックをつけます。これが「put it up」であるとわからなかった理由をしっかり書き込みましょう。この作業がリスニング力をあげる上でかなり重要になるので、なんども音声を聞いて理解できる/できないを分析してほしいですね。

4は一般的なシャドーイングですね。音声を聴きながら英文を見ずに音読します。しかし、難しいようでしたら本文を見ながらでも構いません。ここで大切なのは、「音声が流れる速度で発音できるようになる」ことですので、自分のレベルにあった勉強法を選んでください。

5の2倍速音読は僕の一押し勉強法です。walkmanなどで音源を2倍速にし、流れる英文と同じ速さで発音できるように練習をします。これはもっとも難しいやり方ですが、この練習をすることで発音を英語らしくし、速読力を高めることもできます。リスニングの勉強以外にも、英単語の暗記にも応用できるやり方ですので、ぜひチャレンジしてください。

1〜3の大きな目的は「英語を英語で理解すること」であり、かつての僕のようにわざわざ英文を頭の中で日本語に訳すことをやめることを意識していました。4、5はハイレベルな勉強で、「より難しい英文をより速く理解する」ことを目的として行なっていました。

センターリスニングの勉強法

センターレベルで大切になるのは上の項目のうち1〜3です。センターリスニングはそこまで内容が複雑ではないので、少々長くても理解できる集中力と英文を日常的に聴くことを意識していれば大丈夫です。

2次試験でリスニング課されない人はあまり時間を割くことが難しいと思いますが、1日15分だけでも音読をする習慣をつけてください。音声CDが付いていない場合は2までで構いませんが、音読の際は少しずつ速く読めるように意識しましょう。

難関大のリスニング勉強法

一口に「難関大」と言っても、リスニング問題の形式にはたくさんの種類がありますね。例えば東大では、基本的にマーク形式で英文は3本、設定は講義や会話などが主で、扱われる題材もやや難しいことが多いです。大学によってはディクテーションがあったり、読解問題のように理由や説明をかくものもありますので、自分の志望校がどんな形式で出題するのかを確認しておいてくださいね。

いずれにせよ難関大学のリスニング問題は英文が長いのが特徴です。しかし、問題は段落のまとめに当たるものや、誰かの意見、用語の説明などが多くなります。そのため、普段から論点の整理をしたり、誰がどんな意見を言っているのかをメモしておく練習も必要になってきます。

したがって、上記の項目の4、5でより素早く英文を理解できるようになることが肝心です。センター試験と違い英文全てを理解することはほぼ不可能だと思いますが、一早く重要なセンテンスを発見し、メモできるようになるまで練習しておきましょう。センター試験とは違い、「理解→論点整理」と二段構えになっている点が難しいですが、理解速度を高めることで論点整理に当てる時間や労力を増やすことができます。

リスニングは3ヶ月程度かけて毎日音読やシャドーイングをすることで案外高得点を取れるようになります。難関大のリスニングを受験する方は、ぜひ早い段階からの対策を行なって周りの受験生に差をつけてほしいです。

英検やTOEICリスニング、本場の英語へ

もちろん、この記事を読んでいる受験生には第1志望に合格して、大学生になった後も英語を学び続けてほしいと思っています。僕自身、現在英検1級合格に向けて勉強をしています。大学受験と検定などの英語リスニング試験の違いは、何と言ってもより自然な発音と題材の難しさがありますね。

大学受験では、本当にわかりやすく、聴きやすいように発音されているんです。皆さんはラジオやテレビで英語を聞いたことがありますか?本場の英語とはあのようにスピーディで、国によるなまりも存在し、聞き取りにくいものです。検定などの英語リスニングでは、そんな英語が流れてくるんです。

しかし、受験生の段階で一旦リスニングの勉強法を身につけておけば、努力次第でそんな英語も理解することができるようになります。大学生になったら、各国の留学生と話したり、もっとレベルの高い試験での合格を目指したりして、自分の英語力を高めてほしいです。そんな長い目で見た自分への投資という意味合いを込めて、この記事を読んでくれている方がリスニングの勉強に当たってくれると、とても嬉しいですね。

それでは、この記事で紹介する勉強法は以上です。読んでくれてありがとうございました。

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