休日平均12時間勉強!?元限界受験生の勉強時間、隙間時間の活用法を紹介

はじめに

1、2年生の皆さん、「受験生は一日の中でどれぐらい勉強時間を確保しているのだろう……?」と思ったことはありませんか?

今回は受験勉強をぎりぎりまでやらなかった限界受験生の1日のスケジュール、限界受験生にならないための計画の立て方を紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

限界受験生の一日の勉強時間は?スケジュールも含めて紹介

【元限界受験生が教える!】限界受験生の1日のスケジュール

受験生がスケジュールを立てる上で重要なのが、できるだけ勉強時間を増やすことです。

私は受験生時代、いかに無駄な時間を捨てるかを考えていました。

勉強計画を立てるときは捨てられない時間が1日に何時間あるかを把握し、どれくらい勉強時間に充てられるかを常に考えるのが大切です。

私は睡眠時間はしっかりとるように心がけ、支度には最低限の時間を確保し、スキマ時間などを勉強時間に充てるようにしていました。

ここからは平日、休日の具体的な勉強スケジュールをご紹介します。

限界受験生の1日のスケジュール(平日)

平日は学校があるため、勉強時間を5〜6時間確保することを目安とし、始業までの時間放課後の時間を有効活用していました。

授業の休み時間では勉強することも大事ですが、友達と会話してストレスを解消するのも大事です。

昼休みなどのある程度時間の取れた休み時間は勉強時間にあて、それ以外の休み時間は友達との会話の時間にすると、メリハリをつけて時間を使えますよ。

限界受験生の1日のスケジュール(休日)


休日は平日と同じ時間に起きて、1日12時間以上勉強するのが理想です。

休日には自分のやりたい勉強の時間をしっかり確保できるので、休日の勉強が受験勉強の要といっても過言ではありません。

そのため朝から自分を律して十分な勉強時間を確保できるかがどうかが周りとの差を生みます。

休日の勉強では効率よく勉強するために、時間帯で勉強する科目を変えていました。

例えば、午前中は国語や数学などの思考力を伴うもの、午後は単語や歴史など暗記系や英語の音読など思考力をあまり伴わないものを勉強するのがおすすめです。

【元限界受験生が教える!】 限界受験生にならないための勉強計画の立て方

過去問をやり始める時期を勉強計画の指標にする

難関国公立なら10年分、最難関国公立なら20年分の過去問を解くのが理想です。

そのため膨大な量の過去問を解いて、自分のものにするためには夏休み中から過去問に取り組むことが望ましいです。

つまり、夏休み前、夏休み前半までにはすべての科目で基礎固めが完了している必要があります。

計画を立てるときは志望校の過去問をやり始める時期から逆算して、基礎固めなどの復習にかける勉強の計画を立てるようにしましょう。

早めに学習を始めるべき科目を知って計画を立てよう(文系・理系共通)

まず、文系・理系共通で早めに勉強を始めるべき科目は数学英語です。

数学は基礎固めに時間がかかるうえ、なかなか伸びにくいです。

数学の参考書や過去問は1題を解くのに時間がかかる傾向があり、また頻出分野は数周しないと身に付かないので、学力を志望校レベルまであげるのに膨大な時間がかかります。

志望校レベルまで学力をあげるために、夏休みのはじめには、志望校レベルの参考書を解き始め、夏休み中から終わりごろまでには過去問に取り掛かれるようにしておきたいです。

そのため高3の夏休みまでに網羅系参考書を通して、基礎固めを終わらせていると望ましいです。

数学を2次試験で使う人は焦ることなく勉強を進めるために、早めに受験を意識した勉強に取り掛かりましょう!

一方で、英語を早めに完成させたい理由は、社会や理科に大きく時間を割くためです。

英語は、早めに仕上げておくと、高3になったときにあまり時間をかけずに武器に。

高3で英語にかける時間が少なくて済むように、高3までに文法の参考書を完璧にすることと、文型完璧に理解するのが理想です。

高3では、英語を単語や文法を少しずつ確認しつつ、長文、リスニングの対策をするだけの状態にしておくと楽になりますよ!

早めに学習を始めるべき科目を知って計画を立てよう(文系)

文系で早めに勉強しておきたいのは歴史です。

歴史は覚える量が膨大で、たった一年本気でやっただけでは、まったく歯が立たないといっても過言ではありません。

さらに歴史の試験は大学によって癖があり、まったく異なっています。

癖に対応するためには、過去問演習を繰り返すしかありません。

そのために高3では過去問演習に時間を割いた計画を立てる必要があります。

過去問演習に時間を割くためには高3の夏休みまでには通史を仕上げ、受験の過去問に論述問題がある人は、高3の夏休み中には論述対策を始めるのが理想です。

論述対策をしているうちに、歴史の整理が出来るようになり、結果的に歴史全体に対する理解が深まるので、早めに対策を始めましょう。

早めに学習を始めるべき科目を知って計画を立てよう(理系)

理系で早めにやっておきたいのは物理です。

数学同様、基礎固めに時間がかかるので、なかなか伸びません。

そのために夏休みまでに原子以外の分野の概念を理解しておきましょう。

原子の分野が入試問題に出てくることは稀です。

分野ごとの出題頻度では力学、電磁気が多いですが、、原子以外の分野もまんべんなく出題されています。

夏休みには電磁気と力学を中心に問題を解いてください。

電磁気と力学は物理の中でかなりの重要度を占めます。

特に力学はすべての分野の基礎になっているため、しっかりと理解できるようにしましょう。

おわりに

受験生の1日の勉強時間をつかめましたか。辛そうと思った方もいるかもしれませんが、何事も楽しむ姿勢が大事です。

隙間時間の勉強法や長時間勉強するコツ、勉強計画の立て方をうまく活用して余裕をもって受験期こそ楽しみましょう!




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