はじめに
皆さんは、有料自習室を知っていますか?
お金がかかるため手を出しにくいという人も多いのではないでしょうか。
しかしその分、他にはないメリットがたくさんあります。
今回は、実体験を踏まえて有料自習室を徹底解説していきます!
目次
有料自習室とは?
有料自習室は、月払いで契約する自習室です。
月額1〜2万円が相場になりますが、付属するサービスによって大きく変動します。
基本的に月払いなので、長期休暇中のみの契約もおすすめです。
ただし、料金や契約期間の単位は自習室によって異なるので、各自習室のホームページで確認しましょう。
有料自習室は高校生から社会人まで、幅広い年齢層の人に利用されています。
受験勉強に利用する人は多く、私の契約していた自習室では半数以上が高校生でした。
また、各自習室には様々なサービスがあります。
荷物を置いて帰れるロッカー付き、自分専用の席を決められる指定席、ドリンク飲み放題など、有料自習室ならではのサービスが豊富です。
これらのサービスを追加料金を払うことで利用できる自習室もたくさんあります。
有料自習室の3つのメリットを解説!
【有料自習室のメリット】①好きな時間に好きなだけ勉強できる
有料自習室の最大のメリットは時間による制約がなく、好きなだけ利用できるところです。
多くの有料自習室が年中無休で24時間営業です。
祝日やお正月でも、ほとんどの有料自習室が開いています。
営業時間は自習室によりますが、少なくとも早朝から夜までは利用できます。
塾や学校のように開校・閉校時間を気にすることなく、いつでも好きな時間に勉強を始められますよ。
利用時間に制限もなく一箇所で勉強場所が完結するため、移動時間も省けます。
缶詰状態で長時間集中したい人にはぴったりです。
【有料自習室のメリット】②席が空いていないことを心配しなくて良い
有料自習室は利用者がそれほど多くなく、席が全て埋まることはほぼありません。
行けば確実に勉強でき、待ち時間や席を探す時間が省けます。
また、有料自習室には指定席と自由席の2つのタイプがあります。
指定席は、自分の荷物や参考書を置きっぱなしにでき便利な分、料金が数千円高く設定されています。
自由席を契約した場合は、指定席以外の席を自由に利用できます。
自由席でも席が全て埋まることはないので安心してください。
【有料自習室のメリット】③集中できる環境が整っている
有料自習室内は、勉強に最適な環境が作られています。
まず、利用者の民度が高いため、雑音がなく静かな環境になっています。
自分の知り合いに会うこともないので、余分な会話もしなくて済みます。
自習室内はエアコンや空気清浄機などの空調設備も充実していて快適です。
管理人が常駐していない自習室では、自分たちでリモコンを動かして調節できる場合もあります。
また、誘惑物がない環境なので集中が途切れにくい環境になっています。
区切られたブースがあり、視界に余計なものも入りません。
そして、周りは集中している人ばかりなため自分も集中しなくてはという気持ちになり、モチベーションも高まります。
有料自習室の契約方法とおすすめ活用法は?
【有料自習室の契約方法】①自習室を選ぶ
まず、家からの近さや、学校からの近さを参考に選んでいきます。
多くは線路沿いに立地していて、googleマップなどで検索すればすぐに見つけられます。
次に、他の条件やサービスから選んでいく方法があります。
有料自習室はそれぞれホームページがあるので、そこで細かい条件を確認しましょう。
例えば、見ておくべき条件に「無人か有人か」があります。
管理人が常駐している有人の自習室では、問題が起こったらすぐ対応してもらえますが、値段が高く、24時間営業ではありません。
無人の自習室であっても監視カメラがあったり暗証番号付きのドアがあったりと、できる限りのセキュリティがあります。
また、無人でも数日に一回ほど管理人が点検や掃除をしにきてくれます。
筆者は1年以上無人の自習室を利用していましたが、特にトラブルには遭遇しませんでした。
ただ、有人の自習室の方が安全であるのは間違いないため、不安な方は有料の自習室を選ぶのも良いと思います。
【有料自習室の契約方法】②見学や体験に行く
目ぼしい自習室を見つけたら、自習室のホームページを見て条件をよく確認します。
そして、一度見学や体験に行くことをおすすめします。
実際の雰囲気や混み具合、清潔さなどは実際に見てみないと分かりません。
見学に行くおすすめの時間帯は、平日の夜や土日の夕方など、混んでいる時間です。
雰囲気や混雑具合を確認しやすい時間になっています。
見学や体験の申し込み方は、各自習室のホームページで確認できます。
記載に従って、運営側に許可をもらってから見学や体験に行きましょう。
【有料自習室の契約方法】③自習室を契約する
契約する際に、契約期間を自分の中で決めておくと良いです。
夏休みなどの長期休みの間だけなのか、受験が終わるまで利用するのか、考えておきましょう。
だらだらと契約を続けてしまうと、高いお金がかかってしまいます。
ここで注意すべきことは、料金の支払い忘れです。
月ごとに払う(もしくは数ヶ月分一括で払う)ため、支払い日がいつまでかちゃんと確認しましょう。
支払い方法は振り込みなど、指定されている場合が多いです。
【有料自習室の活用方法】実際に利用した筆者が伝授します!
有料自習室に通う際、勉強に必要なものだけを持っていくようにしましょう。
スマホが気になってしまう人は家に置いてきたり、ロッカーがある自習室の場合はロッカーにスマホを入れておいたりすると良いです。
持っていくと便利なものは、時計です。
自習室には時計がないこともあります。
特に長時間こもって勉強する場合は時間感覚が狂いがちなので、時計を机の上に置いておくと良いと思います。
また、飲み物や軽食も忘れないようにしましょう。
食べ物は禁止されていたり、臭いがないものなどの制限があったりする自習室もあるので、確認してください。
食べ物不可の自習室では、家に一度帰ったりベンチで食べたりなど工夫が必要です。
有料自習室を契約したら、是非長時間勉強して有効活用してください。
受験生は、まずは平日は学校終わりに4〜5時間、休日は12時間以上を目標に勉強してみてください。
長時間勉強のコツは、適度な時間で科目を変えて集中力を持続させることです。
一日中閉鎖空間にいると気が滅入るので、周辺を散歩するなど息抜きも適度にしましょう!
おわりに
長時間みっちり勉強したい人には、有料自習室がおすすめです。
利用する際は、マナーを守って勉強に打ち込みましょう!