得点奪取古文―記述対策の特長とおすすめの使い方

得点奪取古文の特長

【得点奪取古文】①難関国公立の二次対策に最適

得点奪取古文の特長は、なんといっても、記述対策に特化しているという点です。

古文の問題集は、記号問題が多く、記述問題が2問ほどしか載っていないものが多いですよね。

しかし、得点奪取古文に掲載されている問題はすべて記述式なので、効率良く記述力をつけられます。

そのため、東大・京大をはじめとした難関国公立大学の二次試験対策にもおすすめです。

ただし、問題の難易度が高いので、単語や文法といった基本的な知識が身に付いていることや、古文を読み慣れていることが必要です。

文章中に分からない単語や文法があれば、そのままにせず、必ず辞書や単語帳を確認して復習するようにしましょう。

また、問題が難しすぎると感じたら、標準レベルの問題集に立ち返ってみるのがおすすめです。

【得点奪取古文】②例題付きだから、記述答案の作り方を基礎から学べる

得点奪取古文は、典型問題編と練習問題編の2章に分かれています。

典型問題編は、例題と解答例・解説で構成されており、解釈・説明・要約の3パターンの問題の解法を学べます。

また、典型問題には実際の入試問題の過去問が使われており、解説に再現答案が掲載されています。

そのため、どのような答案を作れば良いかがわかりやすく、実際の答案のイメージを持った上で解法を身につけることが可能です。

典型問題で解法を学んだら、練習問題編に取りかかりましょう。練習問題編には、12題の問題が掲載されており、記述力にさらに磨きをかけられます。

【得点奪取古文】③解説に採点基準を掲載

解説に採点基準が掲載されていることも、得点奪取古文の特長の一つです。

一般的な問題集では、模範解答例と解説だけが書かれており、どの要素を入れる必要があるのか、どのように採点すれば良いのかが分かりづらい場合がほとんどですよね。

「どのような答案を書けば良いのかは分かったけれど、自分の答案ではどれくらいの点数がもらえるのかが分からない……」ということも多いのではないでしょうか。

しかし、得点奪取古文には、採点基準や得点が明確に書かれているため、正確な自己採点が可能です。
したがって、自分の実力が測りやすく、モチベーションを保ちやすくなります。

また、採点基準が書かれていることで、「どうすれば良い答案を書けるのか」というゴールが見えた状態で演習に取り組めます。

得点奪取古文のおすすめの勉強法・使い方

【得点奪取古文】①1日1題のペースで取り組もう

古文の成績をあげる上で最も重要なのは、文章をスラスラ読めるようになることです。
いくら単語や文法を覚えても、文章を読めなければ、問題を解くことはできません。

古文に慣れ、スラスラ読めるようになるために、毎日問題を解くことがおすすめです。

しかし、英語や数学など、他の教科の勉強が忙しく、古文の勉強に多くの時間を割くことは難しいですよね。

1日1題を目安に、無理のないペースで問題に取り組むと良いでしょう。

【得点奪取古文】②20〜30分かけてじっくり解こう

古文をある程度読めるようになると、深く考えなくても、「なんとなく合っていそうな答案」が書けるようになります。

しかし、古文の問題は、「この要素が書けていれば3点」のように、ポイントを押さえなければ、得点をもらうことはできません。

一つ一つの問題について、何を問われている問題なのか、どんな要素が必要なのかをじっくり考えながら答案を作るようにしましょう。

問題を解くスピードは慣れれば自然と上がっていくものなので、時間がかかってしまっても心配する必要はありません。

初めのうちは30分、慣れてきたら20分というように、焦らずスピードを身につけていきましょう。

【得点奪取古文】③解き終えたら採点・復習をしっかりと

問題演習で最も大切なのは復習です。採点をした後は、丁寧に復習をしましょう。

特に、間違えた問題は、自分の苦手や弱点が隠れており、成長のカギとなる場合が多いです。

同じ間違いをしないために、解説を読み、どうすれば正解できたのかを理解するようにしましょう。解説を参考に、もう一度自分で答案を作り直してみるのもおすすめですよ。

また、正解した問題についても、本当は分かっていないのに偶然正解してしまっている場合もあるので、注意が必要です。

なぜ正解できたのかを確認し、理解が曖昧な箇所を残さないようにしましょう。




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ABOUTこの記事をかいた人

東京大学文科三類の2年生。お散歩とCD集めにハマっています。