受験生の彼氏・彼女持ちが合格するためには?恋愛と受験の両立法

はじめに|受験生の恋愛事情

長く苦しい受験生活。恋人がいれば辛さは半分、合格の喜びは2倍になりますね!

しかしながら「恋人がいたせいで勉強に集中できなかった」という人がいるのも事実。

実態はどうなのか?受験生カップルは何に気をつけて勉強に励んでいくべきなのか?

今回は「あなたが受験生の場合」「受験生の彼氏・彼女を持つあなたの場合」の両方の場合について、恋愛と受験の両立法について書いていきたいと思います。

実際どのくらいが彼氏・彼女持ちなの?

アンケートを取ったところ、受験期に恋人がいた先輩は約35%と意外に多い結果になりました。

そのうち高校2年、または3年から付き合っていたという人が約3割ずついました。
3人に1人以上は受験期に彼氏・彼女がいたということになります。

受験生カップルは合格できないのか

これは性別によって違ってくるようです。

先輩たちによると、女性は彼氏がいてもそれを糧に受験を乗り切り見事合格を果たす人が多い一方、男性は彼女がいると受験に失敗してしまう人が比較的多いよう。

もちろん合格した人が0というわけではないので、彼女がいるから絶対に合格できない、というわけではなさそうです。

恋愛に熱中しすぎて、勉強に身が入らなくなるのではないだろうか。いや、そもそも受験中に付き合うなんて良くないのではないだろうか。そんな悩みを持つ受験生はたくさんいるのです。

そこで今回は、実際に恋人と付き合いながら受験勉強に励み志望大学に合格した先輩と、それとは反対に、恋愛に失敗しそのせいで成績が下がってしまった先輩を取り上げます。

これを参考に「受験期の勉強と恋愛の両立はできるのか」という大問題について、皆さん自身でぜひ考えてみてください。

成功例と失敗例で見る受験生の恋愛

恋人と目指した志望校に見事合格!東京大学法学部 K・Nさんの場合

僕は、彼女と2人3脚で受験を乗り越えることができました!

週末には二人で図書館に通って勉強し、わからないことがあれば教えてもらいました。
もし彼女がいなければ、わざわざ図書館に向かう気持ちにはなれなかったと思います。

また、どちらがよい成績をとることができるか競争したり、模試の判定が悪いときにはお互いを励まし合いました。

ストレスが溜まりがちな受験において、辛さを分かち合うことができるパートナーがいることはとても重要なことだと思います。

僕の場合は、彼女と楽しく話をすることが良いリフレッシュになり、勉強のモチベーションを保つことができました。

しかし、恋人のことを考えて勉強に集中できないなどのデメリットもありました。

そのため僕たちの場合は、「メールは寝る前に一通。」「電話は日曜日の夜。」などとルールを決めることで勉強時間を確保しました。

そして、二人一緒に志望校に合格することができました。恋人には本当に感謝しています!

【成功理由】恋人同士のルール決めで、気持ちを切り替えました!

受験期に異性と付き合う上で大切なことは、勉強と恋愛の気持ちの切り替えです。

お互いにルールを決めることで恋人との時間と、勉強の時間をそれぞれしっかり確保しましょう。
そうすれば勉強と恋愛は両立できます。

恋愛に熱中しすぎることなく、恋人と一緒に合格を勝ち取ってください。

恋人と別れてから勉強に集中できなくて…慶應義塾大学法学部 I・Mさんの場合

私には高2の秋から付き合っていた彼女がいました。

お互い同じような成績だったので、同じ大学を目指して一緒に頑張っていました。

付き合いはじめてちょうど1年目のその日、事態は急展開をむかえます。
彼女が夏の時点で別の大学に指定校推薦で受かっていたことを私に打ち明けたのです。

私はそのことを隠されていたこと、同じ大学を目指せなくなったことにとてもショックを受けました。

このまま合格が決まった彼女と一緒にいれば、勉強から逃げてしまって大事な冬を乗り切れないのではないか。
そう考えて別れることにしました。

しかし、別れた後にも気持ちの整理がつかず、秋の模試では良い成績がとれませんでした。

その後も彼女と別れたことを後悔してばかりで勉強に集中できず、成績は下がる一方でした。

なんとか気持ちを切り替えて、無事志望校には合格することができましたが、しっかりと気持ちの整理をつけないまま別れてしまったことをとても後悔しています。

【失敗理由】気持ちの整理がつかないままに別れてしまった!

勉強に集中するためにせっかく恋人と別れたのに、後悔してばかりしているようでは意味がありません。

別れた後もずるずると気持ちを引きずってしまうと思うのなら、恋愛を続けることをおすすめします。
支えてくれる恋人がいることは、良いことだと思います。

一方で、気持ちの整理をつけないまま別れると、恋愛も失敗受験も失敗なんてことになりかねません。
別れるときは、きっぱりと別れること!

