【完全版】センター現代文で9割とるための勉強法・対策法

はじめに

私は文章を読むことも好きで、現代文は勉強しなくても点数が取れる科目だと思っていました。

しかし、2年の冬。センター試験の評論問題を解いてみると、はじめの漢字問題以外全て間違えて、10点という悲惨な結果を出してしまいました。
しかも自分では解けたと思っていたのにこの結果で余計に落ち込みました。

筆者が言いたいことを正確に読み取るのではなく、勝手な解釈をして頭の中で物語を作ってしまっていたのです。
このまま感覚だけで現代文を解き続けていたらセンター試験本番でまた同じような点数を取り、不合格になってしまうかもしれないと急に不安になって現代文の勉強をはじめることにしました。

このままではいけないと一念発起し、センター現代文で9割を超えられるよう試行錯誤し、最終的にはセンター本番で9割を得点することができました。
そこで今回は、センター試験・現代文で9割を得点するための勉強法・対策法を紹介します。

センター現代文の特徴

①1問1問の配点が高い

センター国語は、まず英語・数学と並んで配点が多い教科の一つです。
現代文と古典で100点ずつ。現代文は評論文と小説が50点ずつ、古典は古文と漢文が50点ずつで構成されています。

重要な特徴として、読解問題は配点が高いことが挙げられます。

漢字・慣用句など知識を問う問題は2~4点、内容理解の問題は7~8点が与えられています。したがって、読解問題では選択肢を選ぶときにとても慎重になる必要があります。

②出題内容は時事的なことも

センター現代文は世の中のトレンドにあった文章を選びます。過去の問題を解くのも大切ですが、今世の中で起きていることを知っておくことも大切です。
環境問題や、ネットリテラシーなどは少し知識を持っておいても良いでしょう。

③文章量が多く、素早く正確な解答が求められる

しかしいくら前提知識があっても、問題量が多いので問題を解くときは大変です。
昔のセンターは、文章量が少なめで問題数も少ないのですが、昨今の問題は文章の量がとにかく多く、80分(うち、現代文にかけられる時間は半分の40分とするとその時間)はかなり短い試験時間と感じるはずです。
センター現代文の問題はとにかく素早く正確に解けるよう心がけましょう。

短時間でセンター現代文の点数を伸ばすための勉強法

①まずは下地づくり

現代文の勉強と言っても何をしたら良いのか分からないという方も多いはず。
とにかくいろんな種類の問題を解いてそれぞれに合った解き方をマスターしたいですが、そんな時間もないでしょう。
そこで、最初はどんな問題でも絶対に意味がかわらない「語句」や「接続詞」を基本を学びましょう。

語句の意味を忠実に捉える力が、最も必要な下地づくりになります。この下地づくりに役立つ参考書は以下の2冊です。

ことばはちからダ!(河合塾)

『ことばはちからダ!』は現代文に頻出だがはっきりとは意味が分からない語句(パラドックス、抽象、概念など)が分かり易く解説されています。

今までなんとなく分かった気になって読み進めていた語句が正確に理解できるようになっただけで現代文が取り組み易くなった気がします。

勉強として気合いを入れて読むというよりも読書感覚で気軽に読み進められる本だったので私は電車の中や昼休みなどに読んでいました。

センター試験ではこれらの語句を説明しろという問題は絶対出題されないので、精読する必要はないと思いますが分かりにくいとこはもう一度読みなおすといいですよ。

生きる漢字・語彙力(駿台文庫)

『生きる漢字・語彙力』はただ漢字を覚えるだけでなく慣用句や四字熟語も載っているのでセンター評論の語句の意味を答える問題にも非常に役に立ちました。

赤シートがついていますが漢字は英単語や古文単語と違い、眺めているだけでは覚えられなかったので1周目は授業間の休みにひたすらかきまくって覚えました。

復習のときに赤シートを使うと良いと思います。約250ページ掲載されているので1日4ページでわずか2ヶ月で1周出来ます。定期的に書き取りテストをしながら、私は4周繰り返しました。

②文章の大筋を逃さない

現代文で最も大切なのは筆者が言いたいこと、文章のテーマを正確に読み取ることです。

自信を持って答えたのに間違っていたというような経験がある人は筆者ではなく自分中心で問題に答えているかもしれません。特にセンター試験は紛らわしい選択肢が多く、一つ間違うと別の話に誘導されて全問不正解になりかねません。

それを防ぐにはあくまで本文に書いてあることをもとに解答することが必要です。私は『上級現代文』を使ってそのトレーニングをしました。

この参考書は国公立2次試験対策のハイレベルな問題集だとされていますが、解説が非常に丁寧で分かり易いのでおすすめです。

記述もセンター試験も本文をもとにするという大前提はかわりません。むしろ記述の方が本文を言い換えて解答しなければならないので筆者の言いたいことの正確な把握が必要です。この言い換えのトレーニングがセンター試験の選択肢を選ぶ上で非常に役立ちました。

また、解答の根拠となる点や文章構成の解説も丁寧に書かれており、一人でも学習を進め易いです。300字ほどの記述もありますが、それは2次試験で国語がある人向けなので、自分の必要に応じて判断してください。

