目次
SPEED攻略10日間 国語 文学史の特長
【SPEED攻略10日間】①現代文と古文の文学史を掲載している
大学によって文学史の出題の方法はさまざまです。
現代文と古文の両方の文学史を出す大学があれば、片方の文学史しか出さない大学もあります。
そのどちらにも対応することができるように本書は、現代文と古文の文学史の両方を掲載しています。
したがって、この1冊で、国公立大学・私立大学を志望する誰もが使用することができ、自分の志望校に応じて必要な分野だけに絞って勉強することが可能です。
【SPEED攻略10日間】②短期間で入試頻出のポイントを暗記できる
文学史は、入試の配点において、多くて10点くらいしか出ません。
しかし、配点に比べて暗記する量は多く、時間がかかるために受験生を悩ませます。
そのため本書は、大学の過去5年分の入試問題を分析して出題頻度から収録する項目を選定してあるので、効率的に学習できるようにコンパクトにまとめられています。
ページ数で言うと80ページしかなく、参考書としてはとても薄いのでモチベーションも上がると思います。
したがって、文学史に時間を割く暇がない人でも、短い時間で集中的に覚えることが可能です。
【SPEED攻略10日間】③文学史の流れとともに暗記することができる
1講~5講 | 奈良時代から江戸時代 |
6講~9講 | 明治時代以降 |
10講 | 総合演習問題 |
本書は上の表のように、10の分野に分割されているので、自分の志望校の範囲に細かく対応することができます。
また、時代の流れに沿って掲載してあるので、順番通りに勉強することで文学史の流れを一目で理解することが可能です。
そして、本書はジャンルごとにも分かれています。
例えば物語文学において、
というような表が掲載してあります。
関連したジャンルごとに覚えることで、より暗記しやすい作りになっています。
SPEED攻略10日間 国語 文学史のおすすめの勉強法・使い方
【SPEED攻略10日間】①スキマ時間を使ってあまり時間をかけない
文学史を勉強することは上述の通り、勉強時間と入試の配点とのコスパが悪いということで、勉強をせずに試験に望む受験生も少なくないようです。
そのため、文学史を暗記しさえすれば確実に得点を稼ぐことができ、他の受験生に最大で10点もの差をつけることができます。
しかし、長文読解問題で得点しないと合格点には達することができません。
したがって、スキマ時間を使うことで時間をかけずに暗記をすることを心掛けましょう。
私の場合、学校に行く朝の電車の中では、文学史を勉強するというルールを作っていました。
また、参考書を持ち運ぶのが面倒な人には、本書と同じ会社から出ている『Z会 短期集中 文学史』というアプリをおすすめします。
価格は本書とほぼ変わらず600円でお手頃で、一問一答形式がとられているのでアウトプットを中心に勉強したい人におすすめです。
【SPEED攻略10日間】②各講ごとに知識をインプット・アウトプットする
本書は1講から9講まで各講ごとに、最初のページにその分野を学ぶ上で特に重要なポイントとなる部分を表にした「まとめ」と、次のページに一問一答形式で「問題」を掲載しています。
そのため、より効率的に暗記するために、各講ごとに知識をインプットしたのちに、アウトプットするようにしましょう。
この作業を繰り返すことにより、学びが一層深まります。
また、赤シートが付録としてついているので重要なポイントを隠しながら勉強することもおすすめします。
【SPEED攻略10日間】③解説部分を読んで理解を深める
各講の最初のページの下段には、「まとめ」の内容をさらに詳しく説明した解説がついています。
「まとめ」に振られた番号の内容と対応しているので、見比べながら理解を深めてください。
また、「問題」の解説にもしっかりと目を通してください。
文学史の問題を答えるうえでのコツなどを掲載しているので役に立つと思います。
入試において、1点・2点の取りこぼしは致命的になります。
たった10点の記号問題だからといって、手をつけないことの無いようにしてください。
他の受験生より少しでも多くの点数を稼ぐためにも、文学史で確実に点を取りましょう。