はじめに
受験生が抱く悩みの1つとして、「英単語が覚えられない」というものがあると思います。
私も受験生時代、ほんとに英単語の暗記が苦手でした、、、
そこで何か上手い方法がないかと探していたら、すごい方の動画に遭遇しました。
今日はその動画とその投稿者であるATSUさんから学ぶ、効率的な英単語の学習について見ていきたいと思います!
目次
ATSUさんとは?プロフィールを紹介!
ATSUさんは日本人(純ジャパ)でありながら、留学経験なしで、
- 英検1級
- TOEIC990点
- TOEFL iBT103点
- IELT8.5
- 米国公認会計士(ワシントン)
- オーストラリア永住権
を獲得されており、現在はオーストラリアメルボルンにて世界4大会計事務所の1つに勤務し、アメリカ、イギリス、日系など幅広いグローバル案件の監査業務に従事している、という超すごい方です(HPより)。
なので、紹介されている暗記法にはとても説得力があります。
TOEIC満点・英検1級のATSUさんが紹介する英単語の暗記法
ATSUさんは、一冊の単語帳を覚えるための
主たる戦略と3つの戦術を教えてくれます。
主たる戦略:まず単語帳の全体像を掴む!
まず英単語暗記の戦略として、1冊の単語帳を何周もすることが大事だと言います。
何周もするというのは大変そうに思えますが、ATSUさんの解説を聞くとなんとなく自分もできそうと思えてきます。
- 単語帳の全体像を掴むとは、単語帳のどの辺にはどういった単語が入っているのか、をなんとなく掴むということ。これを反復的に何度も行うことで頭に摺りこんで記憶していく。
- 単語帳の頭から1つ1つの単語を順番に覚えようとすると、すべての単語を覚え終わるのに、途方もない時間がかかってしまう。
- 1つ1つの単語は覚えるのではなく「見たことがある」ぐらいの記憶で良いので、とにかくまず1周してみる。スピードを維持してさっと1周することで、単語帳1冊を画像のように暗記できる。
- 2周目は、50%覚える。3周目は80%覚える。というように、単語帳を1周するのを何度も繰り返す。これを10周ぐらいすると、完璧に覚えられている。
- 10周と聞くと多いと思うかもしれないが、最後の方にはほとんど覚えているので、1周するのに2日ぐらい終わるようになる。
つまり、1周目するときは完全に覚える必要はなく、
- 自分の使っている単語帳にどんな単語が入っているのか
- どのページにどんな単語があったか
といったようなことを、画像的に頭に入れることが大切だということです。
確かにまず自分の単語帳の全体像を掴むことができると、
「この章は簡単そうだから覚えやすそう」
「あの章は難しい単語のオンパレードだったから、結構時間がかかりそう」
といった感じで、なんとなく時間がかかりそうなところや、弱点などが見えてくるので、2周目以降の対策が立てやすくなりますよね。
次にその何周もする過程での具体的な戦略を3つ教えてくれます。
戦術1. 絵を描いて画像的に覚える
- 単語帳は文字の羅列なので単調だし覚えづらいので、絵を書いて画像的に覚えていくのが良い。
- 絵を描いて覚えるのは、一見時間がかかって非効率のように思うかもしれないが、時間をかけてでも1回描いてしまえばその後は簡単に覚えられるので、結果として効率が上がるので、時間を惜しまず絵を描くべき。
絵を描いて覚えるというのは、絵を描くのに時間がかかるので非効率なように思います。
ただ、私も実際に受験生時代にこの方法を使っていたので分かるのですが、ATSUさんのおっしゃる通り文字よりも画像の方が圧倒的に頭に残るし覚えやすいんです。
覚えにくい単語も、絵を描くことで、
「どんなイラスト描いたっけなー」
↓
「そうだ、あの絵だ!」
というように、絵から単語の意味を連想できるので、とても思い出しやすくなるんですよね。
もちろんすべての単語の絵を描いていてはとても時間がかかってしまうので、難しい単語、もしくは自分がどうしても覚えられない単語に絞って、この絵を描く方法を使うのが良いと思います。
描く絵が思いつかないときの対策も紹介されています。
どんな絵を書けばよいか思いつかない場合は、単語をGoogleで画像検索すると参考になる画像が見つかるので、その中から描きやすい画像を見つけて書けば良い。
絵に自信がない人も、この方法を使えば大丈夫ですね!
戦術2. メモリーツリーをつくる
次に紹介されているのが、メモリーツリーで覚えていく方法です。
- 1つの単語があったら、その単語に関連する単語を横に書いて、その単語を使った表現をさらに横に書いて、というように1つの単語からどんどん派生させて覚えていく。(=メモリーツリーを作るということ)
- メモリーツリーをつくると、1つの単語を覚えるのと同時にまとめて関連する他の単語も効率的に覚えることができる。
ひとつの単語から、意味の類似する単語、対義語、例文なども芋づる式に覚えていくということですね。
これも実際にメモリーツリーを描いて覚えていくのが良いかもしれません。
戦術3. マーカーとアンダーラインを使う
最後に紹介されているのが、マーカーとアンダーラインを使って効率的に覚えていく方法です。
単語帳を何周もするときに、どの単語は覚えているのか、どの単語は覚えていないのかを、いちいち単語を見ながら識別するのは大変ですよね。
そこで、マーカーの色やアンダーラインで、各単語の習熟度をぱっと見で識別できるようにすることが効率アップに繋がるということを教えてくれます。
- 1周目で覚えられなかった単語にマーカーを引いておくと、2周目はマーカーを引いたところだけ覚えれば良い。2周目で覚えられなかったところはアンダーラインを引けば、3周目はアンダーラインを引いたところだけ覚えれば良い。
- 覚えられていない単語だけをマーカー、アンダーラインを使うことで効率的に覚えることができます。
色分けや下線をすると、見た瞬間に識別できるようになるので、勉強が効率的になるのは明らかですよね。
ATSUさんの英単語の暗記法動画はこちら
ATSUさんの暗記法は、英単語の暗記ではもちろん、他の科目の勉強でも役に立つことが多いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!