仮面浪人・休学制度を利用して第一志望受験に再挑戦する方法

はじめに

大学受験シーズンもいよいよ大詰めですね。春からの大学生活を心待ちにしている人がいる一方、

「思うような結果が出せなかった……」
「滑り止め校には受かったけど、本当に行きたかったわけではないなあ……」

など少しモヤッとした気持ちの人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、第一志望に不合格だった場合に考えられる、春以降の進路の選択肢を紹介していきます。

あなたにピッタリの選択肢は?フローチャートで診断

まずは下のフローチャートで、今の自分の受験や進学における状況・気持ちを確認してみてください。(あくまで進学を想定しています。)

どんな結果になりましたか?ここからはそれぞれの選択肢について、詳しく見ていきたいと思います。

選択肢①:腹を決めて浪人する

浪人生ってどんな生活?

一般的に「浪人」とは、「予備校生」や「宅浪生」として受験勉強することを指します。

浪人・予備校生活についてはこちらの記事に詳しく書いてあるので、興味がある人はぜひ読んでみてください!

浪人経験者が語る!予備校生活のリアルな実態とは?

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浪人経験者に赤裸々アンケート!浪人生あるある15選

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浪人するメリット

浪人する一番のメリットは、「落ちても行く大学がある」などと慢心せずに勉強に集中できる点です。

浪人中は既に大学生活を楽しんでいる友達が気になったり、受験を諦めたくなったりなど、辛いこともたくさんあります。

しかし、そんな時も前年の悔しい結果を思い出したり、「今年合格するほかに道はないんだ」と自分を追い込むことで、現役時代以上に頑張ることができるのです。

また予備校に通う場合は、友人であり競争相手でもある仲間とお互いに切磋琢磨しながら頑張ることができます。

実際に浪人を経て大学進学した人からは、浪人時代に一生ものの友人・学びが得られたという話もありますよ。

浪人するデメリット

もちろん、浪人にはデメリットもあります。

最も大きなものは、現役の時よりも受験へのプレッシャーや精神的な不安が大きいという点です。

現役の時は大学受験自体が初めてで失敗の経験も無いため、現役生特有の勢いで乗り切れてしまうこともあります。

しかし、浪人生だと現役時代以上に強い精神力が必要になります。

というのも、過去の失敗を思い出して不安になったり、親御さんから「今年こそは合格して!」といったプレッシャーをかけられることがあるからです。

また、現役の時は第一志望だけ受験したという人も、浪人では滑り止め校の受験対策にも時間を使わなければなりません。

そのため第一志望校の勉強だけに集中できない、というのもデメリットの1つです。

選択肢②:滑り止め校での大学生活を楽しむ

滑り止め校に進学して大学生に!

現在合格している大学が一校でもあるのなら、第一志望校への進学は諦めて滑り止め校で大学生活を謳歌する、というのも立派な選択肢の一つです。

合格サプリにはこちらの「新入生の失敗談」についての記事など、大学進学準備に関する記事も多いので、参考にしてみてくださいね。

これだけはやめておけ! 現役大学生が教える新入生の失敗談6選

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滑り止め校進学のメリット

滑り止め校進学の最大のメリットは、大学生活をいち早く楽しめることです。

受験期間はつい第一志望校への印象だけを美化しがちなものです。あとで振り返ってみると「何であんなにこだわっていたんだろう?」と思えるかもしれません。

新たに受験勉強に費やす時間やお金などのコストがかからない、という点もメリットの一つですね。

滑り止め校進学のデメリット

まず考えられるのが、第一志望の「学部」に不合格だった場合です。この場合、本当に勉強したかったこととずれが生じてしまう可能性があります。

またふとした瞬間に「もし浪人していたら合格したかも……」など未練を感じることもあるかもしれません。

さらに滑り止め校に馴染めなかった場合、愛校心やモチベーションといった面で周りの学生との間にギャップが生じることも。

「どうせ滑り止め校だから」などと適当に受験先を決めないことが大切ですね。

選択肢③:滑り止め校に通いつつ仮面浪人する

仮面浪人って何?

仮面浪人とは、「滑り止め校に入学・在籍し、単位を取得しながら、もう一度第一志望を受験するための勉強をすること」です。

こちらの記事には、実際に仮面浪人を経て志望校に合格した人のインタビューが掲載されているので、「仮面浪人についてもっと知りたい!」という人は参考にしてください。

第一志望以外の大学に行った先輩のその後 〜現役の不合格を経て、どんな選択をしたのか〜

2020.02.27

仮面浪人するメリット

仮面浪人の一番大きなメリットであり、普通に浪人する場合と異なる点は、滑り止め校受験の必要がなく、第一志望校の受験勉強に集中できるという点です。

つまり仮に再受験に失敗しても、元いた大学で進級できるのです。

そのため「家族からは浪人を反対されているけれど、どうしても諦められない」というような人でも再受験に挑戦できますね。

仮面浪人するデメリット

しかし仮面浪人も良いことだけではありません。最大の難点は大学の勉強との両立が大変である点です。

当然ながら大学には勉強するために通うのですから、授業や課題、テストがあります。悪い成績ばかり取っていれば落第や留年の恐れも。

大学の勉強をこなしつつ受験勉強もする、というのはものすごく大変なことなのです。

加えて多くの予備校の高卒クラスは平日の日中に開講しているので、仮面浪人する場合は独学での受験勉強となってしまうこともデメリットですね。

選択肢④:滑り止め校を休学して再受験する

休学制度ってどういうもの?

「休学制度」とは、大学に在籍したまま学期単位で大学を休むことができる制度です。

本来は留学や長期インターンシップ、病気やケガといった体調不良や家庭の事情などにより、長期間大学を休まざるを得ない際に利用します。

大学によって制度が異なるので各自確認が必要ですが、「在籍費」または「休学費」さえ払えば休学して良いという大学も多く、一年間10万円以下で休学できる大学も増えています。

休学して再受験するメリット

休学して再受験することの最大の利点は、大学に通わなくて良く、滑り止め校受験の必要もないという点です。

仮面浪人とは違い、大学に通わなくて良いので、大学の勉強と受験勉強の両立を考えずに、第一志望の受験勉強だけに集中できるのです。

また仮面浪人する場合と同様、もし再受験に失敗した場合は休学している大学に戻ることができます。

休学して再受験するデメリット

これは人にもよりますが、休学して再受験することで「再受験に失敗しても行く大学はあるし……」などと慢心してしまう危険があります。

もし再受験に失敗して滑り止め校に戻る場合、留年扱いになる可能性も高いです。

また費用面での負担も大きいですね。特に滑り止め大学の休学制度が整っていない場合、通っていないのに授業費などの費用がかかってしまうことになります。

加えて予備校に通う場合は予備校の学費も発生してしまうので、一番コストがかかる選択肢といえるでしょう。

おわりに

「人生は一度きり」とはよく言いますし、大学時代の経験がその後の人生に大きく影響することもあります。

家族や先生など周りの人ともよく話し合い、一番自分が納得できる選択をしてくださいね。




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