はじめに
現在浪人中で成績が伸び悩んでいる人はいませんか。
また、成績が上がらない理由がわからなくて困っていませんか。
今回は浪人経験者の私が、浪人して成功する人と失敗する人の違いを紹介します。
現在浪人中の人はもちろん、浪人するか迷っている人もぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
目次
浪人して成功する人の3つの特徴
【浪人成功する人の特徴】①正しい生活習慣を身につけている
浪人で成功する人は、早寝早起きと1日3食の基本的な生活リズムができています。
夜更かししたり、食事を抜いたりすると次の日の集中力に影響が出てしまいますよね。
睡眠は6〜7時間取り、頭が回っている朝のうちに集中力が必要な数学や、どうしても後回しにしがちな嫌いな教科を終わらせましょう。
また、浪人して成功する人はスマホの利用時間を自分で制限できています。
特にSNSがなかなかやめられない人は、ログアウトしていますよ。
さらに、勉強の合間の休憩時間もスマホの使い過ぎに気を付けています。
休憩時間は、目や頭を疲れさせてしまうSNSを見るより、昼寝や散歩をしてリラックスしている人が多いです。
勉強の合間の休憩は15〜20分と決め、勉強時間と休憩時間をしっかり区別するのが大切ですね。
【浪人成功する人の特徴】②自己分析ができる
浪人で成功する人は、現役の時に合格できなかった原因を分析しています。
原因がわからないままだと、また同じ失敗をしてしまいますよ。
現役の時に不合格になってしまった原因の一つに、受験科目の選択ミスが考えられます。
例えば、私は学校で数学が得意な方だったので文系数学で受験しましたが、実際に受験したら全国で通用しないレベルだと気付き、世界史選択に変更しました。
変更した結果、共通テストの世界史ではなんと満点を取ることができました。
また、「現役で一通り勉強したから自分はできる!」と思い込んでいる人はいませんか。
実力を過信して基礎をやらずに、過去問や応用問題ばかりを解いていては成績は上がりません。
成功する人は謙虚になって、模試の成績表などを参考に、自分の成績や勉強法を見直していますよ。
【浪人成功する人の特徴】③受験に対する意識が高い
浪人生の皆さん、受験を甘く見すぎていませんか。
現役生よりリードしているからといって怠けていると、あっという間に現役生に追い抜かれて、そのまま受験の本番が来てしまいます。
浪人で成功する人は常に残り時間がないと思い、自分を追い込んでいます。
そして、くじけそうになったら浪人を決めた時の気持ちを思い出しているのです。
第一志望に落ちてしまった悔しい気持ちは、もう1年間勉強を続ける上で支えになるはずですよ。
浪人して失敗する人が抱いている勘違いとその対策法
【浪人失敗する人が抱いている勘違い】①予備校に通っているから成績が上がる思っている
予備校に通っているだけで安心してはいけません。
予備校に通うことは合格のための手段であって、通うこと自体が目的ではないからです。
授業をただ聞いているだけだったり、そもそも授業をさぼったりしていると、合格することは出来ませんよ。
予備校の授業を聞くだけで満足せず、分からない問題は積極的に質問に行ったり、成績や勉強で悩んだらプロの話を聞いて参考にしたりしましょう。
予備校を最大限に活用するのが浪人成功のポイントですね。
【浪人失敗する人が抱いている勘違い】②苦手教科だけを中心に勉強すればいいと思っている
浪人中に苦手教科の成績を上げるのは確かに大切です。
しかし、苦手教科ばかりをやっていると他教科の勉強が疎かになってしまいます。
特に暗記教科の社会科目は疎かにしがちなので注意です。
浪人中は、苦手教科ばかりをやるよりも、全教科のバランスを考えて勉強するのが大切ですよ。
では、苦手教科の成績はどうやって上げるのでしょうか。
単純にその教科の勉強時間を増やすのではなく、勉強の仕方を変えてみましょう。
例えば、基礎が固まっていない状態で問題集や過去問を解いてはいけません。
教科書や参考書を使って基本事項を理解した後で、問題を解くという順番を意識しましょう。
また、間違えた問題は、間違えた理由をしっかり分析してから次の問題に進んでください。
このように、勉強の仕方を見直して成績を上げていきましょうね!
【浪人失敗する人が抱いている勘違い③】志望校は現役より上げるべきであると思っている
志望校のレベルを現役時より上げるのは悪いことではありません。
もちろん目標を上げることで、モチベーションを高く保てる人もいます。
しかし、志望校のレベルを上げたからといって成績が上がるとは限りません。
そもそも現役の時に志望校に受かっていないので、現役の時の志望校に受かるのも難しいのが現実です。
では、志望校を上げてもいい人はどんな人でしょうか。
それは夏以降の模試で志望校判定がAやBの人です。
夏以降頑張れば、もう一段階上の大学に受かる可能性があるので、気を緩めないためにも志望校を上げることをおすすめします。
しかし、春の模試のA判定やB判定で志望校を上げるときは注意が必要です。
なぜなら、春の模試では現役生の未習範囲が出題されるので浪人生の偏差値は高く出て、A判定やB判定が出やすくなっているからです。
安易に志望校を現役時より上げないように気をつけてくださいね。
おわりに
いかがでしたか。
現在浪人中の人は、成功する人の例を見て今の自分を改め、浪人で逆転合格を成功させましょう。
浪人するか迷っている人は、浪人しても成功する人と失敗する人がいることを認識し、浪人するかしないかの決断をする際にぜひ本記事を参考にしてみてください。