東大生が教える!「成績の上がらない」最悪の勉強の仕方と改善の仕方10選

こんにちは、ライターの啓です。

みなさん勉強は順調に進んでいますか?

「成績がなかなか上がらない」と悩む受験生は多いことだと思います。

好きでもない勉強を頑張ってしているのに、成績が上がらないなんて最悪ですよね。

実は、成績が上がらないのはある共通する間違ったやり方で勉強をしているからかもしれません。

成績の上がらない勉強法には10つのパターンがあると私は考えています。

今回はその1つ1つについて、「何がいけないのか」「どうすれば成績が上がるようになるのか」を一緒に考えていきましょう。

人の勉強法をマネするのは難しいですし、勇気が要ることです。
しかし、自分の勉強のやり方の間違っているところを修正することなら、簡単にできます。

自分がやってしまっているものがある人は、この記事を参考に改善していきましょう!

この記事では全部で10つもの勉強法・改善法を紹介しているので、分量がかなり多くなっています。

もちろん、自分に当てはまらないものまで読む必要はありませんので、必要に応じて、目次からジャンプしてくださいね。
情報収集も効率よく、それが受験を成功させるコツです。

必見!成績の上がらない勉強法とその改善法

その1:授業や定期テスト、模試などをやりっぱなしにする

せっかく時間と体力を割いて取り組んだ課題や授業、定期テスト、それに模試。
もう終わったことだからといってほったらかしていませんか?

課題。授業。定期テスト。模試。これらはすべて、復習までしなければ、その努力とかけた時間が無駄になってしまいます。
なぜならば、脳は、1度しか入ってこなかった情報は「価値が低い」と判断して、覚えてくれないからです。

なにかをやりっぱなし、というのは脳からしたら流れる風景と同じ扱いなんですね。
これでは覚えてくれるはずがありません。

1度時間をかけて頑張ったのに、何も記憶に残らないなんてもったいないですよね。

自分の苦労を無駄にしないためにも、復習はきちんとやってほしいと思います。
何度も繰り返し覚えようとすることで、脳が「重要な情報なんだ」と認識し、覚えることができます。

復習では、次に同じ問題を解いた時に確実に解けるようにすることを目標にしてください。私の経験則からすると、だいたい同じことを3回すれば間違く覚えることができると思います。

勉強したことを記憶に定着させるには、復習は必須です。予習やテストよりも、復習の方が大切と言ってもいいかもしれません。

「今まで復習をしたことがなかった」という人は、ぜひ復習を習慣にしましょう!

具体的な復習方法については、以下の記事でご紹介しています。

東大生おすすめの定期テストの復習・やり直しの方法とは?

2015.11.08

その2:自分の勉強していることに興味をもたない

いくら勉強できる根気強さがあったとしても、内容に興味をもたなければなかなか成績が上がるほど覚えられないでしょう。

例えば、

「1492年、イサベル1世の支援を受けたコロンブスが、西インド諸島に到達した」
と授業で習ったとします。

そのときに、
「ふーん、なんかテストに出そうだし覚えるか…」
と思って終わるのでは、印象に残りにくく、短期間しか記憶に残りません。定期テストではうまくいったとしても、入試で使えるようにはならないでしょう。

一方で、
「コロンブスはポルトガル人なのに、なんでカスティリャ(スペイン)の王様の支援を受けたんだろう?」
と興味をもった場合はどうでしょう。

学校では教えてくれない深いところまで興味をもって、自ら知ろうとするのです。

主体的に覚えたことは脳が「重要な情報だ」と判断してくれるので、大抵忘れることはありません。

習った全てのことに興味を持つことは難しいかもしれませんが、
興味を持つことができたら深く知ろうと思えるし、勉強が楽しくなるということは覚えておきましょう。

そのように勉強できた方が楽しいですし、記憶に定着しやすくなってまさに一石二鳥ですよ!

その3:インプットばかりして、アウトプットをしようとしない

これをやってしまってる人はかなり多いのではないでしょうか。

インプットとは具体的にいえば、単語帳を見て単語と訳を確認し覚えたり、まとめたノートを見たりすることです。

アウトプットとは、問題を解くこと全般が当てはまります。

多くの人が勘違いしているのですが、
入学試験本番で必要なのは「アウトプットする力」であって「インプットする力」ではありません。

問題を解くために必要なことをアウトプットできる練習を本番までにしておかなければ、入試本番で真の実力を発揮することはできません。
つまり、見るだけ読むだけ書くだけの勉強では、最終的な入学試験には通用しないということです。

にも関わらず、インプットの練習ばかりしてアウトプットの練習をしないまま受験を迎える人が結構多いんですね。
悲しいことにこのような人は、自分がやってきた努力の成果を十分に発揮できません。

