はじめに
受験勉強をしていると、勉強しようとしても集中するまでに時間がかかってしまったり、ついつい気が散ってしまって勉強がはかどらない……そんなことありますよね。
そんなとき、気分転換に最適なのが、勉強場所を変えてみるという方法です。
普段と違う場所で勉強すると、気持ちの切り替えになり、新しい気持ちで集中力を高めて勉強を再スタートすることができます。
そこで今回は、東大生が受験生時代に“集中して勉強できる場所”として良く使っていた勉強場所を調査しました!
勉強場所に困っているのであればぜひ参考にして欲しいです!
そもそも勉強がしたくない!やる気出ない!と思っている方はこちらの記事をまずは読んでみましょう。
机などで腰を据えて勉強するのが苦手……という方にはこちらの記事もおすすめです。
目次
- 1 はじめに
- 2 東大生が紹介する!学生におすすめの集中して勉強できる勉強場所10選
- 2.1 【東大生おすすめの勉強場所①】図書館:静かな環境で集中
- 2.2 【東大生おすすめの勉強場所②】自分の部屋(自室):自分だけの集中できる空間
- 2.3 【東大生おすすめの勉強場所③】リビング:一家団欒の中で集中
- 2.4 【東大生おすすめの勉強場所④】予備校の自習室:周りの雰囲気で集中力アップ
- 2.5 【東大生おすすめの勉強場所⑤】放課後の教室:見落としがちな勉強場所
- 2.6 【東大生おすすめの勉強場所⑥】ファミレス:意外に集中できる隠れた名所
- 2.7 【東大生おすすめの勉強場所⑦】ファストフード店:気軽に使える勉強場所
- 2.8 【東大生おすすめの勉強場所⑧】カフェ:カフェインと雰囲気で集中力をドーピング
- 2.9 【東大生おすすめの勉強場所⑨】有料の自習室:勉強場所の最高峰
- 2.10 【東大生おすすめの勉強場所⑩】漫画喫茶・ネカフェ:たまにはいいかも!?
- 3 最後に
東大生が紹介する!学生におすすめの集中して勉強できる勉強場所10選
【東大生おすすめの勉強場所①】図書館:静かな環境で集中
まず定番なのが、「図書館」という選択肢でしょう。
筆者も受験生時代、土曜日の休みは毎週と言っていいほど図書館に通っていました。
図書館のメリット
図書館はお金もかからず、静かで、勉強にはうってつけの場所といえるでしょう。
また図書館は、周りの人たちも本を読んだり勉強している人たちばかりなので、刺激が受けられ「自分もやらなきゃ!」という気持ちになれます。
さらに良いことには、誰も「邪魔だから、帰れ」なんていう人がおらず、長居が可能なことです。
飲食店だと、長居はお店の回転効率が落ちてしまう原因になりますので、店側からは歓迎されません。
お店の邪魔になっていないか、を気にしながら勉強するのか、心持ち嫌ですよね。
図書館は万人に自由に開かれているので、その分他人を気にせずに勉強ができます。
図書館のデメリット
まず、週末や長期休みは混んでいることが多く、席が埋まってしまっている恐れがあることです。
学生が勉強をするためのみならず、読書など様々な理由で色々な方が図書館を訪れます。
休日に行く際は、無駄足にならないよう朝早くに行くようにしましょう。
次に開館・閉館時間があることです。
当たり前のことですが、夕方までしか図書館の利用はできず、夜は他の勉強場所を探さねばなりません。
せっかく自宅だと集中できないからといって自宅外で学習したのに、夜は結局自宅学習しなければならないことは嫌な人は嫌だと思います。
一日中一か所で勉強したい、といった人は図書館勉強はおすすめできないのかもしれません。
最後に一度に持っていける参考書に制限がある、ということです。
図書館にはリュック1つほどの荷物で行かなければ、行くのだけで疲れてしまいます。
しかし、リュック1つに入る参考書の数はたかが知れている…
図書館だと、
「あっ、あれが参照したい!」
となっても瞬時に参照することができません。
