【予備校なしで早稲田に合格!】予備校に行かなかった理由と勉強法

はじめに

「自分は予備校に行った方が良いのだろうか」
「予備校に行かないで合格できるのだろうか」
と悩んでる方はいませんか。私は、友達の多くが予備校に通い出したこともあって、予備校に行かないで合格できるか常に不安でした。

そんな私がどうして予備校に行かなかったのか、E判定ばかりでもなぜ予備校に行かずに早稲田大学文学部現役合格できたのかをこの記事で紹介します。

みなさんが予備校に行くか判断したり、自力で勉強したりする際のお役に立てると嬉しいです。

予備校に行かないことに決めた理由

自分にできることをやっていなかったから

まだ自分の力で改善できることが山積みなのに、予備校に頼ろうとしていました。しかし、例えば英単語の勉強を疎かにしたことで英語が苦手なら、予備校に頼るよりも自分でコツコツと頑張る方が成績アップの近道に思えますよね。私はそれまで学校の小テストに向けて真面目に勉強していませんでしたが、地道に勉強していくと単語力が上がり、英文が読みやすくなりました。

学校と予備校両方の授業を受けるのが大変だったから

学校の授業を週5で1日5コマ受けていたのですが、予備校で授業を受けると普段の予習復習や小テストの勉強に加え、さらに予備校の授業のための予習復習が必須になります。学校と予備校の授業がどちらも中途半端になることは絶対に避けるべきです。そこで私は、学校の授業の予習復習を確実にする方が得策と考えました。

高校でカリキュラム特性上の問題があったから

高校3年生になると受験で使う教科が中心の時間割になる、私立の中高一貫校に通っていました。私立文系コースを選ぶと英語と国語がそれぞれ週に8コマになり、数学と理科は1コマもありません。このような時間割だったので、自分に必要なのは予備校に行って受け身の学習時間を増やすことではなく、学校の授業の予習復習と自主学習だと思ったのです。

予備校に行かないメリット

オリジナルのプランニングができる

予備校に行かなければ、その分自分で自由に時間を使うことができます。やりたいこと、苦手なことに合わせて自由にプランニングできるので、効率の良い勉強をしやすくなるのです。主体的に選んだことを勉強すると、やらされてる感や身が入らないことがなくなり、やる気が出して勉強することができました。

レベルにあったテキストを自由に選べる

書店にあるテキストから、自分が成績を上げるために必要なものを好きに選べることもメリットです。ただし、同じ分野のものを何冊も買ってどれも中途半端になってしまうのは避けましょう。例えば、古文単語のテキストを二冊買ってどっちも半分ぐらいしかインプットできなかったとなると非効率的ですよね。一冊を完璧になるまでやり込むのがおすすめです。

一人で勉強するときの注意点

勉強計画を立てる

抜けてる部分がないか常にチェックする

これは私が一番気を配っていたことです。例に英語を挙げてみます。私は単語、熟語、文法、英文の分解・精読、速読が満遍なく勉強できているかを常に意識していました。文法ばかりを勉強して単語が疎かになっていないか、長文は最近解いているか、などを考えて計画を立ててみましょう。このことを意識できていないと、ある一分野の対策が遅れてしまったり、苦手に感じたりしてしまいます。

何をいつ始めるのか決める

私の反省から生まれたポイントです。過去問を解き始めるのが遅かったため、十分に対策することができず後悔しました。みなさんは受験日から逆算して、いつ何を始めるのかというざっくりとした長期計画を立てましょう! 理想に沿って計画を立てるのではなく、「この日までに絶対これは終わらせないとダメだ」という観点で計画を立てると、実行しなければならない気持ちが強くなりますよ。

学んだことは可視化する

ストップウォッチで時間を測りながら勉強し、何をどのくらいやったのかを時間軸のついているスケジュール帳に細かく記入しましょう。その日に学んだことを整理でき、次の計画が立てやすくなります。また、記録をつけると「今日は一日勉強していた気がするけれど何を学んだんだっけ……」とモヤモヤすることが避けられます。記録で埋まったスケジュール帳を見ると達成感があり、逆に記録がスカスカだと今週はだらけてしまったなと気付けますよ。

メリハリを大事にしよう

遊ぶときは遊ぶ!!

