はじめに
英語の点数が伸びずに悩んでいませんか?
英語は短期間では点数が伸びないとされがちですが、今回は通説とは逆に2週間という短期間でセンター英語を50点も爆上げした私の経験談から、英単語の使い方を紹介していきます。
共通テストを受験する皆さんもぜひ参考にして、周りのライバルと差をつけましょう!
目次
英語の点数を2週間で9割にした勉強法
2週間ひたすら音読をしてみた!
英語の勉強をしっかりやっていたのにもかかわらず、模試の成績はずっと横ばい……。
勉強してもちっとも成績が上がらず困り果てた私は「英語の勉強の仕方を教えてください。」と志望校の大学生に直接頼みました。
そこで出された宿題はターゲット1900を1週間で30回音読することでした。
ターゲット1900は見出し語を100単語ごとに区切り、セクション単位でリズムよく学習できるようになっている単語帳です。
入試レベルまで対応されており、これ1冊で入試を攻略できます。
実際に音読をしてみると1周するのに8時間かかっていました。
また、私が真面目に取り組まなかったこともあり結局一週間で3周しかできませんでした。
せっかく宿題をだしてもらったにもかかわらずこなせず申し訳ないなと思いながら報告をし、翌週も引き続きターゲット1900をひたすら音読していました。
他の勉強は全くせずにずっと音読をしたのです。
1日中ずっと、音読しかしない日もありました。
そして迎えた2週間後の模試。
言われた通りに単語帳を音読しまくった結果、今まで高くても140点だった英語で190点取ることができたのです!
なぜこんなにも伸び悩んでいた英語が音読だけですぐに点数が上がったのでしょうか?
その説明を以下にしていきます。
なぜ2週間英単語の音読をしただけで50点も上がったのか?
ターゲット1900を音読することでわかったこと。
それは、小テストで満点を取っていたはずの単語をあまり覚えていなかったことでした。
つまり実は覚えていたつもりだった単語が、模試などを受ける時点では何も残っていなかったということになります。
単語が頭に入っていなければ、センターが解けるわけがありません。
音読することで、すでに「字面上は」見慣れた英単語をもう一度新鮮な感覚で見直すことになりました。
視覚に加えて聴覚でも単語を覚えることで、脳が単語を覚えるべき重要な情報だと認識してくれたのですね。
すると、模試の長文で出てきて意味が分からなかった単語を、模試本番の感覚さながらに見つけることができたのです。
また、音読は単語だけでなく例文の方も全部音読していました。
それにより、これまでと漫然と理解していた主語と述語を探すのが早くなり、前置詞の意味を以前よりも理解できるようになる、という副次的な効果もあったのです。
英語の成績が伸びない人必見の単語帳の使い方
では実際にみなさんが単語帳を使うときに、どのように使えば英語の点数をあげることができるのでしょうか?
以下ささやかではありますが、具体的に単語帳の使い方についてみていくことにしましょう!
次の写真は実際に私が受験生のときに使っていたターゲット1900の書き込み例です。
まず例文を完璧に理解するために、疑問に感じたところは音読の途中でもすぐに調べて書き込んで解決してから先に進むようにしました。
読み方の分からない単語も必ず調べて読み方を確認していました。
音読は自分が覚えていると確信が持てるまで、何度も繰り返します。
単語帳に書いてあることは基本的にすべて音読をしていました。
しかし、覚えているものを音読しても時間の無駄なので音読をするところにはオレンジとイエローの蛍光ペンでまず線を引きました。
(例文の方も音読しますがめんどくさいので線はひいていません。)
そしてある程度音読して覚えたものには写真にあるように読まなくていいよう×印をつけました。
このようにすることで、徐々に覚えているものが増え、×印も増えていきます。
すると、一周するのにかかる時間も少しずつ減っていき、英単語に割く時間の負担が減っていきます。
さらに×印が増えるということは、単語を覚えているということなので、×が増えることで単語帳をちゃんと使っているという達成感や自信も付いていきます。
何度も単語帳を周回することで、その単語帳を完璧にでき、結果として自分の単語レベルが自然と入試に対応しているようになるのです!
おわりに
いかがでしたか?
今回自分が説明してきた英語の勉強法をまとめておきます。
- 自分の志望校に受かってる人にアドバイスをもらう
- 成功者にアドバイスをもらったら、素直に実行してみる
- 英語はまず単語
- 単語を仕上げるために音読
- 分からない箇所はすぐ調べる
- 無駄なことはしない(覚えてるものはとばす)
- とにかくスピードをあげる
- 反復しまくる
特に2に関しては少し不安になる人も多いとは思いますが、点数が伸び悩んでいて時間がないならば、すぐに勉強法の改善が必要です。
そのときに何に基づいて改善するかと考えたときに、成功者にアドバイスをもらってみるということが意外と良かったりします。
成功者とは、先輩でも良いですし、学校の先生でも良いかもしれません。
もちろん成功者の勉強法も数多ある内の1つでしかないので、いろんな人から話を聞いてみて自分に合いそうな勉強法をチョイスするのがベストです。
とにかくやってみるということが大切です。話を聞いても、やらなければ同じことですからね。
私としては、英語の成績が伸び悩んでいる人はぜひ一度単語帳を何十周何百周と音読して欲しいです。