自宅外で勉強する時にどこでも起こるデメリットといえばそうですが、なかなか大きなものです。
- 自宅で勉強できない人
- 読書が好きな人
- 図書館が近くにある人
【東大生おすすめの勉強場所②】自分の部屋(自室):自分だけの集中できる空間
勉強しようとして一番先に考えつく場所。それは「自分の部屋」でしょう。
東大生は自分の部屋で集中して勉強できるという人が多いようです。
自分の部屋のメリット
自分の部屋は、自分が最も集中しやすいように環境をカスタマイズできます。
学習机などの道具はもちろんのこと、勉強のスタイルなども拘束されません。
また、自分の部屋ですので、移動に無駄な時間がかかりませんし、経済的です。極端なことをいうと、起きて10秒で学習を開始できますね笑
さらに、静かで気が散らないということです。自室以外だと、図書館以外の多くの場所では不要なBGMがありますよね。
リビングでさえ、テレビの音やご飯を作る音などがありますよね。これが意外と気が散るんですよね……。
もちろん適度な雑音が集中を高めることもありますが、マイナス効果に転じることもあります。実際に、私は雑音が超苦手でした。
自室だと完全に自分の空間ですので、音を立てるも立てぬも自由です。
自分の部屋のデメリット
自分の部屋で勉強する時の最大のデメリット、それは誘惑物でしょう。
TVやゲーム、マンガなど…勉強に関係のない様々なものが、あなたを誘惑してきます。
ですので、ついついそれらに流されないよう注意が必要です。
流されると、せっかく貴重な数時間が簡単に消えてしまいます。
1日の最後で
「あぁ、今日は何もしてねぇな」
と罪悪感いっぱいで寝ることのないよう、注意しましょう。
あとは、親の干渉がありますよね。
勉強をしろ、と言われるまでなくても、何かしら用事があって親が自室にくるのは気が散りますよね。
そんな干渉があるのが、自室で勉強する際の特徴でしょう。
過去問を解いている途中で、
「ご飯できたよー」
なんて言って部屋に入ってきたら、かなり萎えます。
こういうときは、親御さんとはあらかじめご飯に時間を決めておく、ある時間帯には部屋には入ってこないように、などなど事前に打ち合わせしておくと安心です。
- 自室がある人
- 誘惑に負けない意志がある人
- 親から信頼されている人
【東大生おすすめの勉強場所③】リビング:一家団欒の中で集中
意外にも多くの人が勉強場所としていたのが、「リビング」です。
リビングのメリット
リビングでの勉強は、両親の監視の目があります。
自分の部屋でやるよりも「やらなきゃ!」という気持ちが高まる効果があるはずですね。
そんな緊張感を持って勉強できるのが、リビングの良い点の1つでしょう。
また、自分の部屋よりも、リビングの方が適度な雑音があるので、集中力を養うこともできます。
適度に雑音があったほうが、集中力が増すというのはよく知れた話ですよね。
さらにリビング学習の最大のメリットは、親への勉強アピールでしょう。勉強している姿を見せることで、「あんた、勉強しているの?」という質問を受ける必要もなくなるでしょう。
リビング学習は、両親からの信頼獲得に大きく貢献することでしょう。
リビングのデメリット
ただ、リビングでの勉強は家族の協力が不可欠。
リビングにはテレビの音量や、たばこ・アルコール…など勉強にそぐわないものがたくさんあります。
これらに配慮してもらうには家族としっかり相談する必要がありそうです。
でも1つ押さえておいて欲しいのは、リビングは家族団欒の場所。
勉強するためだけにある場所ではありません。
もし家族全体で、リビングを勉強に使って良いということになれば、日々感謝しながら勉強しましょうね。
- 自室だと誘惑に負けちゃう人
- 両親から協力が得られる人
- 両親からの信頼が欲しい人
【東大生おすすめの勉強場所④】予備校の自習室:周りの雰囲気で集中力アップ
