決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本の特長
【決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本】①60の原則で受験頻出の英作文フレーズをカバーできる
本書には、大学入試の英作文問題でよく問われる表現が60の原則にまとめられています。
各原則の初めには例文が載せられています。実際に英作文フレーズの使用例を見られることで、記憶に定着させやすくなるので嬉しいですよね。
何よりの本書の魅力は、原則に付随する注意事項が多く載せられていることです。注意事項を同時に押さえることで、間違った使い方を防げるだけでなく、文法などから細かく原則を理解できるので、英文読解にも活きてきますよ。
60の原則を定着させていけば、英作文だけでなく、英文読解にも応用できるのでトータルの英語力が上がることは間違いないです。
【決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本】②受験生によくある間違いが挙げられている
本書には、各原則に必ず1問の例題があります。例題ごとに受験生の典型的な誤答例が載せられていて、誤答例から今までの勘違いを修正できます。
誤答である理由説明が丁寧なので、誤答例の間違っている点について理解が深まります。
もったいないミスを減らせるようになるので、間違いやすいところを常に意識することは、非常に効果的な学習法です。
本書では、誤答例とその理由説明を読み込んで理解することを通して、もったいないミスを減らすことができますよ。
【決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本】③例題と類題の解答例が豊富で柔軟な英作力を得られる
本書には、例題に加えて各原則に2問の類題があります。そして、例題と類題のどちらにも必ず異なるアプローチからの解答例が載せられています。
具体的には、高度な表現でスマートに書き上げる解法と基本的な表現を中心に着実に書き上げていく解法が載せられています。
そのため、一つの問題から多くのことを学べるので解法が偏ることがなくなり、さまざまな問題への対応力を上げられることでしょう。
また、全ての解答例はできる限り基本単語を使用しているのも本書の特長です。解答例を通して、自信のない単語の使用を避け、基本単語で英作文を書き上げていく能力が身に付いていきますよ。
決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本のおすすめ勉強法・使い方
【決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本】①自力で解いてから原則を確認
本書は11章に分かれています。各章には、関連する原則と例題が並んだ後に、類題が載せられています。本書の順番に則り、例題、類題の順に進めると良いでしょう。
本書を進める時に意識して欲しいことは、原則を確認する前に例題を自力で解くことです。
原則を先に確認してから例題を解いてしまうと、原則に沿ってなんとなく書けてしまいます。
なんとなく定着させることは、すぐに忘れてしまったり、勘違いが増えたりして非常に危険なので、先に例題を解いて今の能力を自覚しましょう。
それから原則を確認することで、今の自分に必要な知識が優先して吸収されていくようになります。
次に、自己採点をする前に原則と典型的な誤答例を確認して下さい。解答を見る前に、自分の解答に間違っている部分がないかを考えることは大切ですよ。
解答を見ずに考えている時間を作ることこそ、原則の定着に効果的です。安易に解答例・解説を見てしまうと、解いた例題と解答を1対1に覚えてしまいがちなので、様々な問題への対応力が身につきません。
最後に、解答例・解説を読み込み、間違っていた部分を修正して下さい。
各章末の類題に辿り着いたら、例題と同じように進めましょう。
【決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本】②1日2原則のペースで演習
本書を進めるペースは、1日2原則がオススメです。
このペースだと、初めに例題で原則に触れてから、数日後に章末の類題を解くことになるので、原則の定着に最適のリズムだと言えます。
また、1日2原則のペースだと約4ヶ月で本書を完成できます。
補足として、類題は各原則に2問ずつあるので例題よりも時間がかかってしまうでしょう。
時間がない時は仕方ないですが、基本的には1日2原則のペースは守るべきです。原則を定着させるために、全く進めない日は作らないようにしましょう。
【決定版 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本】③手持ちの知識で英作するための工夫を吸収
受験の英作文対策をするにあたっては、回り道でも確実な単語・表現で英作できる能力を身につけることが大切です。
できるだけ基本単語を使う本書の解答例を読み込んで、その能力を身に付けていきましょう。記憶が曖昧な単語・表現を使うよりもミスが減り、減点されにくい解答を書けるようになっていきます。
そして、減点されにくい答案を作る意識のもとで原則を定着させ、手持ちの知識を広げていきましょう。確実に使える知識の増加は、英作文問題だけではなく英語全体の得点に直結します。
自信を持って使える単語・表現が増えれば、減点されにくい確実な解答ができる問題が増えるだけでなく、スマートに解答できる問題も増えていきます。
難関大学になればなるほど、英作文にかける時間をいかに少なくして、長文問題などにかける時間を多くできるかが重要です。
自信を持って使える単語・表現を使って答案を作ることで、英作文にかける解答時間を削減し、他の問題に多くの時間を回せられるようになり、英語全体の得点アップにつながりますよ。