【教育学部合格者が語る】教育学部の面接で注意すべきこと

はじめに

「教育学部の面接試験で何を見られてるの?」という疑問を持っている人、多いですよね。

 

教育学部の面接試験では、ただ質問に正確に答えられるだけではなく、教員への適性や、人間性などもアピールすることが重要なんです。

 

この記事では、教育学部の面接でチェックされる3つのポイントと、重要な3つの非言語的要素をご紹介します!!


教育学部推薦面接で見られるポイント3選

教育学部推薦入試でチェックされるポイントは質問に対する回答の内容だけではありません。

 

ここでは注意するべき3つのポイントをご紹介します!

 

見られるポイント①教員に向いているかどうか

まず見られるのは、子どもに対する思いや関心です。

 

これは、 単に「子供が好き」「教えたい」という気持ちだけでなく、「子どもにどう寄り添いたいか」「子どもの成長にどう関わりたいか」という具体的な考えを求められます。

 

子どもの気持ちを尊重し、個々の違いを受け入れながら接する姿勢があるかどうかは、重要なチェックポイントです。

 

また、困難への対応力も、面接で重要な評価ポイントのひとつです!

 

答えに詰まったときの対応方法も評価対象となるため、焦らず冷静に対処することが大切ですよ。

 

学校現場では、予想外の出来事が日常的に起こるため、柔軟な対応力が求められるので、面接でも、臨機応変に対応できるかどうかが見られています。

 

見られるポイント②人間性

教員は、常に子どもたちの「お手本」となる存在であるため、信頼できる人間性が求められます。

 

そのため、面接の中で分からない質問をされたときでも、ごまかしたり適当に答えたりするのではなく、正直かつ丁寧に対応する姿勢が大切なんです。

 

「すみません、もう一度お願いします」や「少し考える時間をいただけますか?」と正直に言い、誠実な対応を心がけましょう。

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見られるポイント③コミュニケーション能力

教育学部の面接では、教員に必要なコミュニケーション能力を示すことが重要です。

 

特に、学校現場で生徒や保護者との円滑なやり取りに必要な、協調性や柔軟性、適切に情報を理解する力やわかりやすく伝える力が求められます。

 

話す際は、結論、理由、具体例の順で話を進めることで、分かりやすく伝えることができます。

 

それに加えて、聞き取りやすいスピードを意識し、適度な速さで話すことで、落ち着いた印象を与えられますよ。

 

面接では、予想外の質問をされることもありますが、そのような場合でも、慌てずに冷静に答え、臨機応変な対応力を示すことが大切です。

 

私は実際に、「多様性が広がる社会の中で、学校現場でできることは何か」という質問をされました。

 

練習では、私の専攻である英語教育に焦点を当てた質問や、学校教育の問題点とその解決策について準備していたため、予想外の質問でした。

 

しかし、数回深呼吸をしてから話したことで、落ち着いた状態で回答できました!

 

また、将来の教育者に必要不可欠なスキルとして、「相手の話を理解し、自分の言葉で考えを伝えられるか」という点も見られます。

 

面接に自信を持って臨むためにも、これらの力を日々のコミュニケーションの中で意識し、磨いていきましょう。

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重要な非言語的要素3選

ここからは、面接の際に気を付けるべき非言語的な要素を3つご紹介します!

 

重要な非言語的要素①適切な声量と話し方

声の大きさや話し方は、面接での印象を左右する重要な要素です!

 

特に教育学部の面接では、「言いたいことをしっかり伝えられているか」が評価されるため、聞き取りやすい声量落ち着いた話し方が大切です。

 

はっきりした声で話すことで、自信や誠実さを伝えることができると共に、しっかりと準備ができている印象を与えられますよ。

 

また、聞き取りやすい速さを意識し、適切な速さで話すことで、聞き手が話を理解しやすくなります。

 

このような話し方を目指して、私は自分の話している音声を録音し、聞き返すという練習を実践していました。

 

録音した音声を確認し、聞きづらい部分やわかりにくい表現を修正することで、より伝わりやすい話し方を身につけることができます。

 

重要な非言語的要素②アイコンタクト

面接では、目線の使い方も相手に与える印象に影響します!

 

自然に目を合わせることで、自信を持って話していることを示し、誠実で信頼できる印象を与えることができます。

 

アイコンタクトを意識するための練習方法としては、自分の面接練習を録画して見直すことが効果的です。

 

自分がどのように目線を動かしているのかを知り、改善点を見つけることで、自信を持って話せるようになります。

 

また、面接の練習だけでなく、日常の会話の中でもアイコンタクトを意識することで、徐々に自然な目線の使い方を身につけられますよ。

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重要な非言語的要素③表情

表情は、言葉よりも先に相手に印象を与える重要な要素です!

 

人の態度や気持ちは自然と表情に現れるため、どのような表情で話すかによって、コミュニケーションの質が大きく変わるんです。

 

特に、笑顔が多い人は親しみやすい印象を与えるため、自然な笑顔や前向きな表情を心がけることで、相手に安心感を与え、円滑なコミュニケーションにつながりますよ。

 

よりよい表情で話せるよう、私が実践していた練習方法の一つに、鏡を見ながら話し、自分の表情を確認するという方法があります。

 

自分の笑顔の形や目の動きを観察し、調整することで、より自然な表情を作れるようになりますよ。

 

また、自分の話す様子を録画して見返すことも、実際の表情を客観的に確認し、改善点を見つけることにつながるため、効果的な練習方法です。

 

こうした練習を積み重ねることで、表情を意識したコミュニケーションが身につき、より良い印象を与えられるようになるので、ぜひ実践してみてください!



おわりに

教育学部の面接では、受験生の考え方や姿勢が問われます。

 

また、質問への回答だけでなく、話し方や態度も評価の対象となるため、声の大きさやアイコンタクト、表情などを意識することが大切です。

 

合格するために、日頃から練習を重ね、自分の伝え方を磨いていきましょう。




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