入学直後に『失敗』したって人はどのくらい?
記事執筆にあたり、現役大学生に「大学入学時に失敗したエピソード」と題したアンケートに協力していただきました。実際に入学時に失敗した人はどのくらいいるのでしょうか?
あちゃ~、半数近くの人が「失敗した!」と自覚している様子。
では、実際に現役大学生は一体どんなことを後悔しているのでしょうか?具体的なエピソードを見ていきましょう!
目次
新大学生の入学直後の失敗エピソード【言動編】
失敗エピソード①:大学受験の結果を自慢気に話してしまった
新入生時の具体的な失敗エピソード
- 共通テストの点数や他にどこの大学に受かったのかについて話したら、相手に上手く話をそらされ、その時に自慢げに話していた自分に気がついた。(E.M.さん)
- 「俺東大落ちなんだよね(どや)」と言われたが、結局同じ大学なのにそんなにマウントを取りたいのか、と引いてしまった。(K.K.さん)
- 「私推薦だから頭良くないの」と言われ、遠回しに大学を卑下されたように感じた。(M.K.さん)
失敗エピソードから学ぶべき教訓
入試の成績は入学後よく話題になりますが、聞かれてもいないのに点数について話すのは避けましょう。
人の成績自慢を聞いて好印象を持つ人はあまりいません。また一見問題なく聞こえるものの周りを不快にさせるのが、通う大学を卑下する自慢です。
自分は第一志望でなくても相手は第一志望の子かもしれませんよね。シビアな入試話ほど相手のことを考えて話しましょう。
失敗エピソード②:友だちとの距離感の詰め方が上手くいかなかった
新入生時の具体的な失敗エピソード
- おしとやかな子ばかりの大学なのに、賑やかな出身高校のテンションで大きな声で汚い言葉を言ってしまい、教室がシーンとなった。(H.T.さん)
- 消極的になりすぎて友だちがまったくできなかった。(A.T.さん)
- キャラを無理矢理を作ろうとしたが、数カ月でそんな自分に疲れてしまいやめた。(H.S.さん)
失敗エピソードから学ぶべき教訓
1つ目の自分の出身高校の常識を大学に持ち込んで失敗した例みたいにならないよう、入学直後は周りの様子を見て振る舞いを変えていきましょうね。
第一印象は割と尾をひくので、最初にマイナスの印象を持たれてしまうと挽回が大変です。
2つ目の消極的になってしまった例はもったいないですね。なぜなら、新入生期間は部活やサークル以外での幅広い友だちを作る大チャンスだからです。
無理する必要はありませんが、仲良くなろうと一歩踏み出すことは大切だと思います。
新大学生の入学直後の失敗エピソード【行動編】
失敗エピソード③:格好を派手にしすぎた
新入生時の具体的な失敗エピソード
- 派手めな水色のカバンで新入生説明会を受けていたのにも関わらず爆睡してしまって目立ってしまった。(A.M.さん)
- 違う大学に通う友だちとノリで金髪にしたら、自分の大学は最初はわりとみんな黒髪で浮いてしまった。(Y.D.さん)
- メイク頑張りすぎて顔が白すぎた。(M.S. さん)
失敗エピソードから学ぶべき教訓
髪型や服装、メイクなどは悩みますよね!上の2つは状況次第でアリな格好ですが、入学式では服装がスーツなので、落ち着いたバッグや髪型が合いますよね。
髪を奇抜な色に染めたいなら、入学式後がおすすめです。そしてメイクはあくまでも大学というシーンに合ったナチュラルめなものが良いと思います。
初めのうちは自己流でやるよりも親や友だちに客観的に見てもらうと心強いですね。
失敗エピソード④:スケジュールを詰め込みすぎた
新入生時の具体的な失敗エピソード
- 大学入学前からアルバイトを始め、入学時点でのアルバイトのシフトを入れすぎたせいで大学でできた友だちと遊びに行く時間がなかなか取れなかった。(K.S.さん)
- サークル選びが不安であまりにもたくさんの新歓イベントに参加した結果、かなり忙しくて講義の課題などがおざなりになってしまった。(K.Y.さん)
失敗エピソードから学ぶべき教訓
新入生の講義日程や大半の新歓イベントの詳細は入学式後に分かるので、アルバイトは大学のスケジュールがある程度定まったころから始めるのが良いと思います!
また、やるべきことの優先順位をつけることも大事です。
サークル選びより大学の課題を優先したいのであれば、サークルの選定に時間をかけすぎず、目星のついたいくつかのサークルに入ってみて合わなければやめるといったスタイルでも良いのかなと思います。
新大学生の入学直後の失敗エピソード【その他編】
失敗エピソード⑤:不注意でミスをしてしまった
新入生時の具体的な失敗エピソード
- 大学サイトのログイン情報が書かれた紙をなくし、その日はログインできず、履修登録が遅れた。(K.M.さん)
- 大学の教室になかなかたどり着けずに初日から遅刻した。(A.O.さん)
- 初日に持参しなければいけない提出物を根こそぎ忘れて、クラスのみんなの前で名前を呼ばれて恥ずかしかった。(S.K. さん)
失敗エピソードから学ぶべき教訓
高校と違って大学の教室数は何百とあります。入学直後は教室を探すだけで迷いますから、それを想定して時間に余裕を持って行動しましょう。
また、入学式や新入生オリエンテーションでは重要な資料が多数配布されます。
あらかじめ資料を入れる大きめのトートバッグや重要書類とそれ以外を分けるファイルを持参すると、紛失リスクを減らせるはずです。
失敗エピソード⑥:大学ならではの恩恵を受けそびれた
新入生時の具体的な失敗エピソード
- ノートパソコンや本など大学で買えば安く買えたのに、入学前に自分で買ってしまって後悔
した。(K.S.さん) - 入試直後すぐに車の教習に通い始めたが、大学に入って生協から申し込んだ方が安くすんだ
ことに気づいてがっかりした。(M.M.さん)
失敗エピソードから学ぶべき教訓
これは大学によってどんな恩恵を受けられるのか多少違ってきますが、パソコンや教材などは生協で安く買えることが多いです。
大学推薦のパソコンが絶対良いわけではありませんが、大学がどんなパソコンを推薦しているのかを知ったうえで選ぶほうが効率的です。
また、生協では車の教習や資格試験も通常価格より安く受けられる場合があるので、入学してからチェックしてみると良いですね。
おわりに
いかがでしょうか。
新入生の時期ならではの失敗談が盛りだくさんだったと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。
新しい環境で不安もあるかと思いますが、これから始まる大学生活を存分に楽しんでくださいね!
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