【東大生がやっていた暗記法】語源で覚える古文単語

はじめに

「なかなか古文単語を覚えられない……」と思ったことはありませんか?

古文単語は今の私たちにとって馴染みが薄く、覚えることは簡単ではありません。

しかし、古文をすらすら読むためには、古文単語の知識が不可欠です。

そこでこの記事では、語源を結びつけ、効率良く正確に古文単語を覚える方法を紹介します!

古文単語を覚えられない3つの理由

【古文単語を覚えられない理由①】重要な単語が多い

英単語の参考書の場合は、種類が多く、自分のレベルに合わせて参考書を選べますよね。

また、1冊の参考書の中でも、それぞれの単語の出題頻度にばらつきがあるため、自分で優先順位を決めて英単語を覚えることが可能です。

しかし、古文単語の参考書は種類が少ない上、出題頻度が高い単語のみを厳選して収録したものが多いです。

そのため、参考書に掲載されている単語を全て覚えなければいけません。

重要な単語が多い分、覚える分量が必然的に多くなってしまうのです。

【古文単語を覚えられない理由②】現代語と混同しやすい

古文単語には、現代語とは意味や用法が異なるものが多くあります。

たとえば「あからさまなり」という古文単語は、現代語のイメージから推測すると「明らかだ・露骨だ」といった意味になりますよね。

しかし、平安時代や鎌倉時代には、「ほんのちょっと」という意味で使われていました。

このような、古語と現代語で意味が変化している単語は非常に厄介です。

聞き馴染みのある日本語だからこそ、無意識に現代語の意味と勘違いして覚えてしまうことが多いのです。

【古文単語を覚えられない理由③】1つの単語に複数の意味がある

古文単語は、1つの単語に複数の意味が含まれているものが多いです。

中には、一見何の関連もなさそうな意味が複数含まれていることがあるため、つい丸暗記しようとしてしまいがちです。

しかし、丸暗記しようとすると、覚える量が多くなるだけでなく、意味を推測するのに時間がかかってしまいます。

その結果、古文単語がなかなか覚えられなくなります。

語源で古文単語を覚える方法

古文単語を覚える方法として、おすすめなのが「語源と結びつけて覚える」ことです。

語源と結びつけて覚えれば、重要な単語が多い古文単語でも効率よく覚えられます。

しかし、「古文単語の語源ってどうやって調べればいいの?」と思った人もいるのではないでしょうか?

実は、古文単語の参考書の多くは、単語や意味に加え、古文単語の由来語源が書かれています。

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たとえば、こちらの参考書には、それぞれの単語に詳しい解説がついています。

つい見逃しがちですが、参考書を見るだけで語源を知ることができる場合が多いですよ。

もし、参考書に語源が載っていない古文単語があった場合は、古語辞典を使うと良いでしょう。

古語辞典には、古文単語の意味だけでなく、語源由来類語派生語などが載っています。

古文単語の参考書や古語辞典を活用し、古文単語の語源を調べてみましょう。

ここからは具体的な方法を紹介していきます。

漢字に直す

古文単語の参考書や古語辞典には、古文単語の漢字表記が載っていることも多いです。

古文単語を覚えるときは、まずその単語を漢字に直してみましょう。

漢字に直すことで、古文単語の本来の意味がわかりやすくなりますよ。

たとえば、「あきらむ」という単語。「明らかにする」という意味ですが、現代語の「諦める」と意味を混同しやすい単語です。

ここで、「あきらむ」を「明らむ」という漢字に直してみましょう。

「明らかにする」という本来の意味が覚えやすくなるように感じませんか?

このように、古文単語を漢字に直すと、単語の本来の意味が浮かび上がってくることが多いです。

その結果、古文単語と意味を結びつけやすくなり、古文単語を覚えやすくなります。

根幹の意味を理解する

漢字に直すことに加えてやってもらいたいのが、根幹の意味を理解することです。

たとえば、「めざまし」という単語には、「素晴らしい・立派だ」という意味と、「気に食わない・目障りだ」という意味があります。

プラスイメージマイナスイメージの両方の意味を持つため、覚えるのが大変だな……と思った人も多いのではないでしょうか?

ここで、先ほどのように漢字に直してみると、「めざまし」は「目覚まし」と書きます。

実は「めざまし」は、もともとは「目が覚めるような」という意味です。

「目が覚めるような」が「はっとするほど素晴らしい」と「あまりにも目を引くので邪魔だ」という2つの意味で用いられた結果、正反対の意味を持つようになったのです。

このように、根幹の意味を理解すれば、単語と意味との関連が明確になり、頭に入りやすくなりますよ。

古文単語を語源で覚えるメリット

効率良く覚えられる

古文単語を語源と結びつけて覚えれば、暗記の効率が上がります。

たとえば、「めざまし」の意味を丸暗記する場合と、根幹の意味を理解して覚える場合で、覚えやすさを比較してみましょう。

まず、丸暗記する場合は、「素晴らしい」と「目障りだ」という2つの意味を覚えなければなりません。

正反対の意味を両方覚えることは大変な上、どちらか片方の意味を忘れてしまうと、古文を正しく読むことが難しくなります。

しかし、「めざまし」が「目が覚めるような」という意味だと知っていれば、「目が覚めるような」という意味に正反対の2つの意味が関連づけられ、2つの意味を自然と覚えることができます。

つまり、覚える分量が半分で済むのです。

このように、語源との関連づけによって、必要な暗記量を減らし、古文単語のインプットを効率良く進めることができます。

実戦的な覚え方ができる

古文を読むときは、その単語がどのような意味で使われているのかを文脈に応じて判断する必要がありますよね。

古文単語の意味を丸暗記しているだけでは、その文章に合った解釈をすることが難しく、内容理解の妨げになってしまいます。

一方、語源と結びつけて古文単語を覚えれば、文章に最もマッチした意味を語源から連想でき、内容を正確に理解しやすくなります。

その結果、古文を早く正確に読め、高得点につながる可能性が高くなりますよ。

おわりに

この記事では、古文単語を語源と結びつけて覚える方法を紹介しました。

漢字や根幹の意味を理解することで、古文単語を効率良く実戦的に覚えることができます。

しかし、他の暗記法と同じく、同じ範囲を繰り返し復習しながら覚えることも忘れてはいけません。

語源を単語帳にメモしておき、そのメモを見て意味を引き出せるようになったら、古文単語から直接意味を思い出せるように練習する……といったように、徐々にレベルを上げながらインプットするのがおすすめです。

より効率的に暗記できるよう工夫しつつ、コツコツと古文単語を覚えていきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

東京大学文科三類の2年生。お散歩とCD集めにハマっています。