はじめに
突然ですが皆さん、ケアレスミスで点数を落として悔しい思いをしたことはありませんか?
1点2点で試験の合否が分かれる受験において、ケアレスミスによる失点は絶対に防ぎたいところです。
ケアレスミスは誰にでも起こりますが、なぜ・どんな時にケアレスミスが発生するかを事前に洗い出し、テスト前やテスト中の対策で防げれば他の受験生に差をつけることができます。
そこで今回は、よくあるケアレスミスとその防止策のまとめ記事を作成しました。
是非参考にしてください!
ケアレスミスをしてしまう理由
【ケアレスミスの原因】①集中力不足
テストに集中できず他のことを考えてしまっている時は、ケアレスミスをしてしまいがちになります。
もしプライベートで何かうまくいかないことがあっても、テストの時はうまく切り替えることが大事です。
【ケアレスミスの原因】②体調が万全でない
一夜漬けなどで睡眠が足りていないと、テスト本番に注意力が低下してしまったり試験中に睡魔に襲われたりすることがあります。
体調管理は受験で一番大事です。なるべく睡眠時間は削らないようにしましょう!
【ケアレスミスの原因】③思い込み
問題文を軽く読んだ時点で、自分の中で「この問題はこの解き方だ」と決めつけてしまっているパターン。
問題文をしっかり読んで、解答の条件になる部分を見落とすことがないようにしましょう。
【ケアレスミスの原因】④慢心
慣れてしまっていることで注意力が低下することもあります。
過度に緊張する必要はありませんが、常にある程度の緊張感を持ってテストに臨みましょう。
やりがちなケアレスミスとその防止策を一挙紹介!
【やりがちなケアレスミス】①基本事項でのミス
文法や公式の覚え違い、単語のスペルミスによる失点はみなさん経験があるかと思います。
ここでは、科目ごとに注意すべきポイントをまとめてご紹介します。
数学:分数の約分忘れ、公式の覚え間違い
- 三角関数の公式(加法定理)
- 図形の公式(内分・外分の公式)
- 指数対数(底の変換公式や対数法則)
- 微分積分(微分公式)
- 数列(シグマの計算)
- ベクトル(内分・外分、ベクトル方程式など)
英語:単語のスペルミス、文法ミス
国語:古文の単語と文法、漢文の句形
試験直前は難しい問題集に触れるよりも基本事項を復習しましょう!
特に、数学の公式は間違えると大幅減点になるので試験前は必ずチェック!
【やりがちなケアレスミス】②勘違い・思い込みミス
油断してしまっている時にやりがちな思い込みミス。
ここでは、よくやってしまう勘違い・思い込みミスを科目ごとにまとめてみました。
- 数学・理科:単位の間違い
- 英語:選択問題(正しいものを選択するか誤った問題を選択するか)
- 国語:選択問題、記述解答の答え方
特に国語の記述問題は要注意!
理由を聞かれていれば「〜だから」、登場人物の心情を聞かれていれば「~という心情」、説明を聞かれていれば「〜ということ」など、パターン化して覚えておきましょう!
また、問題文の中で解答の条件になる箇所にはチェックをつけておくと良いでしょう。
そうすることで「解答の条件を忘れていた……」という事態を無くせますよ。
そして解き終わったら見直しをして必ず確認してくださいね。
【やりがちなケアレスミス】③時間配分ミス
本当は解けるはずの問題が、時間不足で解けないのはもったいないですよね。
時間配分ミスでのケアレスミスを防ぐためには、テストの全体像を把握してから解き始めることが大事です!
大学別模試や入試ではあらかじめ過去問で形式を確認し、大問ごとの時間配分を決めておきましょう。
この時、ケアレスミスがないかを見直しする時間(5分程度が目安)も含めた時間配分にするのがコツ。
試験中、ざっと見た時に解けなさそうであれば捨て問にすることも1つの戦略です。
【やりがちなケアレスミス】④解答欄ミス
やってしまうと大幅に減点されるミスです!絶対に防ぎたいところ。
分からない問題を飛ばすとき、マーク試験のときは特に注意してください。
試験問題を解き終わったら、一通り見直しすることで解答ズレを大幅に防げます。
【やりがちなケアレスミス】⑤パニックによるミス
一生懸命対策したときほどパニックになりやすいもの。
起こりうる状況を先に考えておき、そのために事前に持ち物のチェックをしておくと◎。
「試験前に不安になってしまう……」という人は何か自分のお気に入りの物、見ると落ち着く物を持っていくのも手です。
友人や家族からもらった受験応援メッセージやお守り、自分が書いたノートを持って行く人もいますよ。
ケアレスミスを防ぐためのチェックリスト
最後にケアレスミス対策を、テスト前とテスト中に分けて紹介します!
テスト前の対策
- よく寝る
- 気持ちをテストモードに切り替える
- 難しい問題には取り組まず、公式や文法、単語を一通り確認する
- 持ち物と会場までの行きかたを確認する
- イメージトレーニングをする
テスト中の対策
- 最初に問題をざっと見る
- 見直しの時間も含めた時間配分と捨て問を決める
- 問題文にしるしを付ける
- 最後に入念な見直しをする
おわりに
いかがだったでしょうか。
よくやってしまうミスがあった人は、是非今後の対策に活かしましょう!
しかしミスは誰にでも起きるもの。大丈夫と思っている人も要注意。
そんな時は、高校生のための診断アプリ「アプリで自己分析」で診断してみましょう。
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