はじめに
皆さんこんにちは。
今回は、あるあるシリーズ「浪人」編です。
最初にお伝えしておくとかなり闇が深いです。かなり。
浪人経験者にアンケート調査を行ったのですが、ほぼすべての回答において闇が深かった。
面白いものから深刻なものまでありますが、楽しんでみてくださいね。
目次
- 1 はじめに
- 2 浪人生あるある15選
- 2.1 【浪人生あるある①】孤独になりがち
- 2.2 【浪人生あるある②】親のお弁当のありがたみに感動する
- 2.3 【浪人生あるある③】体重が増える
- 2.4 【浪人生あるある④】服装がジャージ
- 2.5 【浪人生あるある⑤】勉強しているだけ
- 2.6 【浪人生あるある⑥】美容院で職業を聞かれたら困る
- 2.7 【浪人生あるある⑦】授業が休講になるとイライラする
- 2.8 【浪人生あるある⑧】ゲームセンターやカラオケに行くと罪悪感に苛まれる
- 2.9 【浪人生あるある⑨】現役生が敵に見える
- 2.10 【浪人生あるある⑩】メンタルが崩壊する
- 2.11 【浪人生あるある⑪】目つきが悪くなる
- 2.12 【浪人生あるある⑫】現役で合格していった友達がまぶしい
- 2.13 【浪人生あるある⑬】2回目の二次試験に謎のなつかしさを感じる
- 2.14 【浪人生あるある⑭】大学入ってから同じ学年の人が年下になる
- 2.15 【浪人生あるある⑮】大学1年から飲酒できる
- 3 おわりに
浪人生あるある15選
【浪人生あるある①】孤独になりがち
同じ高校の仲間が現役で大学に進学してしまって、新しく通う予備校には知り合いはほぼ皆無……。
浪人生活は孤独になりがちです。
4月ごろはとても寂しい思いをしますが、だんだんとその生活に慣れていきます。
【浪人生あるある②】親のお弁当のありがたみに感動する
上記のように浪人生は孤独、友達ができない限りお弁当もぼっちで食べます。
そんな寂しい気持ちでお弁当を食べていると、「親が早起きして一生懸命作ってくれているのだなあ……」と思えてきて涙が出ます。
もっとも私の場合、野球部で「ひたすらご飯を食べて体重を増やせ」と言われていたので、今までお弁当を食べるのが嫌だったというのもあり、初めてお弁当のありがたさに気づいたのですが。
いつも以上に親に感謝することは間違いありません。
【浪人生あるある③】体重が増える
ストレスによる過食、勉強漬けの毎日で運動不足。
健康体でいたときは70キロだった私の体重も、気が付けば75キロに……。
筋トレで鍛えた筋肉も落ちてダルダルの体になっていました。
これまでの高校生活とは違う生活リズムになるので、太る人は多いようです。
【浪人生あるある④】服装がジャージ
大学生ともなればおしゃれに気を使いますが、浪人生にはそんな余裕がありません。
ジャージはすぐ着れるし温度調節も楽でとっても良いです。
おしゃれなんて大学生になってからで十分ですよね。
【浪人生あるある⑤】勉強しているだけ
経済活動も活発に行わず自分で労働もせず、ただ勉強しているだけ。
自分が無所属であることに、憂鬱になることが多々あります。
【浪人生あるある⑥】美容院で職業を聞かれたら困る
浪人生とて人間、髪の毛は伸びていくもの。
高校生の時のように美容院に足を運びます。
お願いですスタイリストさん、どうか「学生さんですか?」って聞いてくるのやめていただけませんかね……。
大学生と言うといずれウソがばれるし、正直に浪人生って答えると「あっ……」となるのでどっちにしろ悪い方向にしか転びません。
【浪人生あるある⑦】授業が休講になるとイライラする
高校までは授業が自習の時間になれば狂喜乱舞するじゃないですか。
浪人生は休校になるとなかなか喜ぶことはできません。
浪人生は勉強しかすることがないので、毎日の予定を決めて一分一秒を惜しむものです。
【浪人生あるある⑧】ゲームセンターやカラオケに行くと罪悪感に苛まれる
勉強ばかりしてるとストレスがたまり、発散しないと爆発してしまうので、適度なガス抜きが必要になります。
その方法としてカラオケやゲーセンに行くことが一つの手段になります。
発散して「アー、いい気持ち」で終わればいいのですが。
そのあとの虚無感、悲壮感と言ったらありゃしない。
この時間でどれだけ勉強できたのだろうとか親に申し訳ないとかいろんなことを考えます。
ある程度の休暇は大事なことなんですけどね。
【浪人生あるある⑨】現役生が敵に見える
いや、ほんとはまったく敵ではないんですよ。受験は自分との勝負ですから。
しかし浪人生は、現役生が敵に見えてしまうのです。
「人類皆兄弟」どころか「現役生皆天敵」です。
模試で良い判定が出ても現役生の伸びが怖くて素直に喜べなかったり、試験会場の現役生の団体がやたらと怖く見えたりします。
その真理を逆手にとって制服で試験に挑んだという人もアンケートの中にはいました……。
【浪人生あるある⑩】メンタルが崩壊する
もう後がない、第一志望に合格できなかったらどうしよう、というプレッシャーからちょっとしたことで精神が不安定になります。
まさに豆腐メンタルになってしまいます。
私も早稲田大学文化構想学部の自己採点をしていると、答えはほぼ不正解(のちに解答速報が間違っていると知ったのですが)。
2日後に法学部の試験を控えていたのですが、不安で不安で眠れないどころかご飯もまともに食べられませんでした。
【浪人生あるある⑪】目つきが悪くなる
これはおそらくストレスに起因するものだと思いますが、僕もよく「暗殺者の目つきしてる」なんて言われてました。
目に光がともらないのですね。恐ろしい。
【浪人生あるある⑫】現役で合格していった友達がまぶしい
たまに息抜きでTwitterなんかをチェックすると、友達の写真付きの「夏合宿楽しかった~!」というツイート。
こちとら夏期講習で必死こいて勉強しているのに……。
そんなキラキラに負けず勉強できるかどうかが浪人生にとって勝負になります。
【浪人生あるある⑬】2回目の二次試験に謎のなつかしさを感じる
「また会ったな」
あたかもバトル漫画の主人公のようなセリフを吐きたくなります。
なかには「3浪超えると定期テスト感覚」なんて意見もあったりなかったり。
【浪人生あるある⑭】大学入ってから同じ学年の人が年下になる
よく浪人を「時空の歪み」と表現することがあります。
共通の知り合い2人がいて、片方が現役合格でもう片方が浪人の場合、両方同い年なのに片方に敬語、片方にタメ口とか本当によくわからない事態になります。
しかし、少し経てば年齢なんてどうでもよくなってきます。
新たな友人は普通にタメ口使ってくれるし、浪人したことをいじってくれます。
同い年の上の学年には敬語を使います。
大学に入ると、年齢より学年で敬語タメ口が変わってくるような気がします。
【浪人生あるある⑮】大学1年から飲酒できる
1年次で二十歳になれるので、法に触れずお酒を飲むことができます。
そのおかげで、飲み会などに参加してもお酒の飲めない未成年者よりも楽しむことができます。
おわりに
どうでしたか。なかなか闇が深いでしょう。
こんな闇に包まれる前にどうか皆さん、現役合格を掴み取ってください!
浪人してしまった皆さん、こんな闇に飲まれず頑張ってください!