「必死に教科書を読んだり、ノートを見たりしたのに成績が上がらない」という人は、アウトプットが足りていないことが問題かもしれません。

そんな悩みを抱えている人に必要なのは、覚えているかどうかの確認ではなく、思い出せるかどうかの確認です。

具体的には、

  • 単語帳を眺めているだけではなく、自分でテストを作って単語から意味を思い出せるかを確認してみる
  • 数学の問題でわからない問題があれば答えを見ることで終わるのではなく、なぜその答えになるかを解いて確認してみる

と言ったのが例として上げることができます。

どちらもインプットとアウトプットがうまく組み込まれていることがわかりますね。

元東大王の伊沢拓司さんも、勉強ではアウトプットを重視し、「必要な公式と解法まで思い浮かべられるかを確認した」とおっしゃっています。

高校生クイズ2連覇の東大生・伊沢拓司さんに聞いた暗記法

2016.06.29

皆さんも普段の勉強から、きちんとアウトプットができているかの確認をするようにしましょう。

その4:勉強していないのに勉強している気になる

初めは「勉強しよう!」と意気込んで机に向かっていたのに、途中で耳が寂しくなったから音楽を聞いて、お気に入りの番組が始まるからテレビを点けて、
「でも並行して勉強も進めれば大丈夫大丈夫」なんて自分に言い聞かせて、

1時間後、進捗を確認してみたら結局何も進んでいない、なんてことはありませんか?

勉強をしていないのに勉強をした気になってしまう訳ですね。

楽しいことでついつい頭がいっぱいになるのは、人間として仕方ないこと。

じゃあ、一体いつ勉強すればいいの……?もしかして、人は家では勉強できないのでしょうか?

こういった「気付けば勉強以外のことをしている」人には時間を計る勉強法がおすすめです。

この理由を本格的に説明したら、1つの記事になってしまいました。なぜ「時間を計る勉強法」がおすすめなのか、以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

東大生が教える!時間を計って勉強すると圧倒的に勉強効率が上がる5つの理由

2015.10.14

その5:必要以上に綺麗なノート作りに何日もかける

綺麗なノートを作っているだけなのに、勉強していると勘違いしてしまう人がいます。

綺麗なノート作りはもちろん役に立ちますが、度が過ぎるのは考えものです。

当たり前ですが、ノートは自分が読めれば十分です。
何色も色を使ってカラフルにしすぎても、どこにどの情報があるかわかりにくくなります。

いかに綺麗にノートにまとめるかに集中してしまう人は、内容を覚えるという本当の目的を忘れてしまっています。

この勘違いも成績が上がらなくなる原因の1つです。注意しましょう。

皆さんは、そもそも「ノートを作る必要性があるか」を考えてからノートを作っていますか?

これからノートでまとめようと考えていることが、参考書や教科書を読んで理解できる程度のことであれば、わざわざノートにまとめる必要はありませんよね。
1から全部作るより、教科書に書き込む方が大幅に時間を節約できますし、情報が集約できて良いですよ。

ノートとは先生の話をちょっとメモしたり、板書を写してあとで確認したりするためのものです。

自分用である限りは、あまりに綺麗にまとめるメリットはそれほどありませんよ!
最低限自分が理解できるようなノートであれば、特に問題はないはずですからね。

その6:課題の答えを写す

課題をマジメにやった方がいいのはわかってるんだけど、提出までに時間がないから、朝の教室で友達のを写して提出してしまう……。

その場は乗り切れるかもしれませんが、当然、それで力はつきません。

「写したことで頭に入っている」と思うかもしれませんが、それは一瞬だけで、知識として定着するはずがありません。

せっかく生徒のことを思って先生が出してくれた課題です。
これを有効利用できずにいれば、周りと差がついていくのは当たり前です。

前述した通り、アウトプットとしないと意味がないのです。
せっかく貴重なアウトプットの機会を、課題として与えられているのですから、それを、みすみす無駄にするのはもったいない!

勉強で楽したい、と思うのなら課題は積極的に消化していきましょう。
課題をしなかったことによるツケは、あとで必ず返ってきて自分を苦しめることになりますよ!

課題の有効利用法については、以下の記事でパターン別に紹介しているのでぜひ読んでみてください。

宿題には意味がある!やりたくない宿題を効率的に有効利用する方法

2015.10.14

その7:他人の「勉強やってないアピール」を真面目に信じる

突然ですが、次のシーンを考えてみてください。

テストが徐々に近づいているある日。
みんなはどれだけ勉強をやっているんだろう…と気になり、朝学校で友だちに聞いてみたら、
「勉強?全然やってないよ!」
と答えました。

さて、ここであなたはどうしますか?

「なんだみんなしていないのか。じゃあ、自分も勉強しなくていいや」と考えて、勉強をしないでいますか?
それとも、「周りはしていなくとも、自分には関係ないことだ」と思って、勉強をしますか?