多ジャンルから厳選された問題ばかりなので読むだけでも大きな力になるはずです。

③センター現代文の対策をする

ここからセンター試験対策に入っていきます。おすすめで私も使用していたのが『船口のゼロから読み解く最強の現代文』。

まず、この問題集で読み方、解き方の基本を理解しましょう。
そして、それを解く際に実践できるようになるまで例題の問題演習を繰り返します。

ここで重要なのが、できなかった問題をできるようになるまで繰り返し解くということです。
答えを覚えてしまっているうちは繰り返し解いても意味がないので、1・2週間のブランクを開けて2回ほど繰り返でば良いでしょう。

④あとはセンター現代文の過去問でひたすら問題演習

現代文の問題の解き方がわかってきても、実際の制限時間の中でこれをやりきるには相当のトレーニングが必要です。
そこで最後は、センター現代文の過去問でひたすら問題演習を行いましょう。
時間を意識して解くには、過去問が最適です。

センター現代文で9割取るためのコツ

①よーい、どん!で本文から読んだらその時点でアウト。

まず、いきなり本文を読み始めるのではなく、問題文に目を通します。そして、何が問われているのかをざっくり把握します。

何でこんなことをするかというと、問われている箇所を読む際にも意識して欲しいからです。

逆に言えば、問題で問われていない箇所はさらっと読み流せばいいのです。
もはや読む必要がない部分すらあったりします。これは時短にもつながります。

②二項対立に注目する

この二項対立は入試現代文の定番です。8割の問題はこれで解けるといっても過言ではありません。
ほとんどの文章は、「アメリカは積極的だけど日本は消極的である。というのは・・・」というような、二項対立の文章です。

最初の1,2段落くらいの間で対比関係を押さえられるかどうかが合否を分けます。つまり、対比関係をおさえておかないと、文章が読めていない、ということになるからです。

対比関係が見つからなかったときは、同じことを表現を変えながら何度も言っている文章の可能性が高いです。その場合には、同じことの言い換え表現を辿っていきましょう。

③内容を理解しようとするのではなく構造を理解することを常に意識

現代文が解けない人の特徴に、内容を理解しようとする点が挙げられます。(私もそうでした。)

ですが、内容の解釈なんて人によって違いますよね?それを統一して問題にしようなんて意地悪なことを出題者は考えていません。出題者が知りたいのは、文章全体の構造を理解できるかどうかです。

だから読んでいて内容がわからない箇所があったら読み飛ばしてもいいのです。だいたい後からわかりやすく説明してくれていますし、そこで立ち止まっていては制限時間が終わってしまいます。

それよりも、これから説明する因果関係、対比関係、イコール関係を理解することを常に意識しましょう!

接続詞に注目して、逆接(対比関係)、順接(イコール関係)、因果関係を押さえる
接続詞には主に3種類あります。逆接と順接と因果関係です。

逆接の接続詞は、その前後に対比関係を作り出します。(けれども、だが、しかし、ところが・・・など。)

一方、順接の接続詞はその前後にイコール関係(同じことの言い換え)を作り出します。(つまり、要するに、すなわち・・・など。)

因果関係の接続詞は、その前後に原因と結果の関係を作り出します。(だから、そして、なぜなら・・・など。)

また、接続詞ではないけれど、前後に対比関係を作り出す表現もあります。(一方で、それに対して、付け加えて・・・など。)
本文を読みながら、これらを○で囲んだり⇔をつけたりして視覚的に構造がわかりやすい文章にアレンジしていきましょう!

センター現代文の選択肢の絞り方のコツ

最後にセンター現代文の選択肢の絞り方のコツをご紹介します。
これを知っているだけでかなり楽になるので、是非使ってみてください!

本文に書いてないことが入った選択肢は×

当たり前と思うかもしれませんが、意外と落とし穴です。特に、読みながら内容を推測してしまう人は書かれていないことを想像してしまうので要注意です。

よくセンターでは、一般常識的なことが選択肢に書かれていて、そのまま選んでしまって間違えるというパターンがあります。

極端な例を出します。たとえば、選択肢に「他人の物を勝手に盗ってはいけません。」というものがあったとしましょう。明らかにこれ、「正しいこと」ですよね。
でも本文にその記述がなければ、それは正解とはいえないのです。

極端な表現が入った選択肢は×

極端な表現とは、例えば「すべて」、「全く」などです。これらが入った表現は極論を述べてしまっている可能性が高いので、9割は間違っている可能性があります。まずは疑ってかかりましょう。

選択肢同士の比較

これをやると、選択肢の違いが一目瞭然になるので間違った選択肢を切るのが早くなって時短になります。

最後に

最終的に私は模試では確実に9割以上の点を取ることができ、センター試験の現代文で96点という高得点を取ることが出来ました。
たしかに現代文は何も準備しなくてもある程度点数が取れる科目かもしれませんが、油断していると大失敗することもあるのです。
逆にしっかり勉強すれば必ず高得点が取れるオイシイ科目なのに勉強しないともったいなくありませんか。国語でライバルに差を付けましょう。





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