インカレとは
インカレとはインターカレッジサークルの略で、1つの大学だけではなくさまざまな大学の学生で構成されるサークルのことです。(インカレサークルと言われることもあります)
大抵の場合、中心となって活動をする大学が1つあり、そこへ他の複数の大学から人が集まるという感じです。
「どこの大学でもウェルカム!」というところもあれば、「○○大学と□□大学限定」というインカレも存在します。
一般的に女子大に通う学生が、近くの共学の大学のインカレに入るというイメージが強いかもしれません。
インカレに入るメリット
インカレのメリット1:他大学の友達ができる
なかなか自分の大学以外の大学の友達は作りにくいものです。
せっかく大学生という人生で一番自由と言っても過言ではない時期に、友達の輪を広げないのはもったいない!
インカレに入れば、学内だけでなく学外にも友達を作り、コミュニティを広げることができます。
インカレのメリット2:自分の大学にないサークルに入れる
自分が入りたいようなサークルが学内にない!そんな時は他大学のインカレで、入りたいサークルを探してみましょう。
中にはその大学にしかないようなちょっと変わったサークル(ペン回しサークルやいちご大福同好会など)もあるので面白いですし、選択の幅を広げることができます。
インカレのメリット3:就活にむけてコネクションをつくれる
就活は言わば情報戦。いかに多くの情報を手に入れるかが勝負となります。
就活生になれば、さまざまな人と関わり、積極的に人脈を広げていかねばなりません。
自分の大学だけという狭い環境でしか人間関係を形成していなかったりすると、偏った情報しか手に入らないこともあります。
他大学の友達を作り、協力し合うことで、就活に有利な状況をつくることができます。
インカレに入るデメリット
インカレのデメリット1:自分の大学での人間関係が疎かになる
学内のサークルに入っていると、授業のない空きコマなどは部室に遊びに行ったり、同じサークル仲間と一緒に過ごしたりすることが多々あります。
しかし、学外のサークルだと学内にサークル仲間は少なく(もしくはいない)、ましてや部室などはありません。
そのため、自分の大学での友人関係が希薄になってしまうという恐れがあります。
インカレのデメリット2:交通費がかかる
インカレは、自分の大学以外の大学で活動を行うことが多いため、別途交通費がかかることになります。
片道の交通費が160円や200円であったとしても、往復を繰り返しているうちに気がつけば大きな額になり、月に交通費だけでも10000円を超えてしまうこともあります。
自分の家や大学の近くであったり、定期圏内であったりする場合は良いですが、自分の行動範囲から離れたところが活動場所の場合は注意が必要です。
インカレのデメリット3:時間が合わせづらい
大学によって授業時間や休み時間に若干違いがある上、移動にも時間がかかるため、サークルの活動に参加するためにスケジュールを調整するのが難しいことがあります。
なかなか予定が合わず、そのうち行くのが億劫になってやめてしまうなんて人が多いのもインカレの特徴です。
東大・慶應大・早大で人気のインカレ
インカレの数が多い、東京大学・慶應大学・早稲田大学のインカレを紹介します。
どのサークルも人気で、比較的規模の大きいサークルなので気になる方はぜひチェックしてみてください!
東京大学のおすすめのインカレ
東大のインカレ①:東大音感
東大音感は100人以上の規模を誇る東京大学内最大のバンドサークルです。
東大の男女を中心に、 お茶の水・東京女子・昭和女子・東京理科・早稲田・慶応・その他たくさんの大学から部員が参加しています。
イベントごとに好きな人と自由にバンドを組むことができ、自分が好きなときだけ活動できるので、学業との両立が不安な人にもおすすめです。
活動場所は東京大学の駒場キャンパスです。
東大のインカレ②:東大ビジネス企画サークルAXIS
東大ビジネス企画サークルAXIS(アクシス)は起業、ビジネス等の分野に興味がある学生が参加し活動しているサークルです。
東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学をはじめ、MARCHや日東駒専の学生までが集います。
イベントの企画やその運営を通して、起業や希望企業への就職を目指す人を育成し、将来各業界で活躍する人材を輩出するという目的で活動がおこなわれています。
将来の就活が不安な方、リーダーシップを身に着けたい人にはぴったりだと思います。
東大のインカレ③:合格サプリ編集部
皆さんご存知の合格サプリ編集部です。
高校生向けの無料受験情報誌(フリーペーパー)の作成や、WEBメディアの運営、YouTube撮影の企画運営を行っています。
普通学生がメディアを運営するとなると規模が限られますが、合格サプリのフリーペーパーは全国の高校のホームルームで直接高校生に手渡しているので、確実なリーチ力がありますよね。
東大生以外にも、早慶生や一橋・お茶大生など、多くの大学の学生で構成されていて、貴重な経験ができること間違いなし!
