目次
山川 世界史用語集の特長
【山川 世界史用語集】①用語の頻出度に応じて①〜⑦の印付き!
本書の掲載用語は7種類の世界史教科書を分析して選ばれているので、自分が使っている教科書には載っていない用語も勉強することができ、知識量を増やせます。
しかし、用語集に載っている全ての用語を覚えるのは大変ですよね。
そこで、用語の隣に書かれている①〜⑦の数字が役に立ちます。
①〜⑦の数字はその用語が掲載されている教科書の数に対応しており、数字が大きいほど頻出度が高いので、志望校のレベルに応じてどの用語を覚えるか判断できるのはとても便利ですよ。
難関大学を目指す方は、数字の小さいものまで見落とさないように丁寧に学習を進めていくことが大切です。
【山川 世界史用語集】②わからない用語を素早く調べられる索引付き!
本書の巻末には、掲載されている用語全てがまとめられた索引がついています。
五十音順で並べられているため、わからない用語があった時には辞書代わりになりますよ。
また、索引だけを見て用語を自分の言葉で説明できるかテストすることも可能です。
年代がバラバラでも理解しているかを確かめることで、異なる年代における同地域に関する問題にも対応できるようになります。
用語説明を求める論述問題の対策として活用することもできますね。
使い方次第で有効な学習ツールとなるので、本書の索引は非常に大切です。
【山川 世界史用語集】③教科書には載っていない情報まで網羅!
本書の大きな特長は、教科書には載っていない情報まで網羅していることです。
豊富な関連事項の説明をもとに、出来事を流れで理解することができるようになりますよ。
1つの用語についての詳細な情報や背景まで書かれているため、難関大学の引っかかりやすい正誤問題にも対応する力が身につきます。
入試問題は様々な角度から出題されるため、知識量が多いほど有利です。
一問一答の問題集は説明文が少なく、捻った出題形式の入試対策には不向きなので、本書の情報量はとても有益です。
山川 世界史用語集のおすすめの勉強法・使い方
【山川 世界史用語集】①志望校のレベルに応じて覚える用語を取捨選択する
上述した通り、本書に掲載されている膨大な数の用語を全て覚えるのは大変ですよね。
そこで、自分の志望校のレベルに応じて、取捨選択しながら用語を暗記していくことが重要になります。
共通テストでしか世界史を使わない方は、頻出度の高い④〜⑦の数字が振られた用語を目安に覚えるようにしましょう。
2次試験で世界史を利用する方や難関大学を志望する方は、頻出度の低い①〜③の数字が振られた用語まで覚えることで、知識の漏れを防ぐことができます。
同じ教材でも、人によって活用法はさまざまなので、自分の目標に合わせて本書の使い方を工夫してください。
【山川 世界史用語集】②用語集を辞書代わりにする
世界史を勉強するときは教科書と資料集だけでなく、本書を含めた3点セットを用意しましょう。
電子辞書はわからない用語を素早く調べるのに便利なアイテムですが、調べた用語1つの意味しか知ることができません。
一方で、本書を辞書代わりに使用すると、調べた用語と同じページに載っている用語にも目を通すことができるので、効率的に知識量を増やしていけます。
わからない用語に出会ったら、すぐに本書で調べる習慣をつけられるといいですね。
また、教科書や問題集に本書の用語説明を書き込んで、オリジナルの参考書を作るのもおすすめです。
自分の苦手分野や理解の曖昧な部分を補ってくれる、最強の一冊を手に入れることができますよ。
【山川 世界史用語集】③正誤・論述問題対策に活用する
本書は、正誤問題や論述問題の対策にも活用できます。
なぜなら、入試の正誤問題に本書の説明文がそのまま使われることがあるからです。
そのため、用語集をしっかりと読み込むことで、誤文に気がつくようになり、引っかけ問題にも引っかかりにくくなります。
また、世界史用語の説明を求める論述問題の対策として、本書の説明を真似しながら解答してみることをおすすめします。
用語集を活用して端的で分かりやすい表現を学ぶことで、自力では身につけるのが難しい論述力を磨くことができますよ。