青チャートのここがスゴい!特長とおすすめの使い方・勉強法

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チャートシリーズについて

数学の参考書・問題集で代表的なのが、数研出版の『チャート式』です。

レベルの高い順に、『チャート式 数学I+A・Ⅱ+B』赤チャート、『チャート式 基礎からの数学I+A・Ⅱ+B』(青チャート)、『チャート式 解法と演習数学I+A・Ⅱ+B』(黄チャート)、『チャート式 基礎と演習数学I+A・Ⅱ+B』(白チャート)があります。

その中でも特に受験生に支持されているのが、青チャートと黄チャートですが、今回は、青チャートについて紹介します。

青チャートのレベルとしては、中堅大学〜難関大学を目指すレベルです。(最難関大学を目指すなら、青チャート以外にも「大学への数学」をやった方が安心です。)

同じシリーズの黄チャートよりも少しレベルが高めに設定されており、より入試対策向けのものとなっています。

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青チャートの特長

①基礎から応用へ無理なくステップアップできる

青チャートでは、まず章の最初に基本事項や公式の解説が書いてあります。

次に、基本例題・重要例題(問題ごとに番号が振られている)で、基本事項や公式が基礎的な問題の中でどのように使われているのか確認できます。

最後にEXERCISESで、基本例題などを踏まえた応用問題を解くことができます。

このEXERCISES(以下、EXとする)の中には実際の大学入試の問題やセンター試験の過去問も掲載されており、腕試しにぴったりです。

このように、青チャートは基礎から応用まで幅広い問題を扱っているので、基本例題・重要例題で基礎を理解し、EXで応用問題を解くことで、基礎から応用へ無理なくステップアップできるのです。

他の参考書・問題集では、基礎問題のみを集めたものや応用問題のみを集めたものが多いですが、青チャートは、これ1冊で基礎も応用もマスターできる「ハイブリッド参考書」といっても過言ではありません。

②解法の解説がとにかく詳しい

まず、基本例題のあるページの下4分の3くらいのスペースに、解説が掲載されています。

実際に答案を書くように、順に従って細かく解答の手順が書いてあるので、どのような解法で解けば良いのかを一目で理解することができます。

青チャートは他の参考書と比べて分厚いというイメージがありますが、この厚さの原因は、詳しい解説がページの半分以上を占めているからなのです!

また、別冊の解答編では、基本例題・解説の下の練習問題やEXの解答解説が掲載されています。

これも基本例題と同じように、解答の手順が詳細に書いてあるのが特長です。

一般の教科書併用問題集(4STEPなど)は解説がほとんどなく、書いてあっても2〜3行程度ですが、青チャートには、約15行にわたる詳細な解説という圧倒的なボリューム。

これなら、自分で解法を確かめながら解くこともできますし、解いていて間違えたところもすぐに確認できますね。

③授業の進度に合わせて使える

前述のように、青チャートは単元ごとに問題が細かく章分けされています。

例えば、数学Ⅰの2次関数のページを見てみると、「関数とグラフ」「2次関数のグラフとその移動」「2次関数の最大・最小と決定」「2次方程式」「グラフと2次方程式」「2次不等式」「2次関数の関連発展問題」といったような分け方です。

これは教科書の章分けと対応している場合も多く、教科書とリンクさせて使いやすいのが青チャートの特長。

そのため、「今日は2次関数の最大・最小を授業でやったから、青チャートの2次関数の最大・最小のところをやろう」というように、授業の進度に合わせて問題演習ができるのです。

青チャートのおすすめの勉強法・使い方

数学の授業がある度に、授業で習った範囲の問題を解く

数学は積み重ねの教科です。そのため、授業で習った範囲をその日のうちに復習することをおすすめします。

授業の内容にもよりますが、復習は1授業あたり1時間程度で終わるものが多いです。

週末などにまとめてやると、時間もかかりますし、量の多さにモチベーションが下がってしまう人も多いでしょう。

そのため、授業があるごとに、基本例題や練習問題を解いてコツコツ復習した方が、効率も良く、解く量も少ないので、無理せず続けられます。

また、教科書で基礎事項を確認しながら解いていくと、実際に青チャートの問題の中でそれがどのように生かされているのかが分かります。

数学の授業が多い時は大変かもしれませんが、「継続は力なり」です。頑張って続けて解いていきましょう。

定期テストや模試の前に、応用問題にチャレンジ

多くの学校では、数学の定期テストで応用問題が出題されます。また、模試でも応用問題は頻出です。

基礎事項が理解できて、なおかつ基本例題・練習問題が解けるようになったら、EX(応用問題)にチャレンジしましょう。

青チャートのEXでは、入試に出やすい出題パターンが網羅されています。

あくまで私の経験に基づくことですが、EXが解けるようになれば、偏差値60くらいの大学(国公立なら東北大学、千葉大学、広島大学、私立ならMARCH、関関同立)レベルの数学は解けるようになるといっても過言ではありません。

もちろん、EXにあるような出題パターンをマスターすれば、定期テストや模試の応用問題対策も十分にできます。

答案を書く時にはレポート用紙を使う

実際に青チャートの問題を解く時には、レポート用紙(ルーズリーフでも可)に答案を書くことをおすすめします。

答案を消さずにレポート用紙やルーズリーフに書き残すことによって、答え合わせをする時に、どこを間違えたのかが確認しやすくなります。

ノートに解いても良いですが、レポート用紙やルーズリーフは自分がその日に解く問題の分だけ持ち運べば良いので、ノートよりカバンの中身が軽くなります。

また、単元ごとに解いた問題のレポート用紙をクリップで留めれば(ルーズリーフの場合はバインダーにはさめば)、定期テストや模試の前の復習もしやすいですね。

さらに、問題を解いていくごとにレポート用紙やルーズリーフが増えていくのを見て、「私はこんなにやったんだ」と達成感を味わうことができ、自信にも繋がります。

問題文を見ただけで、解法が頭に浮かぶまで繰り返す

授業が一通り終わったら(終わってなくてもある程度一段落ついたら)、問題演習に移ります。

その時に、問題を見ただけで解法が頭に浮かぶまで繰り返し演習しましょう。

具体的には、できなかった問題に☆印をつけ、解法を丸ごと暗記するつもりで繰り返していきます。

もちろん、1度解けた問題は解き直す必要はありません。その分負担も軽くなりますね。

また、青チャートに載っている解法パターンは、入試でも使えるものが多いです。

ほぼ「パターン暗記」にはなってしまいますが、繰り返し演習して解ける問題を増やしていきましょう。