【日本史の勉強法】夏の東大模試で1割しか取れなかった僕が、本番でまさかの7割を取るに至った勉強法

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この記事は 2016年06月28日に更新されました。

センター試験と2次試験は必要な力が違うとよく言われますが、私の場合、日本史が特にそうでした。

私は暗記が得意だったので、センター試験は苦もなく解けたんです。

しかし、「○○の意義を答えよ」というような問題が出題される東大の2次試験では、解答欄を埋めてもまったく点がもらえないことがほとんどでした。

高3の秋に受けた東大模試では、60点満点中8点という有り様……。しかもその結果が返ってきたのは11月末。センター試験も近づき、2次試験対策に割ける時間はほんの僅かでした。

そんな私ですが、東大の2次試験本番では、なんと40点、7割近く得点することができました。今回は、私がそれだけ成長した勉強法を詳しく紹介します。

高3の12月:羅列的な暗記ではなく、流れを覚える

センター試験は、例えば江戸時代において「享保の改革は徳川吉宗、寛政の改革は……」というふうに、歴史用語を結び付けていく暗記でもなんとかなります。

しかし、そういった歴史的トピックの「背景」や「意義」を問われる東大入試では、羅列的な暗記は役に立ちません。

それを痛感した私は、教科書を読み直し、歴史の「流れ」を一から勉強しなおしました。各トピックが起こった背景は何か、その結果どんなことが起こったのか。これらを徹底的に理解していきました。

具体的には、世紀ごとに特徴をまとめた上で、どんな順序でどんなトピックが起こったのかを整理します。

年号のような細かい部分は無視し、大まかな流れで構いません。たとえば19世紀だと、「幕府の基盤の弱体化→明治維新」という特徴があり、これさえ覚えていれば、トピックの流れも思い出しやすくなります。

ちなみに、私が使っていた教科書は『詳説日本史(山川出版社)』ですが、学校から配られたものを使えば十分です。

センター試験でも流れを理解しておかないと、解答が難しい問題はありますから、流れの再確認は理解を強固にする上でとても役に立ちました。

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センター試験後~:「3ステップ」を意識して、ひたすら過去問演習

私が2次試験対策を本格的にやり始めたのは、センター試験後です。
2次試験まで残りわずか1ヶ月。私はこの期間を、ひたすら赤本を使って演習につぎこみました。

実は、流れを理解しきれていない部分がありましたが、それでも演習を優先しました。アウトプットを多くこなすことで、記憶はより強固に定着すると考えたからです。

その時、私は「3ステップ」を意識していました。それを今から紹介します。

ステップ1:「教科書を見ながら」問題を解く

「答えを写してるみたい」と思われるかもしれませんが、私は、記憶のあいまいな部分を憶測で書いて、間違って覚えてしまうことの方が避けるべきと思います。

常に教科書を参照して、正しい流れを、問題を解きながら覚えてしまうのがオススメです。

ステップ2:先生に添削してもらう

教科書を見て書いたとはいえ、自分が見落としていたポイントは必ずあります。

先生という客観的な視点から添削してもらうことで、それが浮き彫りになります。

ステップ3:もう一度教科書と照らし合わせる

最後に、教科書をもう一度確認します。今回の問題でポイントになったのはどの部分なのか。自分が見落としていた部分がどこか。

それらをすべて確認し、アンダーラインを引いていきました。

以上の3ステップを2週間ほど繰り返していると、「よく問われるポイント」がおのずと見えてきます。そうなればしめたもの。

それをノートにまとめ直して、解答でうまく使えそうな表現をテンプレートとして覚えておけば、仮にまったくわからない問題が出たときでも、的外れな答えを書くことが防げます。

以上のやり方を愚直につづけることで、2次試験直前の私は、問題を見れば、何を書けばいいかがぼんやりとでも見えるようになっていました。こうして、本番では東大の日本史で40点も得点することができたのです。

まとめ

私が思うに、この勉強法はとても地道な作業です。問題を解いて自分の分からないところをあぶり出し、それを虱つぶしに覚えていく。面白味もないし、すぐに成績が上がるわけでもありません。

しかし、入試にでるところを少しでも多くカバーするには、この方法が結局は近道ではないでしょうか。日本史に限らず、どの教科でもこの方法は通用するので、ぜひ参考にしてみてください。

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