予備校自習室のメリット
予備校自習室のメリットは何と言っても、学習環境が完璧に整えられていることでしょう。
自分で色々整えなくても、ただ自習室に来て着席するだけ。
すごくお手軽ですよね。
また、塾のライバルと一緒に勉強できるので、やる気を維持しながら勉強ができますね。
あいつに負けられない、あいつはどんな勉強してるんだろう……。そんなことを気にできるのは、複数人で勉強する際の特権です。
さらに寝ていようものなら、チューターや先生から注意される塾もあるようです。
何れにしても集中して勉強するにはとても良い環境と言えるでしょう。
予備校自習室のデメリット
一方で、予備校に通っている人限定になってしまう、というデメリットがあります。(中には、無料で自習室だけ使っていいことになっている塾もあるようですが)
このように、利用できる人に制限があるのが最大のデメリットでしょう。
- 予備校自習室を使える人
- 友達・ライバルと高め合いたい人
- すぐに質問しに行きたい人
【東大生おすすめの勉強場所⑤】放課後の教室:見落としがちな勉強場所
教室で勉強するメリット
まず放課後の教室は、静かで勉強しやすい環境といえるでしょう。机もちゃんとありますから、勉強する環境としては申し分なさそうです。
さらに、友達と一緒に勉強できます。
一人では解けない問題であっても、友達となら解決できるかもしれません。テスト前に友達同士で、勉強会を開いても良さそうですね。
また、場合によっては先生が学校にまだいることもあります。わからない問題は、質問ができるのもいいですね。
教室で勉強するデメリット
一方もちろん放課後ですから、そんなに長時間使うことはできません。
セキュリティの問題などでも、せいぜい8時が限界なのではないでしょうか?
結局家に帰っても勉強しないといけないのが、玉にきずです。
そして最大のデメリットが何と言っても、ついつい友達とおしゃべりして終わってしまうという点ではないでしょうか?
勉強して集まったはいいものの、結局勉強せずに終わってしまっては意味がありません。そこら辺のけじめがないと、教室での勉強は難しそうです。
- 学校で勉強すると落ち着く人
- 友達と勉強したい人
【東大生おすすめの勉強場所⑥】ファミレス:意外に集中できる隠れた名所
大学生にはど定番?のファミレスです。ドリンクバーが利用できて長時間の学習にもバッチリです!
ファミレス勉強のメリット
ファミレスの最大のメリット、それはドリンクバーでしょう。飲み物に困らないのは、とても大きな利点です。
次にご飯をその場で食べれるということでしょう。
図書館などとは違って、わざわざ外に出てご飯を買いに出る必要がありません(お弁当を持参すれば話は別ですが)。
注文するだけでその場に届き、片付けの必要もありません。非常に便利です。
あと一応24h営業な店舗があります。
深夜まで勉強ってことは少ないとは思いますが、自分が満足するまで勉強できるのはいいですね。
ファミレス勉強のデメリット
ファミレスはもちろんお店です。したがって、多少なりともお金を払わないとサービスを受けられません。
なので、毎日ファミレス…は中高生には少し厳しい話でしょう。
また、例え24h営業といっても、長時間にわたって勉強するのは店側からは歓迎されないでしょう。
長居は、店の回転率を下げることにつながりますから、お店に迷惑がかかってしまいかねません。
あと、ファミレスはもちろん学習のためのスペースではありません。飲食店であることを考えると、店内がうるさくても我慢しないといけない点が難点です。
ファミレスでいつも勉強するのはオススメできません。
利用するコストやお店であることを考えるといつも利用するというよりは、テスト前や夏休みにお客さんの少ない昼下がりに友達と集まって、たまにおしゃべりしながら楽しく学習するための場所として使うのが適切でしょう。
