大学入試 マンガで世界史が面白いほどわかる本の特長とおすすめの使い方

マンガで世界史が面白いほどわかる本の特長

【マンガで世界史が面白いほどわかる本】①無駄を省いた解説で、重要事項がわかる

この参考書の特徴は、最重要事項に絞った解説です。余計な情報がないからこそ、ストレスなく世界史学習に取り組めます。

例えばこの参考書では、ひとつの国の歴史についての解説が約25ページと短く、文章による説明部分は1章あたり4〜6ページでさらっと読むことができます。

最重要事項だけで大丈夫なの?と思った方もいるかもしれません。

しかし、世界史の勉強で重要なのは細かい用語の暗記よりも流れを理解していることです。必要最小限の暗記量で流れを理解するのが点数アップへの近道になります。

そのため、この参考書は世界史が苦手な人に最適の入門書と言えるのです。

【マンガで世界史が面白いほどわかる本】②国ごとに読めるから、時系列がすっきりわかる

教科書や授業の内容は、空間をまたがって複数の国の歴史を学ぶことがほとんどです。

そのため、時系列順に何が起きているのか分かりづらく、「今どこをやっているの?」と迷子になってしまうことがあります。

この参考書は、ひとつの国の歴史を一気に説明しているため、『いつ、どこで』を把握しやすい構成です。

さらに、古代から現代までの流れをざっくり掴むことで1つの国の特徴がわかり、見通しも立ちやすくなります。

見通しが立てば、普段の授業や教科書での世界史学習でも、今自分がどこをやっているのかを見失いにくくなるでしょう。

【マンガで世界史が面白いほどわかる本】③面白いマンガやエピソードで、何度も読み返せる

世界史が苦手になる原因として、内容の難しさが挙げられます。教科書や資料集はなかなか読む気になれない、という人も多いのではないでしょうか。

この参考書は、タイトルにもあるように、歴史人物にスポットを当てたマンガ形式となっており、読みやすさを追求した工夫がされています。

また、「エピソード」コーナーでは教科書には載らない、歴史上の人物の裏エピソードが読めるので、歴史上の人物への親しみが持てるようになります。

「あ、この人知ってる!」と思えるだけでも、世界史へのモチベーションが上がりますよね。

マンガで世界史が面白いほどわかる本のおすすめの勉強法・使い方

【マンガで世界史が面白いほどわかる本】①読みやすそうな国をひとつ選んで読んでみる

世界史の学習では、通史を理解することが重要です。そのため、まずはひとつの国を選んで、細かいことは気にせず、古代から現代まで一気に読んでみてください。

最初に読む国はどうやって選んでも構いません。知っている人物がいる、マンガが面白そう、最近授業でやったなど、自分に取って読みやすそうな国を選びましょう。

読むときには、この国は戦争が多い、この国は権力交代が頻繁など、国の大まかなイメージを掴むことを意識してみてください。

大まかなイメージが掴めたら2つ目の国に移りましょう。2つ目に読む国は最初の国に地理的に近い国がおすすめです。同じ人物や出来事が登場することがあり、定着度が上がります。

【マンガで世界史が面白いほどわかる本】②教科書、用語集と併用しつつ、1つの国の出来事を時系列順におさえる

大まかなイメージを掴めたら、次は1章ずつ丁寧に繰り返し読みます。時系列を意識しながら、何が原因でこの出来事が起きたのか、誰が関わっているのか、などを理解していきましょう。

加えて、本文に出てくる年号はとても重要な年号なので、覚えておくと後々で楽になります。これも必要最低限のもののみに絞られているので頑張って覚えてしまいましょう。

さらに知識を増やすために、出てきた用語(特に赤字の用語)を用語集で引きます。しっかりと用語集の解説を読み、自分で説明できることを目指しましょう。

また、教科書でも同じ部分を読むことでより理解が深まります。同じ出来事や用語に対して複数の解説を読むことで、記憶にも残りやすくなります。

各章の説明部に挿入されている図表や地図も参考になります。共通テストでは地図問題も頻出ですので特に地図は要チェックです。地図を自分の手で写すこともおすすめです。

【マンガで世界史が面白いほどわかる本】③複数の国を並行して読み、同時代の出来事のつながりを見る

各国の通史が理解できたら、最後に複数の国の同世紀の解説を並行して読んでみましょう。通史がある程度理解できていれば、同時代の出来事のつながりを理解するのはあまり難しくありません。

この際、例えば、まずイギリスの19世紀の解説を読んだら次はフランス→ドイツ……というように地理的に近い国から順に読んでいくとスムーズに理解できます。

また、付箋などを利用して、どこに何世紀の解説が載っているのかがすぐにわかるようにすることもおすすめです。

アウトロ
文頭にも書きましたが、あくまでこの参考書は世界史の入門書です。この参考書を利用して世界史の全体像が掴めたら、教科書や資料集をしっかりと読み込むことにも挑戦しましょう。

この参考書の全体の精読は共通テスト1ヶ月前までには終えるのが良いですね。

この参考書をみなさんの世界史学習にぜひ役立ててみてください。




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