11月末になってもセンター模試で一度も8割をとれなかった男が、50日後の本番で796点とった方法

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この記事は 2016年06月28日に更新されました。

僕は運良く現役で東大の文科二類というところに入れたのですが、それはそれはギリギリの戦いでした。
例えば数学はこの記事を読んでいただければわかりますが、夏の東大模試は僕0点だったんですね。

夏の東大模試0点→東大現役合格した男の数学の勉強法

そして、それはセンターでも同じでした。

二次試験で奇跡を起こして合格するためには、センター試験で9割とらなければいけなかった

東大は、900点満点のセンター試験の点数を、110点満点に圧縮して二次試験の結果と合算します。

だから例えばセンター試験で90点の差をつけられたとしても、それは全体では10点の差でしかありません。
他の大学と比べたらセンター試験でそれほど大きな差はつきません。

しかし入試で10点の差は天と地ほどの差があります。
その10点を二次試験で獲ることがどれだけ難しいことか。

僕が二次試験で奇跡を起こして合格するためには、何としてもセンター試験では810点をとり、周りの受験生には負けない程度の点数をとらなければならなかったのです。

もしセンター試験で810点取れなければ、たとえ二次試験で奇跡を起こしても合格できないような、そんな微妙なラインでの戦いでした。
結果的にはセンター試験の点数は796点。目標には14点及びませんでしたが、何とか諦めずに勉強しようと思える範囲での敗退で済みました。

さて、僕の思い出話はこのへんで、実際に僕がどういう状況だったのから話を進めていきましょう。

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11月末になっても、模試で8割がとれない

11月あたりから少しずつセンター模試を受けていく回数が増えていきます。センター模試の範囲も全範囲になり(それまでは範囲は限定されていた)、受験者の数も増え、ようやく本格的なセンター模試らしくなる時期です。
本格的なセンター模試を受けた初回が7割程度だったのですが、正直その時は解けなくて当たり前だと思っていました。

歴史の暗記もまだ完璧じゃないので、社会科目も出来る訳ではありません。「これからこれから♪」と楽観的でした。
実際少しずつセンター試験の出題形式にも慣れ、点数は伸び続けました。

しかし、8割に壁があって、それを突破することが中々難しいのです。
結局11月末になっても720点をとることは一度もなく、12月に入りました。

本番で810点とることはおろか、720点すらとれない・・・。
これでは足切りにひっかかってしまいます。

さすがに焦りが募りました。

やったことは復習!だけど、復習は復習でも科目別に戦略を立てる

やったことはシンプルです。
「復習をする」に重きをおきました。

とはいえ、バカ正直に間違えた問題全てに時間をかけた訳ではありません。
9割を平均的にとれるようになれば、間違えた問題をバカ正直にやり直すこの方法は通用すると思います。
間違えている問題が圧倒的に少ないから、間違えた問題全てをやり直したところでそんなに時間がかからないからです。
ですが、僕のように7割以上8割未満という人がとるべき戦略ではありません。

さすがにセンター1.5ヶ月前になると、間違えたその一問を解けるようになっても意味がありません。
だってその一問と全く同じ問題がセンター試験で出題される可能性は万に一つもありませんからね。

復習で大切なのは、考え方を身につけることです。

数学:考え方だけ後から軽くチェック。

例えば、数一Aの確率の問題で、「考えたけれど手も足も出なかった」という場合があったとしましょう。
そういう時は、解説の何をチェックするかというと、考え方をチェックするのです。

そうすると気付きが様々あります。
「あそっか!いきなりそれを求めようとするのではなく、最後に1から引けばいいんだ!」「なるほど!書き出しという手もあるのか!」などなど。
このような考え方をチェックしましょう。
細かい計算そのものに意味はありませんが、自分がその考え方をきちんと身につけられているのか確認する意味で、間違えた箇所をやり直しましょう。

数二Bでは、数一Aよりも問題のレベルも計算のレベルも上がります。
例えば数列の問題では、「普通そんな変な計算しないだろ」というやり方を受験者に課したりしてきます。
慣れといえば慣れなのですが、途中でつまずいたとしたら、何故どこでつまずいたのかきちんと確認しましょう。

国語:現代文は無視、古文に時間を割く

現代文は無視していました。
「現代文には解法がある!」という方々もいらっしゃいますが、自分にはどうもその感覚がなかったので、復習に時間をかける余裕がありませんでした。
ただし、古文漢文はしっかり復習しました。
漢文は得意だったのでそんなに問題はなかったのですが、古文はかなり時間を割かなければなりませんでした。

とある一文から先が全く読めなくなる、何を書いているのか全くわからない一文がいつもあったのですが(僕は魔の一文と読んでいました)、この一文の意味を掴みきることが僕の課題でした。
魔の一文に対しては、解説をしっかり読んで品詞分解をしっかり行うことを意識しました。

英語:単語だけやり直す、長文は無視

センター試験の英語において一番得点を伸ばす方法は、長文で得点を伸ばすことです。
なぜなら、一問で6点、7点ある問題があるからです。
それに対して単語は一問2点程度です。

では何故長文を無視して、単語に時間をかけたのかというと、それが結局長文の得点アップにつながるからなのです。

長文が得点できない理由は時間が足りないからでした。そう、はじめの単語や並べ替えの問題で時間をかけすぎていたのです。
単語の復習をすることで、

1. 単語問題にかける時間を削減
2. その分長文問題に時間をかける
3. 長文問題の得点アップ
4. 英語の得点アップ

を期待したのです。

結果は成功でした。190点を常に出し続けることに成功しました。

社会科目:弱い分野を集中的に復習

社会科目では、一問一問間違えたところを復習してもあまり意味がないというか、一気に集中的に分野ごとやり直す必要があります(絨毯爆撃と呼んでいました。)。

社会科目ではどうしても得意な時代と不得意な時代があります。
「ローマ帝国とかそのあたりの時代の単語は覚えているんだけど、近代は微妙なんだよな」などなど。
こういった時に、近代の分野の問題で間違えたとして、その問題だけを復習してもあまり意味がありません。
一気に近代を復習し直す必要があります。
じゃないと、また近代の別の問題で間違えてしまうでしょうからね。

学校で配られたプリントなどあれば、それを一気にやりましょう。これは早い方が絶対にいいです。早いうちに覚えてしまいましょう。

で、いつからセンター試験の点数が上がったの?

11月末まで8割すらとれなかったのが、12月の初回の模試では初の8割超え。
12月末には調子が良ければ9割をとれるようになってきました。

やることはいつも同じ。センター試験を受ける、自己採点をする、上記の復習をする。それだけです。
1月に入るとセンター模試を2,3日に1回くらい受け続けるという強行スケジュールを学校が組んでいたため、センター慣れは十分出来ました。

最終的に練習した分だけセンターは点数が上がっていきます。
しかし練習にもやり方があって、ただバカ正直に全部の問題の間違い直しをしてはい終わりでは中々成績は伸びないと思います。
この記事は効率の良い練習方法の一つだと思って、自分の勉強方法の中に取り入れていって下さい。

夏の東大模試0点→東大現役合格した男の数学の勉強法