目次
世界史総整理の特長
【世界史総整理】①早慶レベルの用語までカバーしている
世界史総整理の最大の特長と言えるのが用語の詳しさです。
早慶の入試では非常に詳しい知識が問われます。
そのため、早慶志望の受験生は山川の用語集で勉強している人が多いですよね。
この世界史総整理は山川の用語集と同じくらい詳しい用語が掲載されているので、早慶対策にぴったりです。
用語集との違いは、受験生が勉強しやすい工夫があることです。
世界史総整理では用語の重要度が字体で分けられています。
赤字は穴埋め問題で書けるようにするべき用語、太字は選択問題で選べるようにするべき用語、下線部は正誤判定できるようにするべき用語と分類されていてわかりやすいです。
赤字の部分は付属の赤シートで隠せます。
これらの工夫により早慶レベルの用語でも効率良く覚えることができますよ。
【世界史総整理】②出来事の流れがわかりやすい
用語集や単語帳で勉強していると、勉強が用語の暗記に偏ってしまい、流れや背景を理解しないまま進んでしまうことがよくあります。
これでは、試験で異なる問い方で問われたときに思い出せません。
用語が非常に詳しい世界史総整理ですが、出来事の流れが理解しやすい構成にもなっています。
まず構成の特長として挙げられるのが項目が詳しく分かれていることです。
例えば大航海時代の単元の中でも、(1)大航海時代の前提、(2)ポルトガルのインド航海の開拓……というように分けられ、それぞれの項目の中でもさらに細かく分かれています。
項目が詳しく分かれていることで、今自分が勉強している部分が世界史の流れの中でどこに当たるのかを把握しやすいです。
次に年号、出来事、その説明がセットで時系列で並んでいるという特長があります。
年号と出来事が説明よりも目立つようになっているので、年号と出来事だけを見れば出来事の流れが簡単に分かります。
模試や入試の前に流れを確認するのにもぴったりですよ。
【世界史総整理】③覚えるべき年号、地名がわかりやすい
受験生のみなさんは年号や地名を覚えることを後回しにしてしまいがちではないでしょうか。
世界史総整理はそんな悩みも解決してくれます。
そもそもなぜ年号や地名を覚える必要があるのでしょうか。
結論、年号と地名を覚えているだけで入試問題を早く正確に解き進められるからです。
年号を直接問う問題はもちろん、並び替え問題など様々な問題で年号を使います。
また、最近では資料を読ませる問題の出題も増えています。
年号と地名を覚えていなければ、複雑な資料の内容から出来事を推測しなければなりませんが、覚えていれば何の出来事の話なのかが一発でわかりますよ。
このように受験に必須の年号と地名ですが、用語集や単語帳を使って勉強していると、どれを覚えるべきかわかりませんよね。
世界史総整理では各単元の前に必須の年号が整理されており、各単元の後ろには必須の地名が地図と共に整理されています。
これによって覚えるべき箇所が明確になり、暗記も捗りますね。
世界史総整理のおすすめの勉強法・使い方
【世界史総整理】①教科書や授業で出来事の流れを理解した後に用語を赤シートで覚える
世界史総整理は用語が詳しすぎるが故に、混乱を招く可能性があります。
混乱を防ぐために、教科書や授業で流れを理解した後に使いましょう。
教科書や授業で各単元ごとの流れを理解した後に、赤字を赤シートで隠してインプットします。
太字部分は選択肢で選べる程度まで、下線部は正誤判定できる程度まで覚えましょう。
ただ赤字、太字、下線部以外も単元を理解するために必要な情報ばかりです。読んで理解しておきましょう。
次に年号と地名を赤シートで隠して覚えます。
年号と地名は覚えるのが大変なので工夫して覚えると良いですよ。
年号は語呂合わせで覚え、地名は川に沿って覚えたり、都市と都市の距離が大体同じところを見つけセットで覚えたりすると覚えやすいです。
【世界史総整理】②問題演習のお供として書き込みながら使う
インプットした後には必ず問題演習をしましょう。
なぜなら「覚えた」と思っていても実際は定着していないことがあるからです。
また、問題を解くことでインプットした知識が自分の中で整理されていきます。
問題を解いたら解答を見る前に、わからなかった問題を世界史総整理で調べましょう。
解答を見る前に調べることで、その部分をインプットした時の記憶を思い出し、さらにそこを間違えたという記憶が加わって定着しやすくなります。
さらに、問題演習で新出の用語に遭遇したときには、世界史総整理の関連するページに書き込みましょう。
より多くの知識を自分のものにするためです。
過去問を解いた後にも、同様のステップを踏むことを忘れないでくださいね。
【世界史総整理】③単元を習った数か月後に復習として用いる
知識の定着には反復が重要です。
単元を習ってから数か月が経ち、忘れてきた頃に復習をすることで用語の定着度が高くなります。
復習では赤シートを使い覚えているか確かめ、覚えていなかった用語にチェックをつけます。
チェックをつけた用語はその後、何度も確認しましょう。
例えば、授業の休み時間や通学時間などのスキマ時間をチェックの確認に当てれば、時間を有効活用できますよ。
このように復習することで、知識の穴をなくすことができます。
また世界史に余裕がある人は復習の際、太字の部分を暗記ペンで塗り、赤シートで隠しても書ける状態になれるとより安心です。
太字は選択問題を解く際に必要になる用語ですが、読むだけでは知識が定着しにくいため、赤シートを活用することで、選択問題でより正確に選べるようになりますよ。