【理系選択は社会をさぼってもいい?】地理選択が教える勉強法と理想のスケジュール

はじめに

共通テストでしか使わない社会科目の勉強法や勉強時間について、悩んでいる理系の人は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、理系選択者の社会科目の勉強法や勉強時間について紹介しています。

実際に、理系で地理選択だった私の経験を踏まえた、理想の地理の勉強計画についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

理系選択の社会科目との向き合い方

①私立単願はサボっても良い

結論から言うと、私立単願で推薦を利用せず一般入試を受ける人は、社会は必要ないのでサボっても問題ないでしょう。

しかし、高2の時点で私立と国立で迷っている人は、サボらず勉強しておくべきです。

なぜなら、後々私立単願から国立志望に変更したくなったとき、社会を勉強していなかったことを理由に諦めるのは勿体ないからです。

推薦を目指している人は、学校のテストで良い点数を取ることを目標に社会を勉強しましょう。理系であっても、評定平均に社会の成績が影響する可能性があります。

大学や年によって条件が違うので、学校の進路指導の先生に募集条件を聞くなどして社会の成績が推薦に影響するのか確認しておくべきです。

国立志望者適度に社会の勉強をしましょう。2次試験で使うのは理系科目なので、理系科目の勉強の妨げになるほど時間を割くのはアウトです。

ですが、国立の大学では、共通テストの点数が足切りや合否に関わるので、社会の勉強時間も確保すべきです。

大学によって社会の配点は異なるので、自分の志望校の配点を確認して、適切な勉強時間を設定しましょう。

②高2〜高3夏休みでひと通り終える

共通テストを受ける人は、2年から3年の夏休みまでに全部の範囲をひと通り終わらせ、夏休み後から過去問を実践し、知識を詰め込むという流れが理想的です。

3年の夏休みまでは知識を入れることよりも概念流れを掴むことを重視しましょう。

社会は暗記科目のため、2年生で完璧に暗記しても時間が経つと忘れてしまうので、2年生で暗記に多くの時間を割くのは勿体ないです。

夏休み後は過去問を解き、問題の特徴や出題されやすい範囲を踏まえて、知識を詰め込んでいきます。

共通テスト地理歴史の解き方のコツはこちらの記事で詳しく紹介しています!

【東大生が教える】共通テスト地理歴史の時間配分と見直しのコツ

2022.11.17

直前に焦らないためにも、2年生から取り組みましょう。直前の時期は他の科目も大変なので、社会に使える時間は限られてきます。

2年生から本腰を入れる必要はありませんが、軽く頭に入れておき、直前に思い出すぐらいにしておくと直前に焦らずにすみます。直前の時期に初見の知識を詰め込むのは大変で、精神的にもきついです。

2025年の共通テストからは科目区分が変更範囲が広がるので、2年から余裕を持って勉強しておくべきです。

③授業やスキマ時間で勉強

学校で社会の授業がある人はちゃんと受けましょう。理系は、勉強する際に社会を後回しにしがちですが、最低限授業だけは聞くようにすると、勉強時間を確保できます。

授業が無く独学の人は、何曜日に何時間やるか決めるなどしてしっかり時間を確保しましょう。

社会の勉強は、スキマ時間主要科目の合間などで少しづつ進めるのがポイントです。暗記なのでちょっとの時間でも進められます。

また、主要科目の勉強に疲れたとき、数問解くと気分転換になります。

共通テストの問題は1問が独立しているものが多く、1問あたり2〜3分で解けるものが多いのでまとまった時間をとる必要は無いです。

ですが、全て解くのにどれぐらい時間がかかるかを確かめるために、時々通しで解きましょう。

理系選択の社会の理想の勉強計画

①高校2年生~高校3年の夏休み

2年生から3年の夏休みまでに、系統地理はすべての範囲を理解し、地誌は4分の1程度を終えることが目標です。

系統地理では、地名よりも何故その現象が起こるのか、何故その地形ではその気候になるのかなどを理解することを重視して勉強しましょう。

地誌では新しく何かを覚えるというより、今までの系統地理で学んだ知識を具体的な場所に当てはめていくような感じです。

インプットだけでなく、参考書についている問題や分野ごとに分かれている問題集を使ってアウトプットも行いましょう。

理系は、理系科目や英語の勉強で既に忙しく、社会の勉強は後回しにしがちで時間を作りづらいと思います。

そのため、学校で地理の授業がある人は、授業内に社会の勉強を済ませるつもりで受けると、授業外の時間で地理に時間を割かずにすみます。

授業外での勉強は、演習中間違えたものを復習する程度だと良いです。

共通テスト模試の地理を受け始めるようにするのは、3年からが良いでしょう。2年生から地理の勉強を始めた人は、1年間学び、知識もある程度ついています。

全ての範囲を終えてから受けようとすると、秋ごろになってしまい、受けられる模試の回数が限られてしまいます。

共通テスト模試では、地理が最初の科目のことが多く、朝から始まるので、朝から始まる入試に慣れる練習にもなります。

②高校3年生の夏休み

3年の夏休みでは、地誌の残った範囲を終わらせましょう。徹底的にやろうとすると地名など覚えることが多くキリが無いので、要点だけ押さえて一周することが目標です。

夏休み中に終えるのが理想ですが、理系の科目で精一杯の場合は、理系の科目を優先し、10月末までには終わるように計画を立てましょう。

地誌の勉強では白地図の活用をおすすめします。地域ごとの白地図を1枚用意し、気候農産物などの特徴を書き込んでいくと、場所と特徴が頭に入りやすいです。

また、復習の時に見ると、復習したい知識だけでなく、その場所の他の知識も復習できて良い復習になります。

白地図の詳しい使い方についてはこちらの記事で紹介しています!

【白地図で高校地理を制す!】東大生流の受験で使える白地図のおすすめの使い方・勉強法

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地理の勉強は、地理の時間を特別に設けるというより、理系科目の合間に勉強するのがおすすめです。

夏休みは勉強時間が長く、ずっと理系科目の勉強をしていると疲れてくるので、合間に実施すると良い気分転換となります。

③高校3年生の夏休み以降から共通テスト本番まで

夏休みを終えると、共通テストまであと4ヶ月です。ここからは、過去問や予想問題を解いていきましょう。

追試は本試験よりも、難易度が高いことが多いですが、共通テストの過去問は、まだ数年分しかないので、追試も解き出題の傾向を掴みましょう。

知識を身につけるのももちろん重要ですが、解く際の思考法を身につけるのも大切です。

復習は、根拠をもってすべて説明できるまで行いましょう。

例えば、正しいものを選択する正誤問題では、答えがあっていても、間違っている選択肢がなぜ間違っているのか分からない問題は、間違っている理由を説明できるまで復習します。

過去問や予想問題を実施の際、余裕を持って解き終えるように演習しましょう。地理は共通テスト1日目の最初の科目で、特に緊張してしまい、頭が回らなくなってしまいます。

私は、普段は10分前に解き終わり、残りの時間で見直していましたが、本番は緊張で頭が回らず、解き終わったのがギリギリで、全部は見直せませんでした。

このような失敗をしないためにも、早く解き終えることを普段から意識しましょう。

おわりに

理系選択者の社会科目の勉強について、地理選択だった私の体験も含め紹介しました。

理系の勉強が忙しく、社会科目も勉強するのは大変かもしれませんが、頑張りましょう!




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