楽しみな予定があると、「◯日まで頑張ろう」と勉強のモチベーションが高まりますよね。遊ぶときは心から楽しむと、次の日からまた頑張ることができます。学校行事をうまく活用するのも良いですね。現在はコロナウイルスでうまく切り替えができないという方もいるでしょう。散歩に出かけたり思いっきり好きなことをしたりして、気持ちを切り替えることも時には重要なのではないでしょうか。

1セット勉強したら休憩タイムを取る

自分の集中が続く限界の90分ほどを1セットとして、お手洗いに行ったり、お菓子を食べたり、勉強記録をつけたり、記録をパラパラ見返したりして5〜10分ほど休憩しましょう。短い仮眠をとるのも良い休憩になります。しかし、この休憩タイムでスマートフォンやテレビを見るのはおすすめしません!抜け出せなくなりがちですよ。

「10時間勉強する」ではなく「今日はこれをやる」

これは特に休日に意識したいポイントです。時間を決めるよりやることを決める方がだらだらしないので、メリハリがつき作業効率も良くなります。量ばかり意識するのではなく、毎朝「今日はこれをしよう」と書き出してから勉強することで質の高い学習を心がけましょう。受験生でもテレビを見たかった私は、机に向かっている間は誰よりも集中して1秒も無駄にしないという気持ちで取り組みました。

友達と会話する時間を取ろう

友達と気分転換をする

一人で勉強していると不安になることはありませんか。そんなときは、同じ目標に向かっている仲間と会話をすると気分転換になります。「私はこんなことを不安に思っていたけれど友達も同じだったんだ」と知ると心が軽くなって気持ちが楽になります。他愛のない会話で笑うことも、受験期間の辛い気持ちやプレッシャーを忘れられる大事な時間になりますよ。

勉強のモチベーションを上げる

あまりモチベーションが上がらないとき、仲間でありライバルである友達と会話すると、「負けていられない!」という気持ちにさせられ気合が入ります。友達と勉強の話をすることで勉強する大きな原動力にもなり、勉強への熱が入りやすくなりますよ。

予備校の代わりに学校を活用しよう

学校の授業は大切にする

予習をあまり早くにしてしまうと、疑問点や聞いておこうと思った箇所を忘れてしまいます。予習は授業前日に、復習はその日のうちに行い、定期テスト前にもう一度して、「ただやる」のではなく定着するよう心がけてみましょう。

わからないことはすぐに先生に質問する

世界史は地図を見てもイタリアがどこなのかわからないレベル。そんな私には教科書だけでは簡単に内容を理解できませんでした。高校2年生の時のセンター同日模試では34点という結果に。しかし、恥ずかしがらずに先生に質問をし続けたことでセンター本番は94点をとることができました。わからないことはそのままにせず、すぐに先生に質問して解決しましょう。

先生に論述や記述、小論文の添削をお願いする

自分で頑張ってもなかなか難しいのが、選択肢ではないこれらのタイプです。私は併願校の問題に記述が多かったため、先生に添削をしてもらっていました。添削をお願いしたことで、英作文で自分が前置詞を抜かしやすいこと、英文和訳では熟語を上手く訳出できていないことに気づけました。書き方や問題文の適切な解釈、悪い癖といった一人では気づけないことを学べ、より良い答案が書けるようになるはずですよ。

おわりに

私は通年では通わなかったものの、実は何度か予備校の体験授業や短期講習を受講したことがあります。そのときに「やっぱり自分で勉強した方が良さそう」と改めて実感しました。

人にはそれぞれに適した勉強法があります。そして自分で自分に必要なことを考えて勉強すると、効率よく成績アップにつなげられます。周りに流されず、自分には予備校が必要か考え直すきっかけにしてみてくださいね。




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