はじめに
「塾や予備校に通わない場合は、どうやって受験勉強すれば良いのかな」
などと思っている方はいませんか?
そんな方々のために塾・予備校に通わないメリット・デメリットや独学法を紹介します!
目次
塾・予備校に通わないメリット・デメリット
塾・予備校に通わない3つのメリット
ここでは塾・予備校に通わないメリットを3つ紹介します!
1つめは、お金がかからないことです。
大手予備校に通うと、年間で約100万円以上かかることが多いので、塾・予備校に通わずに参考書等で勉強する方が、格段に安く済みます。
2つめは、場所的・時間的な制約が少ないことです。
勉強のために塾や予備校へ移動したり、授業時間に合わせる必要がないので、場所的・時間的拘束がなくなります。
3つめは、他人に縛られずに自分の好きなペース・方法で勉強できることです。
塾・予備校に通っている場合には、そのカリキュラムに合わせて勉強を進めなければいけなかったり、自分が勉強している内容・ペース・方法について口出しされたりすることがあります。
一方、塾・予備校に通わない場合は他人に自分の勉強を管理されることがないため、自分の自由に勉強ができますよ。
塾・予備校に通わない3つのデメリット
もちろんデメリットもあります。
まず、自発的に勉強するためのモチベーション維持が大変です。
塾・予備校に通う場合には、授業があったり、自分の勉強状況を監視されたりするので、自分の勉強に対するモチベーションに関係なく勉強しなければいけない状況になります。
その一方、塾・予備校に通わないと、勉強をするかしないかは自分次第なので、勉強のモチベーション維持が難しいかもしれません。
また、自分から情報を得ないと情弱になってしまいます。
塾・予備校は受験情報やノウハウを蓄積してきているため、通っている人は情報を得やすいです。
しかし、塾・予備校に通っていない人は、インターネットやSNSなどを使って自分から情報を得る必要があります。
もちろん、学校でもある程度は情報を得られますが、自分から得る姿勢がないと塾と比べて情報が入ってきません。
さらに、間違った勉強をしてしまう可能性があることも大きなデメリットです。
塾・予備校に通っていない人は、自由に勉強できる反面、自分の勉強内容が偏っていたり、勉強方法が良くなかったりしても他人から指摘してもらえません。
塾・予備校に通わない勉強法
独学で合格したい人は誰に頼るべき?
塾・予備校に通わずに独学で合格したい人はどうしたら良いでしょうか?
おすすめの方法を4つ紹介します。
①学校の先生に質問する
解答解説を読んでも理解できないといった経験をしたことはないですか?
学校の先生に質問すると、自分が何を理解できていないのか、どういった解き方をすればよいのかがわかります。
②学校の先生に添削してもらう
「問題を解いたけど、自分の解答があっているのかわからない」ということがあると思います。
そうした場合には、学校の先生に添削をしてもらいましょう。
特に現代文や英作文、社会の論述などの過去問は添削してもらうのがおすすめです。
③同じ大学を志望する人と協力する
自分の通っている高校に同じ大学を志望する人がいたら、ぜひ協力し合いましょう。
過去問などの解答をお互いに見せあうことがおすすめです。
受験生どうしで解答を見せあうことで、先生の添削とは異なる発見があります。
④SNSを利用する
東大受験生の中にはSNSで自身の情報を発信している人がいます。
そのため、特に周りに東大を受験する仲間がいない人は、東大受験生のSNSを見るのがおすすめです。
周りの受験生が同じ時期にどういった勉強をしているかなどがわかります。
ただし、SNSで情報発信している受験生は成績がとても良い人たちが多いため、過度に自分と比べないようにしましょう。
独学で合格したい人におすすめの勉強場所は?
独学派におすすめの勉強場所を3つ紹介します。
自分に合いそうな場所を見つけてください!
①学校の教室・図書室・自習室
メリット
- お金がかからない
- 先生に質問があった場合にすぐに質問に行ける
- 勉強に行き詰まった時などに気分転換として友達と会話できる
- 学習道具を置いておくことができる
デメリット
- 学校によっては朝早くからや夜、土日には解放していない場合がある
- 周りの人が喋ったりしていてうるさい時がある
②有料自習室
メリット
- 24時間365日利用できるところがある
- ロッカー等に学習道具を置いておける
- 席が空いていなくて時間を無駄にすることがない
デメリット
- お金がかかる
- 付近に有料自習室がない地域もある
③自宅
メリット
- 移動する時間が省ける
- 周りの人を気にする必要がない
- 声を出して勉強できる
デメリット
- スマホやゲームなどの誘惑が多い
- 兄弟等がいてうるさい場合がある
独学で合格したい人におすすめの勉強手段は?
独学派におすすめの勉強方法を3つ紹介します。
いずれにもメリット・デメリットがあるので、上手く組み合わせて勉強してみてください。
①市販の参考書
メリット
- 自分のペースで勉強を進められる
- 分からないところは前に戻って復習しやすい
- 分野別に分かれていることが多く、自分の苦手分野を把握しやすい
- 塾・予備校に比べたら安い
デメリット
- 自分のレベルに合ったものを選ぶのが難しい
- 選んだ参考書で、どのように勉強していけばいいか分からない
- 参考書の内容がきちんと身についているかどうかを判断するのが難しい
②志望校の過去問
メリット
- 志望校との距離感が掴める
- 傾向と対策がわかる
- 時間配分などの練習になる
- モチベーションの維持・増加に繋がる
デメリット
- 解くのに時間がかかる
- 受験に対する焦りが生まれる
③YouTube
メリット
- お金をかけずに利用できる
- 時間や場所を問わずに利用できる
- 再生速度を変えられる
デメリット
- 自制心がないと他の娯楽動画の誘惑に負けてしまう
おわりに
この記事を読んで自分にあった独学の方法がわかりましたか?
塾・予備校に通わなくても、使えるものを最大限利用して、大学合格に向けて頑張りましょう!