蛍光ペンのおしゃれな使い方と色の使い分け法

はじめに

漫画「ドラゴン桜」では蛍光ペンなんて使うな!あんなもの勉強した気になってしまうだけだ!などと酷い言われようをしている蛍光ペン……。

きちんとした蛍光ペンの使い方や色の使い分けをすれば効率を一気に上げることができます。

そんな蛍光ペンのおすすめの使い方をお教えします!

役立つ勉強道具について詳しくまとめた記事も合わせてご覧ください。

【高校生必見】勉強に大活躍するおすすめの文房具・便利グッズ8選

2022.10.15

色を使い分けて効率的に!蛍光ペンのおすすめの使い方

三色の蛍光ペンを使い分ける

集めた情報を同じように処理していたのでは、効率は落ちてしまいます。

そこで、蛍光ペンの色で情報を重要度で分けておくと勉強しやすくなるのです。

重要度、といっても単なる頻出度ではありません。

 

  • 先生が強調したり、参考書で強調されている箇所
  • 自分が怪しい、苦手、紛らわしいと感じた箇所
  • ただただ暗記を必要とされる箇所

 

の3つに分けます。

私のおすすめはの三色ですが、自分のお気に入りの色で大丈夫です。

それでは色の使い分け法を種類別に見ていきましょう!

赤色:テストに出るような重要な箇所

これは常識かもしれませんね。

先生が「テストに出すぞ~」と言ったところは、皆さん無意識的に派手な赤色でチェックをつけているのではないでしょうか。

この印がある箇所は、他の人から差を付けられないために勉強しておくべき箇所と言えます。

テスト前に時間がなくてもここだけは外すことができない、という場所です。

場合によっては「赤マークの所が簡単すぎて印が必要ない」と感じるかもしれませんが、思いの外ど忘れしてしまったりチェック漏れがあったりと、それで勉強の詰めが甘くなってしまってはもったいないです。

億劫がらず、蛍光ペンでささっとチェックしておくだけで効率アップです。

青色:自分が怪しい、苦手だと思った箇所

赤は一般的に重要とされる箇所であったのに対して、青は自分の苦手な箇所に付けます。

赤色でつけた所は、自分にとっては分かりきっていることが書いてあることがある一方で、青色でマークしたところには、自分の怪しいところにマーカーを引きます。

つまり、一目で見て自分がどこが苦手だったのかをつかむことができ、自分の苦手に効率的にアプローチすることができます。

これにより、不安要素を確実に潰していけますし、何よりもどこが苦手だったかをいちいち探す必要がなくなります。

怪しい、苦手の基準はできるだけ広く捉えましょう。

少しでも「大丈夫かな……?」と思ったら青色、という感覚でいけば間違いないですよ!

もちろん、全部に蛍光ペンを引くことになっては意味がないので、わからないだらけの段階ではマーカーを引くのを保留しておきましょう。

ある程度勉強してからにすることで、数を絞って効率的に苦手を潰していくことができます。

黄色:どうしても暗記が必要な箇所

赤が一般的な重要性、青が自分の苦手だったのに対して、黄は単純に暗記が求められる箇所にマークします。

炎色反応や年号、文学史等々、、、たとえ理解できたとしてもどうしても暗記が必要な箇所はあると思います。

そういう箇所に黄色蛍光ペンでマークしておきましょう。

暗記が求められる箇所はできるだけ早めに対策しておきたい部分です。

早めに対策する、つまり反復して覚えることで、脳が短期記憶ではなく長期記憶として覚えていてくれるからです。

一方でテスト前に短期記憶に詰め込んで勝負できる部分でもあります。

私はオススメはしませんが、時間が無い人は黄色の部分を後回しにするのも作戦ですね。

蛍光ペンで下線部を引いておいてもいいですが、暗記が必要な箇所をまとめて囲っておくのもおすすめです。

蛍光ペンを使った学習例

ここまでのことをおさらいしておくと、色の使い分けは

    • 赤:一般的に重要な箇所

 

    • 青:自分が苦手だと思う箇所

 

    • 黄:単純に暗記が必要な箇所

 

となります。

もちろん、いかなるマーカーにも線を引かれない箇所は出てきます。

自分なりの基準で線を引いていきましょう。

では、ここまでの蛍光ペンの使い分けの簡単な例を載せておきます。

定期テストで差をつける授業中の過ごし方

(字が汚いことと、黄が朱色になっていることはご容赦ください。)

ちょっと例が実際のノートじゃないのでわかりにくいかもしれませんが、雰囲気だけ感じて貰えれば幸いです。

青色でマークしてある『分地制限令』は、最初はいまいち意味が理解できなくて分からなかったけど、問題集を解く中で「零細化を防ぐため」ということがわかり、書き込んだという設定です。

青色でマークしておくことで、後から見た時も怪しいとこがすぐにわかるので便利なのです。

ペンを使う上で細かいルールは自分なりのアレンジを加えて是非活用してください!

美しいノートの作り方について詳しくまとめた記事も合わせてご覧ください。

「美しいノート」の作り方

2020.10.23

【番外編】蛍光ペンを使った復習法

ここまで紹介してきたもの以外にも、その日やったことを復習する方法に蛍光ペンを使う例をご紹介します。

ここでは一日に5科目の授業を受けたとして、その内容を5分で復習する方法を紹介します。

用意するものは、もちろん蛍光ペン(3色以上)と授業用ノートです。

必要な準備としては、あらかじめノートを色分けしておくということです。

5分でその日の勉強内容を復習するために、用意した3色ペンを使ってあらかじめ授業中や授業後の休み時間、通学時間を利用してノートを色分けしておきましょう。

今回の蛍光ペンの色分けのルールは、

  • :基礎になる重要なポイント
  • :比較的応用的な知識・実戦用
  • :発展的な知識・難問用

※もちろん自分でオリジナルのルールを作ってもOKです!

ノートの記述をこのルールに沿って、蛍光ペンで色分けしてください。

そして家に帰ったら、その重要度ごとに色分けされたノートをざっと見返していきましょう。

1教科1分を目安に重要度順(赤>青>緑)に見直していきます。

これだけで復習は十分です。

蛍光ペンを引く段階で、「これは重要で、これは重要でない」という風に仕分け作業を行なっているので、この仕分け作業と家に帰ってさっと復習するのとを合わせて、結局2回も見直ししていることになるからです。

普段復習をしない人でも、色分けしながら楽しく勉強できるのでおすすめですよ!

最後に

以上が効率があがる蛍光ペンのおすすめの使い方です!

情報を一箇所にまとめることを意識し、蛍光ペンの色の使い分けをする。

これだけでライバルとグッと差を付けることができます。

手間は掛からないので早速実践して、勉強の効率を上げていきましょう!




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