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マドンナ古文常識217の特長
【マドンナ古文常識217】①イラストや4コマ漫画がとにかく豊富
まずなんといっても本書には、イラストや4コマ漫画が沢山収録されています。
平安時代の文化や風習は現代と大きく異なるため、例えば儀式や道具を表す言葉だけを聞いてもイメージが沸かないことがありますよね。
ですが、全てのページがカラーで印刷された本書を読むことで、文化や風習に関する古文単語とイラストが一対一対応するようになりますよ。
また、イラストがくすっと笑えるようなものになっていて、古文常識を楽しく気軽に学べるのも本書の大きな特長です。
特に宮中の恋愛事情などストーリー性があるものは4コマ漫画になっており、漫画を読んでいるような感覚で知識を増やせますよ。
【マドンナ古文常識217】②宮中や平安の恋愛事情などカテゴリー別に収録
「古文」と一言で言っても様々なジャンルがあるように、古文常識にも色々なカテゴリーがあります。
例えば、恋愛事情や、宮中の伝統や文化、戦いなどです。
本書では、関連のある用語がカテゴリー別に1章ずつまとまっています。
そのため、用語をバラバラに覚える必要がなく、同時に類義語もマスターできますよ。
また、各用語の見出しの横に漢字の読みが振ってあるので、私立大学で頻出の漢字の読みを問う問題にもしっかり対応できます。
【マドンナ古文常識217】③手薄になりがちな文学史までしっかりカバー
本書の後半には、付録として文学史が特集されています。
平安時代や鎌倉時代など、時代ごとに作品が全てまとまっているため、短時間で時代の流れを押さえられますよ。
また、有名作品や入試頻出の作品については簡単なあらすじも載っているので、作品名と筆者、あらすじの3点をセットでインプットできます。
そしてなんといっても面白いのは、文学史を覚えるための語呂合わせです。
例えば、随筆の有名作品は「枕(枕草子)片手に方丈(方丈記)の家で徒然(徒然草)紛らわし、玉(玉勝間)に花月(花月物語)でウサ晴らし」という語呂合わせで覚えられますよ!
この語呂合わせを覚えるだけで、平安時代から江戸時代の随筆を一通り押さえたことになります。
ちょっと笑えるような語呂合わせが頭に残りやすくて良いですよね。
マドンナ古文常識217のおすすめの勉強法・使い方
【マドンナ古文常識217】①イラストや漫画で視覚的に古文知識を理解
古文知識ってなかなか字面だけでは覚えられませんよね。
そんな時は、本書のイラストや漫画を繰り返し見ると良いでしょう。
何度も見ることで、古文常識を視覚的に理解できます。
特に、本書は他の勉強に疲れた時に開くのがおすすめです。
イラストが豊富で、読書感覚で気軽に学べるため、ちょうどよい気分転換になりますよ。
古典常識を十分に理解したら、必ずその事例が出てくる例文を調べてみましょう。
そうすることで古文単語だけでなく、例文も同時に覚えられます。
古文をその都度和訳するのではなく、1つの言語として理解できるようになると、入試でどんな問題が出題されても対応できますよ。
【マドンナ古文常識217】②覚えにくい文学史もしっかりカバー
古文を学習するうえで、単語や文法を優先するあまりどうしても文学史は後回しにしがちですよね。
何より覚えなければならない作品が多数あり、筆者や時代、背景まで覚えるとなると、かなりの労力を費やすことになります。
そんなときは巻末の文学史まとめを開いてみてください。
まずは、語呂合わせを使ってジャンルごとの作品名と筆者を押さえましょう。
同じジャンルの作品を押さえたら、次に同時代の別ジャンルの作品を押さえるとよいでしょう。
例えば、随筆の代表作品である枕草子、方丈記、徒然草を押さえたとします。
その場合、次は枕草子が書かれた平安時代の作品と筆者を覚えていきます。
源氏物語(物語)や、和泉式部日記(日記)、栄花物語(歴史物語)がここでは一例ですね。
このようにステップを踏むことで、古文知識と歴史背景がつながり、古文に対する理解がより深まるのでおすすめです!
【マドンナ古文常識217】③古文常識の辞書として活用
問題集や教科書の古文を読んでいてわからない知識があれば、すぐに本書を開きましょう。
本書は古文知識を幅広く収録しているので、参考書としてだけではなく辞書としても活躍しますよ。
そして調べた箇所には付箋を貼ったり、蛍光ペンを引いたりして目印をつけるとよいでしょう。
また同時に調べた知識を付箋やメモ帳に書いて、ノートや教科書に貼るのもおすすめです。
ノートや教科書を開くたびに何回も見返すことで古文常識の網羅につながります。
いずれにせよ、調べた内容を記憶に残すことが重要なので、ただ目を通すだけではなく、メモをするなど手を動かすとよいでしょう。