はじめに
センターで9割をとるためには、
・まず今の自分の実力を正しく把握する必要があること
・その結果をふまえた、適切な参考書選びをすること
が重要となります。
そこで今回は、「やっておきたい英語長文」シリーズなどでお馴染みの河合出版の参考書の中から、センター試験で9割超えを目指す人におすすめの参考書をご紹介します!
目次
本格的な実戦対策には、「マーク式総合問題集」がオススメ!
センター試験対策をする上でぜひ活用してほしいのが、「マーク式総合問題集」シリーズです。
「マーク式総合問題集」は、センター試験における今の自分の実力を正しく把握したいときに、とても役に立つ参考書です。
「マーク式総合問題集」には以下のような特徴があります。
全統マーク模試がベースだから、信頼性が抜群
この問題集は、センター模試として評価の高い河合塾の「全統マーク模試」、もしくはそれをベースに改訂された予想問題を収録しています。
全統マーク模試は、毎回の受験者数が35万人近い規模を誇る、最大規模の模試ですから、信頼性は抜群です。
そして、国語・社会・理科には、最新年度のセンター試験過去問が収録されている(数学・英語は予想問題を収録)ので、最後の総仕上げもバッチリです。
解説が充実している
「マーク式総合問題集」は、解説も充実しています。たとえば国語だと、「なぜ自分が選んだ選択肢が間違いなのか」を理解できないと、次に生かすことができません。
「マーク式総合問題集」は、各設問の解説だけでなく、問題文全体の論展開や構造も詳しく解説してくれているので、自分の解答をいろいろな側面から分析することができます。
データが充実している
「マーク式総合問題集」シリーズは、先に述べた通り「全統マーク模試」をベースにしているので、その時の成績データが掲載されています。
具体的には、設問別正解率や大問ごとの現役・高卒別の平均点、実際のセンター試験との得点対比など、非常に多くのデータを提供してくれています。
これを使えば、全国のライバルに比べて自分が苦手としている分野はどこか、センター試験で9割を取るには、この問題ではどのくらい解けないといけないかが一目で分かり、今後の勉強計画を立てる上に非常に役立ちます。
苦手分野は、「マーク式基礎問題集」でカバー!
「マーク式総合問題集」を解いていくと、自分がよく間違えてしまう分野・問題があることに気づくでしょう。
その苦手分野こそが、センター試験で9割を突破するために乗り越えるべきハードルなのです。
そんな苦手分野克服にオススメなのが、「マーク式基礎問題集」シリーズです。
この「マーク式基礎問題集」シリーズは、科目ごとの基本問題や、入試頻出の典型的な良問が収録されており、基礎固めにうってつけの問題集です。
「マーク式総合問題集」シリーズよりも難度を下げた問題で構成され、苦手分野を着実に克服していくことができます。
しかも、「マーク式基礎問題集」シリーズは、分野ごとに細かく分かれており、たとえば英語では大問の出題分野ごとに出版されています。だから、自分の弱点に対して、短期間で効率的に、ピンポイントで対策することができるのです。
それでは、これらの2種類の問題集を使って、50日でセンター試験で9割を超えるための方法を伝授しましょう。
50日で9割超えを目指す勉強法
1〜20日目
「マーク式総合問題集」を3回分解いてみる
まずは最初の20日間で、「マーク式総合問題集」を最低でも3回分を解いてみましょう。
その際、別冊の「解答・解説」をフル活用することを忘れてはいけません。
不正解だったところはもちろんのこと、正解した問題まで解説を熟読し、知識や解法をインプットしていくことを怠ってはいけません。
3回分も解いていくと、自分の「弱点」がおぼろげにでも見えてくると思います。
特定の大問だけ点数が低かったり、特定の解答パターンの時だけ正解率が低かったり。
はたまた、解答・解説に掲載されているデータを参照して、正解率が高い問題を間違えたりしていませんか?
それが、あなたの苦手分野です。
この苦手分野をカバーできれば、センター試験で9割を取ることは難しいことではありません。
次の約2週間で、この苦手分野をつぶしていきましょう。
21〜35日目
「マーク式基礎問題集」で、弱点分野を克服
「マーク式総合問題集」で浮き彫りにした弱点を克服していくわけですが、センター試験まで残り日数が少ないこの時期に、のんびりと教科書を読み直している暇はありません。
ですから、「マーク式基礎問題集」を使って、インプットとアウトプットを並行してこなしていくのがオススメです。
苦手分野の問題を解き、自分の間違えやすい箇所を、パターン的に体で覚えてしまいましょう。
苦手分野の中でも特に間違えがちなところについては、まとめノートを作れば、知識や解法の整理ができて、非常に効果的です。
36〜50日目
ふたたび「マーク式総合問題集」で総仕上げ
「マーク式基礎問題集」で弱点補強をしたあとは、再度「マーク式総合問題集」を取り組んでみましょう。
1ヶ月ほど前には勘に頼っていたような問題も、きちんと根拠を持って答えられるようになっているはず。
それが、実力がちゃんとアップしている証拠です。
ここでも間違えた問題は、しっかりとチェックしてください。
適宜「マーク式基礎問題集」に立ち返りつつ、ヌケ・モレを少しでも減らすことができるようにしましょう。
「マーク式総合問題集」には、センター試験の最新年度の過去問もしくは予想問題が収録されています。
最後の力試しに、ぜひチャレンジしてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
センター試験は傾向や特徴がハッキリしており、それゆえ対策さえきちんととれば、9割超えを狙うことだって難しくありません。
河合塾の全統マーク模試は、最大規模の受験者数を誇り、精度・信頼性も非常に高いデータを活用できます。
皆さんも、今回紹介した「マーク式総合問題集」「マーク式基礎問題集」を上手く活用して、センター試験を突破してください!