【東大生おすすめの勉強場所⑦】ファストフード店:気軽に使える勉強場所
ファストフード店のメリット
ファストフード店で学習するメリットは何と言っても、安くて、気軽に利用できるところでしょう。
カフェやファミレスのように、ちゃんと腰を下ろす感じではないところがいいですね。
ファストフード店のデメリット
ファミレスと同様に、学習するための場所ではないということです。
机が小さかったり、長居ができなかったり、また店内の食事の臭いが気になったりもしそうです。
やはりファストフード店も、たまに利用するのがベストでしょう。その場合も、やる問題を限定して短時間で済ませるということが望ましいでしょうね。 カフェでは、適度な音量でBGMが流れていることが多いです。加えて、コーヒーを頼めばカフェイン摂取もできます。 これらはともに、集中力が高めてくれます。 また、内装がおしゃれなので、落ち着いた気持ちで学習することができます。 さらに「自分こんな場所で勉強している」という意識が芽生えて、モチベーション向上につながります。 カフェを利用するには、ドリンクを頼まなければなりません。しかし、ファストフード店と違うのは、その値段です。 そこそこ高価なので、毎日カフェで学習は厳しそうです。 毎日カフェで学習すると破産してしまいます。なので、週末とかテスト前のような”頑張らないといけない”タイミングに利用を限定せねばなりません。 しかしとても学習は捗りますので、やる気出ないなーと思った時には美味しい飲み物とケーキで自分を釣って勉強しに行ってはどうでしょうか? 有料の自習室は、自分専用の座席が確保されている場合が多く、また席と席の間は仕切りで区切られているので、自分専用のスペースで勉強することができます。 また、勉強目的で来る人しか利用しませんので、図書館と比較しても非常に静かで集中できる環境と言えるでしょう。 しかし、有料の自習室はそれなりのお金がかかってしまいます。 利用する場合は、料金体系をしっかりと調べて、両親と相談の上申込をするかしないか決めるようにしてください。 やはり、金銭的に余裕のある人しか利用できないでしょう。筆者も浪人時代に、夏休みの間だけ有料の自習室を利用していましたが、月2〜3万円程度かかりました。 立地や設備によって金額は異なりますが、かなり高い金額であることは間違いないので慎重に検討して利用してみてくださいね。 なんと、漫画喫茶で勉強をしていた、という東大生もいました! 1つあえて挙げるなら、個室である、ということでしょうか。 狭い個室という閉じられた空間だと、集中できるのかもしれませんね。 漫画喫茶には、もちろん漫画にパソコンにゲームにと、誘惑がいっぱいです。 それに負けずに勉強するのは、かなり難しいのではないかと思います。 あと、利用料もかかりますよね。したがって、そんなに頻繁に利用することはできないのではないかと思います。 これについては意見が分かれると思います……。 息抜きで少し漫画が読みたい、漫画喫茶の居心地が好きなんていう人にはいいのかもしれません。 でも、正直オススメはしないですね。誘惑が多すぎますからね。 いかがでしたでしょうか? 筆者個人的には、予備校の自習室や図書館のような場所は誘惑が少なく、周りも勉強している人ばかりなので、メリハリをつけて勉強ができるのでおすすめです。 英語のリスニング練習や英文の音読など音を出さなければいけない勉強はやはり家でしかできないので、勉強内容に応じて自習の場所を決めてみるのも良いかもしれませんね!
【東大生おすすめの勉強場所⑧】カフェ:カフェインと雰囲気で集中力をドーピング
カフェ勉するメリット
カフェ勉するデメリット
【東大生おすすめの勉強場所⑨】有料の自習室:勉強場所の最高峰
有料自習室のメリット
有料自習室のデメリット
【東大生おすすめの勉強場所⑩】漫画喫茶・ネカフェ:たまにはいいかも!?
漫画喫茶のメリット
漫画喫茶のデメリット
最後に