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【ネクステージ】の特長
私も実際使っていた網羅系参考書のネクステージの特長を紹介します。
センターから二次試験までの受験に必要な英文法を網羅している
ネクステはPart1から5までの30章構成で、Part1文法、Part2語法、Part3イディオム、Part4会話表現、Part5重要単語、Part6アクセントとなっています。少し量は多いですが、何周もしてマスターすれば受験英文法の基礎作りができるはずです。
英文法の基礎は、センター試験はもちろんのこと、英文法が難しい大学の試験においても重要になってくるので、一冊やっておくのはいいと思います。また、ネクステは普通の英文法には掲載されていないようなイディオムや発音・アクセントの問題が掲載されていて、一冊で多岐にわたる英文法の確認ができますよ。
整序問題や四択形式など問題のバリエーションが豊富
ネクステは文法問題でよく出題される四択問題だけでなく、記述式や整序問題、穴埋めなどがあり、出題形式が豊富です。このことで、センターだけでなく二次試験の英文法対策も出来るかと思います。実際、選択問題よりも記述式や整序問題のほうが苦手な人が多いと思うので、良い練習になりますね。
もし、ネクステにある問題の中で「整序問題はいつも間違えるな」などと思ったら、整序問題だけがまとまっている参考書を買うことにすればいいので、ネクステをやることで自分が何が出来て何が出来ていないのかを明らかに出来るんです。
問題を解いたらすぐに答え合わせできて独学しやすい
ネクステは見開き1ページの左側が問題で右側が解答になっているので、問題を解いたらすぐに答え合わせが出来ます。とにかく量がたくさんあるので解いてすぐ答え合わせが出来ることによって短時間でたくさんの問題を解くことが可能になるんですね。
どの参考書にも言える事なのですが、参考書は自分で独学できるなと思う物を使った方がいいです。その点で言うとネクステは入試問題から引っ張ってきている問題もありますが、それも含めて基本的な文法事項しか載っていないので、学校で習うような文法事項が頭にあれば機械的に解けます。なので独学に向いていますね。
「整理」と名付けられた文法事項のまとめが便利
各章に10項目ほど文法事項の整理と題されたまとめが載っていて、そこにはややこしく、間違えやすい物がまとまって覚えやすくなっています。文法事項はいやでも覚えなくてはいけないことがたくさんありますが、文法事項をある程度整理したり、規則を理解することで覚えることがグッと減っていくんです。なかなかそういった事は自分でみつけて、まとめるのは大変ですが、ネクステにはそれがまとまっているのですごく活用できると思います。
整理の項目は出てくるたびにハイライトなどを使いながら覚えるのをおすすめします。項目によっては正直覚えるのが大変な物もありますが、覚えると文法問題が見た瞬間で解ける物も増えるのでこまめに覚えていきましょう。
【ネクステージ】のおすすめの勉強法・使い方
実際に私が使っていてこの使い方は良かったなと思うことを紹介していきます。
章ごとにやるのではなく、一日何問やるかを決めて解く
ネクステはとにかく量が多いので、気分で進めていくと毎日継続するのは難しいので、一日何問やるか具体的に決めて進めていくのをおすすめします。ここで、章ごとではなく問題数で計画を立てるのがポイントです。章ごとにやると一見良いように見えるのですが、章ごとだと各章の問題数がばらばらで、勉強時間の配分も決めにくくなってしまうので、一日一定の問題数をやっていく方が継続に向いています。
私は50問ずつやっていました。だいたい1500問ほどあるので、一ヶ月ちょいで終わらせられます。一日50問なので、解くだけでなく復習まできっちり終わらせましょう。
Forestなどの別の文法書も活用して理解をさらに深める
今まではネクステの利点を挙げてきたのですが、網羅性の高い参考書ならではの欠点もあります。それは、解説が少ないことです。その分野の文法事項をよくわかっている人がやったら、このくらいの解説の量で大丈夫なのですが、不得意な分野だと、ネクステだけの解説では理解できないこともあると思います。
そんな時に役立つのがForestです。Forestは詳しい文法の解説が載っているので、不得意な分野に絞って読んでいくのがおすすめで、ネクステで理解できなかったときに補足として読むと、より理解が深まります。
CDや付属の赤シートもうまく活用する
ネクステにはCDと赤シートが付いていて、CDはPart6のアクセント・発音の勉強の際に使うのが良いです。赤シートは問題を解くときに次のページに載っている答えを隠したり、「整理」と書かれたまとめを覚える時に使うと効果的です。
赤シートなら他にも使い勝手がたくさんあると思うので、自分のおすすめの使い方を発見していってください。
とにかく何周もして頭にたたき込もう
ネクステは文法の練習問題の参考書なので、ドリルのように何周もして間違えなくなるまでやりこみましょう。やりこんでいくと間違える箇所が一定になってくると思うので、そこを重点的にやるのがよいですね。私は何度も間違える問題は別のまとめノートに書き写して忘れないようにしていました。
とにかく毎日根気よく継続してやっていきましょう。