前者の人は要注意!
友達の「勉強やってないアピール」ほど信用できないものはありません。

この「勉強やってない」とよく言ってしまう背景には、「セルフ・ハンディキャッピング」という心理が働くからだと言われています。

「セルフ・ハンディキャッピング」とは、自らにハンデを課すことで、たとえ失敗した時でも他のせいであると言い訳ができるようにして自尊心を守る行為のことです。

「あ~、テスト前だけどノー勉だからテスト絶対ダメだわー」というのが典型例です。

こう言っておけば、
結果が悪かったら「勉強してないし当たり前だよね」
結果が良かったら「ノー勉なのに自分すごい!」
と思えるため、どちらに転んでも自分を保護できるシステムなのです。

そのような言葉は受け流しましょう。惑わされてはいけません。

そもそも友達が勉強していないことが、自分が勉強しなくて良いことの理由になるはずがありません。
友達は友達、自分は自分です。自分を信じて、ひたむきに勉強しましょうね。

その8:入試当日の自分を過信する

「入試当日の自分がなんとかやってくれるでしょ」と思って勉強するのは危険です。

試験本番に自分を信じて臨むのは一向にかまいません。しかし、普段の勉強の段階から自信を持ちすぎることはむしろマイナスに働きます。

本番で期待通りの力が出せるとは限りません。
実力が出しきれなくても合格できるくらいの対策をしてちょうどいいくらいでしょう。

私の場合では、
数学では、なんとなく答えが出た、という問題はちゃんと何故そういう答えになるのかを考え、
歴史では、今パッと思い出せないけど時間をかければ思い出せるだろう、ではなく瞬間的に思い出す練習をしました。

もちろん、最後まできちんと継続的に勉強をしたなら、大いに自信を持ってテストに臨みましょう。
ただしそれまでは、当日の自分に頼らず、本番を万全の体勢で臨むための土台作りに励みましょう!

その9:やる気がでないのを意志の弱さのせいにする

勉強しなければいけないのはわかってるけど、勉強する気が起きない。
そんな時は誰にでもあります!私もそうでした。

しかし、やる気の出ない状態を意志の弱さのせいにしていたら、成績が上がることはないでしょう。
意思をコントロールするのは難しいことだからです。

コントロールの難しい意志の強さに頼るよりも、意志以外にどういう要素があってやる気が起きないのかを分析する方が簡単です。

もしかしたら休憩の回数が少ないのかもしれません。
もしかしたら朝のほうが集中できるかもしれません。

「意志が弱いからだ」と言っていても始まりません。
繰り返すようですが、意志をコントロールすることは難しいことですからね。

勉強する時間や場所を変えるなど、比較的簡単に改善できるところから変えていきましょう。

その10:誘惑に負けるのに対策しない

始めに、誘惑について私なりの考えを述べておこうと思います。

それは、「好きなことをすることは必ずしも悪いことではない」ということです。
私はゲームが好きだったのですが、正直ゲームを禁止してまで受かりたいとは思ってませんでした。

自分の楽しみを持って勉強するのも大事なことです。たまには息抜きをしないと疲労だけがたまって、かえって効率が落ちてしまうこともあり得ます。

好きなことをするのが悪ではないのです。

一方で、たまたま付いていたテレビの番組を見てしまったり、漫画をふと読んでしまったりと、するつもりのないことをしてしまうことがありますよね。

こういった場合には、誘惑に負けないように注意する必要があります。

「いや、俺はテレビを見ない!」「漫画を読まないぞ!」と我慢してもいいですが
私から言わせれば、誘惑と戦っている時点で負けです。

誘惑に負けがちな人は、自分が気にならないくらいまで、誘惑を遠ざける努力をしましょう。
方法は人によって程度がまちまちですが、スマホについていえば、

  • スマホは自室ではなく、リビングにおいて勉強する
  • 休日以外は、親御さんに預かってもらう
  • スマホを解約する

下に行くほど程度が大げさになるようにしてあります。
ちなみに私は一番下を選びました。存在があるだけで、スマホは強力な誘惑物ですから…

このように、身の回りの誘惑物を自分から遠ざけるようにしてみましょう。

それでも我慢できないものは、きっと自分の大事な楽しみだと思うので、それについては勉強時間と相談しながら楽しみましょう!

「楽しむ時はしっかりと楽しむ」のが勉強にもしっかりと取り組むコツでもあります。

受験はマラソンのようなもので、長続きしなければ合格することはできません。
その点で、娯楽や息抜きとは上手に付き合って行く必要がありますよ!

「勉強できない!したくない!」やる気が出ない時に、東大生がしていた50のこと

2015.11.21

成績の上がらない勉強法・改善方のまとめ

いかがでしたか?
様々な成績の上がらないパターンがありましたね。

どれか1つでもあてはまるものがあったでしょうか?

「一利を興すは一害を除くに如かず」という言葉にもあるように
良いものを取り入れることも大事ですが、悪いものを取り除くことも大事です。

今回自分が当てはまるものがあったら、少しずつ改善していきましょう!
いつか必ず、成績が右肩上がりになってくるはずですよ!




皆さんの意見を聞かせてください!
合格サプリWEBに関するアンケート