はじめに
みなさんはスマートフォンで、どんなことをしていますか?
動画を見たり、ゲームをしたり、SNSを利用したりと娯楽や連絡手段としては多くの人が使っていると思います。
しかし、勉強のツールとして利用している人は少ないのではないでしょうか。
インターネットには、参考書や問題集に並ぶほどのクオリティで解説をしてくれるサイトが多く存在します。
高校生、ましてや受験生にとってこれらを利用しない手はありません!
この記事では、勉強に役立つ、無料のおすすめサイトを5つ紹介していきます。
目次
「Mathematics Monster」(数学)
「Mathematics Monster」の内容、特徴
Mathematics Mosterは、数学I・Aから数学Ⅲ、旧課程の行列まで、難関大学を中心とした数学の入試問題を解説しているサイトです。
単元別、パターン別に入試で頻出の問題を数多く扱っています。
Youtubeの動画を使った独自の解説は、テキストよりも分かりやすく、勉強の効率が高まります。
問題自体の解説に加えて、その問題で使われる、より一般的な(他の問題に応用出来る)解法の紹介もあり、非常に実戦的な演習が出来ます。
「Mathematics Monster」のおすすめの利用方法
このサイトでは、基本的に入試の過去問のみを扱っています。そのため、基礎的な知識や解法を、しっかりと理解し終えた受験生が利用するのに適しています。
まずは、サイトで公開されているPDFファイルをダウンロードし、じっくりと問題に取り組みます。
その後、Youtubeの授業動画で解説を聞き、どの部分でつまずいたのか、どんな考え方が足りなかったのかを理解すると良いです。
▼Mathematics MonsterのHP
http://mathematics-monster.jp/
「受験の月」(数学、物理、化学)
「受験の月」の内容、特徴
受験の月は、数学、物理、化学の定期試験の対策から、入試レベルの解法習得まで幅広く、丁寧な解説を行っているサイトです。
表面的な理解にとどまらないような、本質的な解説や、伝説の入試問題、記述答案のテクニックなどのコラムが特徴です。
高校数学、物理、化学のほぼ全分野を網羅しており、高校3年間を通して使うことができます。
「受験の月」のおすすめの利用方法
高1・2生は、高校の定期テスト対策として、教科書と合わせて利用すると良いでしょう。
受験生は、入試に向けたパターン演習などに利用するのがおすすめです。
ミスのしやすいポイントや、問題を解く際の思考の流れの紹介は、様々な試験に役に立ちます。
問題パターンごとに細かくページが分かれているので、自分に必要なページを選び、例題を解き、解説をよく読んでひとつひとつ習得していくと良いでしょう。
▼受験の月のHP
https://examist.jp/
「阿佐谷英語塾」(英語)
「阿佐谷英語塾」の内容、特徴
阿佐谷英語塾は、長文問題、文法事項の解説、正誤問題、和訳問題、英作文、要約問題など、英語の入試問題に登場するほぼ全ての出題形式の過去問を解説付きで公開しているサイトです。
特に、長文問題はレベル別に様々な大学の過去問を、全訳付きで138題も掲載しています。
解説も非常に丁寧でわかりやすく、長文問題に悩んでいる方は必見です!
「阿佐谷英語塾」のおすすめの利用方法
このサイトに掲載されている英文は、入試問題から引用されたものが多く、全体的にレベルが高いため、受験生が使うのにおすすめです。
長文は、じっくりと読んで問題演習を行ったり、多読に使ったりと様々な利用法があります。
文法事項の解説は、レベルの高い項目を扱っているので、文法に自信のある受験生も一度、目を通すと良いでしょう。
▼阿佐谷英語塾のHP
http://www.asagaya-eigo.com/
「つかはらの日本史工房」(日本史)
「つかはらの日本史工房」の内容、特徴
つかはらの日本史工房は、東京大学、京都大学、大阪大学、一橋大学、筑波大学の過去問解説や、近現代史の通史解説、興味深い日本史コラムなどを掲載したサイトです。
東京大学や一橋大学に関しては40年分、その他の大学に関しては20~30年分のの過去問と解説が掲載されています。
「つかはらの日本史工房」のおすすめの利用方法
上記大学の志望者は、使わない手がないといえるほど充実した内容のサイトです。
その他の大学を志望している人でも、難解で理解のしづらい近現代史の解説や、コラムを利用するのがおすすめ。
過去問演習では、自分でしっかりと解答を作り、赤本など、他の解答も参考にしながら自分の記述に足りなかった要素が何なのか理解しましょう。
▼つかはらの日本史工房のHP
http://tsuka-atelier.sakura.ne.jp/
「野澤道生の『日本史ノート』解説」(日本史)
「野澤道生の『日本史ノート』解説」の内容、特徴
野澤道生の『日本史ノート』解説は、東京大学、京都大学、大阪大学、一橋大学、筑波大学の過去問解説、日本史のエピソードやコラムを紹介しているサイトです。
また、原始から、現代まで全てを網羅した通史も掲載していて、用語の覚え方やよく問われる箇所、間違えやすいポイントなども合わせて解説してくれます。
「野澤道生の『日本史ノート』解説」のおすすめの利用方法
通史解説は、主に高1・2生が定期テスト対策として、教科書と並立して利用すると効果的に暗記が出来るでしょう。
過去問解説では、教科書の記述を利用して答案を作成することを目指した解説がなされた貴重なものなので、上記大学の志望者はぜひ参考にしてほしいです。
▼野澤道生の『日本史ノート』解説のHP
http://nozawanote.g1.xrea.com/
おわりに
これら5つのサイトでは、無料で、質の高い問題や解説を利用することができます。
Webサイトを勉強のツールとして活用できると、周りと差をつけられるかもしれませんよ。
特に、地方に住んでいて近くに塾や予備校がないという方や、経済的な事情でそれらを利用できないという方には、ぜひこれらのサイトを活用してもらいたいです。