本年度の募集については、新年度メンバー募集のお知らせをご覧ください!
早稲田大学のおすすめのインカレ
早大のインカレ①:早稲田大学かくれんぼ同窓会
かくれんぼ同窓会とはその名の通り、かくれんぼをすることをメイン活動としたサークルです。
早稲田生に限らず様々な大学からメンバーを募集しています。
ただ、申し込めば誰でも入れるというわけではなく、筆記試験、面接試験を突破した人だけが、入会式を経て、正式な同窓会員になることができるのです。
子どもの頃にやったかくれんぼ、童心に帰って全力で遊んでるうちにメンバーの仲も深まりそうです。
早大のインカレ②:早稲田大学フラッシュモ部
みなさん、フラッシュモブはご存知ですか?よくサプライズに使われるアレです。
このサークルでは、フラッシュモブの企画をし、イベントや主に東京近郊のいろんな場所でフラッシュモブを行います。一般の人からも依頼を受け付けており、プロポーズ、誕生日サプライズのお手伝いなどもしています。
ダンスが好きな人、人を喜ばせるのが好きな人には向いているのではないでしょうか。練習場所は主に早稲田大学近辺です。
早稲田の面白いサークルについて知りたい人はこちらも是非みてくださいね!
慶應大学のおすすめのインカレ
慶應のインカレ①:学生団体SEEK
首都圏の大学から多くの学生が集まるこのサークルは、月1回の学生イベントに向けた企画や集客を行っています。
関東最大規模のイベント団体なので、雑誌に度々取材を受けたり、テレビにも特集されていて知名度があります。
とにかくわいわい騒ぎたい、イベントが好きだ!という人にはおすすめです。
慶應のインカレ②:慶應大学サバイバルゲーム同好会
その名の通り、みんなでサバゲーをするサークルです。
月に数回集まってサバゲーをします。最初は未経験者も多く、初心者でも入りやすい雰囲気があります。
ゲームが好き、スリルを味わいたい人にはおすすめです。
慶應大学サバイバルゲーム同好会
インカレを選ぶ時の注意点
最後に、インカレを選ぶ際の注意点です。
インカレは、大学の公認サークルでない場合が多く、運営がしっかりしていないサークルも少なからずあるのが実状です。
自分のやりたいことと合っていて、活動のしやすいサークルを見極めましょう。
活動頻度が低いサークルが多い
インカレはいろんな大学からメンバーが集まることもあってメンバーの予定が合わせづらく、どうしても活動の頻度が少なくなってしまいます。
活動が月に1、2度なんてこともザラにあります。
サークルで日々の生活を充実させたい、すぐにサークルで仲のいい友達を作りたい人は要注意です。
そういう人はインカレとは別に、他のサークルを掛け持ちしてもいいかもしれません。
部室がない場合がある
活動頻度が低いため、わざわざ部室をもってないところも多いです。部室がないと、活動のたびに施設を借りることもあります。
サークルに入ったのはいいけど、いざ活動するとなったときに、予想外に遠くまで行かなければならないこともあるので気をつけましょう。
危険なサークルが混じっている可能性がある
これはインカレに限ったことではありませんが、表向きにはスポーツをやるとかイベントをやるとか銘打っているものの、その実態はただの飲み会サークルだということがしばしばあります。
ちゃんと活動が行われているかどうか新歓の時点で見極めなければなりません。
自分の入ろうとしているサークルが本当に安全かどうか、自分のやりたい活動と一致しているかどうかをきちんと見極めるようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
インカレは、自分の大学のサークルにはない面白いサークルを見つけることができます。一方で、危険が潜んでいることも……。
大学に入ったら、しっかりと情報を入手した上で、楽しい大学生ライフを送りましょう!!
最後になりますが、合格サプリ編集部ではデメリットの欄で挙げた活動頻度と活動場所についてはしっかりと確保されているので安心ですよ!
怪しい団体かもしれないと考えている方は、ぜひ新歓に来て確かめてみてください!
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