はじめに
真面目に勉強しているのに、テストの点数が全く上がらない!
用語や年号を覚えてもすぐに忘れてしまうから、自分は歴史に向いていないのではないか。
などと、勉強が進むにつれて、歴史科目に対するモチベーションは下がってきてはいませんか?
そんなみなさんに、漫画を描いて覚える勉強法について紹介します!
筆者はこの勉強法を使って勉強したところ、模試の偏差値が15も上がりました!
あくまでもこの勉強法は、出来事のそれぞれのつながりにストーリー性をもたせてイメージできるようになることが目的なので、絵が不得意な人でも楽しんで取り組めるでしょう。
かなり時間を要する勉強法なので、高校1年生から高校2年生の夏までに取り組むようにしてくださいね。
漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法のメリット
【漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法のメリット①】長期記憶として定着する
漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法の最大のメリットは、長期記憶として定着することです。
漫画を描いてアウトプットすると、歴史の流れを自分で整理しようとするので理解が深まります。
教科書や漫画を読むというインプットのみの作業より、漫画を描くというアウトプットから自分で行うことで記憶としても残りやすく、定着します。
この、アウトプットとインプットを繰り返す作業は効率よく勉強する手助けになりますよ。
最終的に、漫画に描いた流れを何も見ずに誰かに説明できるようになれば、確実な知識を獲得しているでしょう。
実際に筆者は、1人の通学路で漫画を思い出しながら声を出して説明する練習をしていました!
【漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法のメリット②】集中力が持続する
集中力が持続することも、この勉強法のメリットの1つです。
ただ教科書や市販の歴史漫画を読むだけでは退屈ですが、実際に手を動かして考えるという作業によって、集中力を高めることができます。
漫画を描く作業は、1つの物語を読んでいるような気分を味わうことができます!
普段の勉強よりも楽しく取り組むことができ、歴史科目の勉強が捗るはずです。
勉強のやる気が出ない時に、手始めに取り掛かるものとして、この勉強法を活用するのもおすすめですよ!
【漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法のメリット③】復習しやすい
もう1つのメリットとして、復習のしやすさがあげられます。
文字情報として教科書を読み返すよりも、視覚的に情報が入る漫画の方が簡単に速く済ませることができるでしょう。
過去に自分がまとめたものであるため、仮に忘れてしまったとしても思い出しやすいはずです!
自分で描いた漫画を、専用の漫画ノートを作ってまとめておくのもおすすめです。
漫画ノートを試験の直前や空き時間に確認して、短い時間で歴史の流れを確認できる自分だけの教材にしましょう!
漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法の手順
【漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法の手順①】実際に歴史漫画を読んでみる
漫画を描く前に、実際に歴史漫画を読んでみてください。
膨大にある重要事項を1つのストーリーとしてどう頭の中で整理するかが分かります!
もし、理解できなければ無理に読み進めず、ストーリーを楽しむ程度で大丈夫です!
歴史漫画を読んで、歴史科目の面白さに気づいてほしいと思います。
【漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法の手順②】歴史の流れが分かったら、実際に漫画を描いてみる
教科書を読んで、実際に漫画を描いてみましょう!
特に、教科書の太字で書いてある部分を中心に、ストーリーをイメージしてください。
地域や、民族や政府などの組織は、擬人化すると分かりやすいです。
例として、実際に筆者が描いた漫画を紹介します。
絵のクオリティーにはこだわりすぎず、自分の理解のスピードに合わせて、簡単に描くことがポイントとなります!
オリジナルキャラクターを作ってみると、楽しく理解がすすむでしょう。
【漫画を描いて覚える歴史科目の勉強法の手順③】描いた漫画を何度も読み返す
描き終えたら、漫画を何度も読み返してください!
実際に自分で描いたものは、思い出しやすく、頭に入ります。
1日1回のペースで読み返すのが目安です!
何度も読んでストーリーを覚えれば、出来事を時系列に記憶することができますよ。
時系列を記憶すると、共通テストの並べ替え形式の問題に対応できます!
また、学校や塾の授業で新たに得た知識を積極的に漫画に書き加えるとよいでしょう!
さらに、資料集も並行して読み進めてください。
資料集を漫画と合わせて読むと、漫画のストーリーとともに、載っている写真が記憶しやすくなります!
これができれば、共通テストの資料問題も完璧です!
おわりに
暗記科目である歴史分野は、やみくもに取り掛からず、勉強のコツをつかんだうえで知識を蓄えることが大切です。
本格的な受験勉強に取り組む前に、歴史科目に対して高いモチベーションを保持できるようにするための手段として、活用していただきたいと思います!