研究一筋!? 理系学生の大学生活〜京大生と阪大生の暮らしを見てみよう〜

理系
この記事は 2016年06月17日に更新されました。

理系学生というと、

「研究ばかりしていて遊ぶ時間がなさそう」

「バイトをする暇はあるの?」など、

忙しそう・・・というイメージを持つ人が多いと思います。実際はどうなのでしょうか。

今回は、京都大学と大阪大学の学生に、4年間の大学生活の様子について聞いてみました。

どこを探しても載っていない、理系大学生のリアルな情報をお届けします!

京都大学 農学部 Yくん(一人暮らし)

1回生はどのように過ごされましたか?

 
とにかく自由な時間の多さにびっくり!

高校時代の想像を超えました。(笑)
その結果、時間をうまく使いきれずダラダラすることが多かったです。

理系の学生は、1・2回生が比較的楽で、3・4回生は研究に多くの時間を割かれます。なので1回生の頃は週に4日くらい、バイトをしていました。

理系とはいえど自由な時間は多かったのですね、2回生はどうでしたか?

「ほぼフリーター」な生活でした(笑)理由は、授業数自体が週4コマ程度だったことが1番大きかったです。(それすらほとんど行ってなかったですが。)

学生団体でチャリティー活動。テニスサークルでは幹部として運営。アルバイトでは大好きな服に囲まれて。

「学校外ではこんなに楽しいコトが山ほどあるのかー!」

と、外の世界に夢中でした。

一見遊んでばっかりのようですが、実は主体的に考え行動することが多かった日々。

「どうすればサークルに多くの人が参加してくれるか、各自が楽しめるか」を念頭に、「今の問題点を分析」→「対策を考え、実行」と毎日奮闘していました。勉強とはまた違う意味で、頭も体も全力で使っていました。

遊びの中にも頭を使う機会は多いですよね。流石に3回生からは忙しくなったのではないでしょうか?

週5日実験なので、アルバイトやサークルに行く時間は大幅に減りましたね。それでも週2日くらいで鍋パなどをして遊び、レポート提出前は徹夜をしていました。(笑)

実験についてもう少し言うと、広く浅く、学科内のほとんどの分野を網羅しました。ここでの経験から、自分が興味のある分野を見つけ出すという感じです。

具体的には、糖類の有機化学合成・唾液酵素の反応速度測定・ネズミの解剖・食品の粘度測定などを行いました。

合成..解剖..粘度..なるほど。4回生になるとどうなりましたか?

 

とにかく、研究室にどっぷりです。更に2回生でサボりすぎたツケで、単位を取るのにも必死でした。(笑)

研究室では、各自研究テーマをきめて、毎日それに関するデータを集めます。僕の場合は「柑橘類に含まれる、がん予防成分」について調べています。

3回生の実験と1番違うのは、実験プロセスを自分で決められるという点。証明に必要なデータを考え、それを導き出すプロセスを仮定して、実行していく。これを全て自分で決められるという点に、単なる単純作業と違うやりがいを強く感じます。

4年生になると充実してきますね。休日はどうでしたか?

 

「昼はサークルのイベントでBBQやボーリングなどで、夜は飲み会」もしくは「1日中バイト」という生活が基本ですね。思いっきり遊ぶor稼ぐって感じです!

ただし4回生からは、実験の都合によって土日も研究室に行きます。(うちの研究室では、基本的には土日は休みです。)研究室によってルールが違い、土曜日も1日中研究なんてところも多いです。

土日も研究するところもあるのですね!最後に一言お願いします!

遊びすぎた時期(2回生)もあり、決して自慢できるような大学生活ではありません。ただ、その時期の経験は、今の自分の価値観を発見・形成する上で必要不可欠であったと感じます。

何故なら「夢中」になって、打ち込んでいたから。

僕の場合はテニスサークルの運営にとことん打ち込みましたね。やらされていた勉強から解放され、「自分は何をしているときに楽しいか」を考えたりもした。僕にとっては貴重な時間でした。

大学生活は自由な反面、本気になれることを見つけることがとても重要だと感じます。皆さんも大学生になったら、「夢中」になれることを、探してくださいね。

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