【3ヶ月で挽回】慶應文学部の自己推薦不合格から一般入試合格までの道のり

はじめに

慶應義塾大学文学部の入試には、自己推薦入試と一般入試の2種類の受験方式があります。

私は自己推薦入試で不合格だったものの、一般入試で合格しました。

そこで今回は自分自身の経験を踏まえ、推薦入試の合否が出てから取り組んでも成績アップが可能な、私立大学3教科向け短期集中型勉強方法を紹介したいと思います。

同じ境遇の方だけではなく、推薦試験と一般試験の両立を考えている方も参考にしてくださいね。

慶應文学部の2タイプの入試形態

【慶應文学部入試】①自己推薦入試

自己推薦入試は調査書評価書自己推薦書筆記試験で合否判定されます。

調査書や評価書は高校の先生に用意してもらい、自己推薦書は自分で用意しましょう。

筆記試験は総合考査12に分かれます。

総合考査1では、A4用紙10枚以上の文章を読んで記述する問題が2問と英作文が2問出題されます。

一般入試の形式に近いのが特徴です。

一方、総合考査2では、400字の意見提示方式小論文が課されますよ。

【慶應文学部入試】②一般入試

一般入試は外国語・歴史・小論文の3科目です。

外国語は英語の場合、試験中に英日・日英辞書を使用することができます。

一般入試の詳細についてはこちらの記事をご覧ください!

【2025年度最新】慶應義塾大学の試験日程・時間と試験当日の流れと注意点

2024.11.04

慶應文学部の自己推薦で身に付く力

【慶應文学部の自己推薦で身に付く力】①文章を読む力・小論文を書く力

総合考査1は問題文自体が長く、難しいので文章を読む力が鍛えられます。

また、総合考査2では、根拠をもとに意見を文章として構成する力や人文科学系の分野の背景知識を身につけられます。

自己推薦試験の対策で得られる力や背景知識は、一般入試での小論文に活かすことができますよ。

【慶應文学部の自己推薦で身に付く力】②英作文の学習による英語力

自己推薦入試の総合考査1で出題される英作文は、問題数が少なく、間違いが命取りになります。

そのため、ミスをなくすことを念頭に英語の対策を進めると、正確な文法力単語力が身に付きます。

また、英作文に慣れてくると英文の構造も理解しやすくなるので、一般入試の時の英作文はもちろん、本文読解にも活きてきますよ。

慶應文学部の自己推薦不合格後の切り替え方

【推薦不合格後の切り替え方】①一般入試対策の遅れを過度に心配しない

自己推薦入試を受けた場合、他の受験生に比べて一般入試の対策を十分にできておらず、不安に思うかもしれません。

ですが、一般入試の小論文は、自己推薦入試の小論文の対策をしていれば、十分に書くことができます。

英語に関しても、英作文を書くための勉強をしていれば、一般入試で求められる文法力単語力を補完できているはずです。

唯一自己推薦入試対策で触れていないのは歴史ですが、歴史は暗記科目なので英語や小論文よりも短期間で点数をあげられます。

むしろ直前期暗記のラストスパートをかけられるということなので、自信を持って取り組みましょう。

【推薦不合格後の切り替え方】②大学受験を既に経験したと自信を持つ

大学受験は、ほとんどの受験生が初めてか1年ぶりです。

そのため、本命校の入試を直近の実体験としてもっているのは大きなアドバンテージになります!

一度不合格を経験すると自信がなくなるかもしれませんが、「もう一度挑戦できてよかった」と思い直せると良いですね。

残り3ヶ月!自己推薦不合格から一般入試合格のための勉強法

12月:共通テストの演習を通して一般入試に必要な基礎を固める

12月は共通テストの演習を中心に行いましょう。

共通テストでは、各科目各分野が満遍なく出題されているためです。

共通テスト対策を通して、基礎的な力を手に入れてくださいね!

さらに、共通テストの演習と並行して私大の過去問演習も行いましょう。

自己推薦受験者は過去問の一般入試の演習量が少ないので、12月のうちに出題形式に慣れる必要がありますよ。

自己推薦受験者は対策に遅れがある歴史科目を重点的に学習しましょうね。

歴史科目の暗記法についてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね!

【東大生直伝】記憶力が悪い人のための世界史・日本史暗記法

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1月:慶應文学部の過去問を解き、問題分析をする

共通テストが終わった後は過去問の演習不足を補っていきましょう。

11月までは自己推薦に向けての対策をしていて、一般入試の問題には慣れていない部分も多いはずです。

そのため演習をしたら、本番までの時間が限られているので、出題意図を汲み取るために問題分析をすることを徹底し、短期間での得点力向上を図るのがおすすめです。

過去問の分析の仕方などはこちらの記事をご覧ください!

解いて終わりじゃもったいない!過去問演習のやり方をまるっと解説

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2月:慶應文学部の一般入試に向けて暗記を強化する

併願校の入試が始まったら、暗記科目の勉強に徹しましょう。

歴史科目英単語など今までやってきた学習を繰り返すのがおすすめです。

一般入試の準備期間が短かったことや、一度不合格になっていることによって不安が大きいかもしれませんが、今までと同じ勉強をすることで気持ちを落ち着かせましょう。

おわりに

慶應文学部は自己推薦入試で不合格でも、一般入試で合格することは十分に可能です。

自己推薦入試の対策で培った力は一般入試でも必要になる力だからです。

そのため、自己推薦入試後の気持ちの切り替えが、一般入試で合格する上で重要になります。

ぜひ記事を参考にして受験勉強に役立ててくださいね。




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