合格を勝ち取る受験中の恋愛

ここまでは具体例をみてきましたが、ここからは一般化してどんなことに気をつければいいのかについて場合を分けてご紹介していきます。

あなたが受験生の場合に気をつけるべきこと

受験生同士のカップルの場合

  1. 連絡を取る時間を決める
  2. 模試で良い成績を取ったとき、担任の先生に厳しい話をされて落ち込んだとき、恋人に話を聞いてもらいたいときは多々ありますよね。

    しかし、あまりに頻繁な連絡は互いの勉強のペースを乱すことに繋がります。

    特に相手も受験生の場合は自分が調子の良いときに相手も調子が良いとは限らず、余計な軋轢を生んでしまうことにも…。

    合格した受験生カップルの多くは連絡を取り合う頻度をあらかじめ話し合って決めていたようです。

    例としては夜の勉強が終わってから日付が変わるまで、とか週末だけ、とか。
    夏休み前に決めてそのまま受験本番まで続ける、というカップルが多いようですよ!

    実は先輩受験生カップルがみな口を揃えて言うのが、「大体の時間帯だけでなく何時までなのか決めよう」ということ。

    終わりの時間を決めてないばかりに夜遅くまで楽しく電話してしまい、次の日起きるのが辛かった…なんて痛い経験をしている人も結構いました。

    また、それを見越して朝電話していたというカップルもいました!
    朝の電話は寝坊が防げていいかもしれませんね。

    お互いに相手を気遣って、連絡の取り方を工夫しましょう!

  3. 一緒に勉強する頻度は?場所は?
  4. 図書館や自分の部屋で仲良くお勉強会をするというのは受験生カップルの醍醐味かもしれません。

    友だち同士でもおしゃべりに夢中になってしまって勉強が進まない!なんてことがある中で、カップルでのお勉強会は何に気を付けるべきなのでしょうか。

    これは友だちと勉強をするときにも生かせる技ですが、お勉強会で取り組む内容は模試の復習など「終わりがはっきりと見えていて2人ともやる内容が似ているもの」がおすすめです。

    2人で模試を受けたあと、一緒に復習をして分からないところを確認しあったり、どちらが先に全部復習が終わるか競争したり…。

    終わりがどこにあるかはっきりしているので、例えば科目ごとに集中して終わらせて休憩中に話をしてリラックスするなど、緩急がつけやすいですよ!

    場所は人の目があるカフェや図書館が適度に緊張感もあり集中できます。
    学校の教室や塾のラウンジというのも先生にすぐ聞きに行ける環境なので良いですよ!

  5. 模試を受けるとき
  6. 受験生カップルは一緒に模試を受ける機会が高1、2年より多くなりますね。

    自分の実力を試す場では正直恋人は(というか友だちをはじめ知り合い全般は)自分のペースや集中を乱す存在になりかねません。
    模試の会場では恋人も友だちもライバルです。

    事前に2人で目標点を決め、相手に負けないように頑張ってみてはいかがでしょうか。

    お昼休みに一緒にご飯を食べるのはいいと思いますが、試験の合間に前の科目の話などをするのはやめておきましょう。

    模試が全て終わってから、②のように復習勉強会を開き、そこで模試中に思ったことを忘れないうちに話し合うと復習の効果も上がります。

彼氏・彼女が受験生ではない場合

  1. 受験優先なのを分かってもらう
  2. 「受験と私(俺)どっちが大事?!」というのはテンプレですが、はっきり言いましょう、受験の方が大事です。

    というか大事さのベクトルが違うので単純に比べられるものでもないですよね。
    受験勉強にはどうしてもある程度の時間を割かなくてはいけないのです。

    それは恋人が大事ではないからとかそういうものではないはず。

    本当に勉強に忙しくなってしまう前に、1度話し合って分かってもらっておきましょう。

    遊ぶ時間は減ったり連絡を取り合う頻度も少なくなったりしますが、その分濃い時間を過ごそう、遊ぶときは思いっきり1日中遊ぼうなど、しっかり2人の間で共通意識を持って受験期を乗り越えましょう。

  3. デートの頻度は?どこへ行くべき?
  4. 先輩たちの話では、デートの頻度は月1から半年に1回まで大きな差がありました。

    よく話を聞いてみると、デートの頻度の差はデートの内容の違いから生まれていたようです。

    頻繁にデートをするカップルは博物館や美術館、はたまたカラオケなど、半日程度で終わる短いお出かけをしていたことが分かりました。

    歴史や科学の勉強になる博物館や美術館に行くことで楽しみつつ勉強もしたことにしたり、受験のストレス発散をカラオケに行って恋人とするということですね。

    逆にたまにしか遊びに行かないカップルは、遊びに行くときに思いっきり遊んでいたようです。
    遊園地や観光地巡りなど、1日勉強のことは忘れて遊び尽くしている人が多かったです。

    タイミングとしては大学別模試の後や長期休みに1日だけ、というのが挙げられていました。

  5. 恋人に愚痴ってしまった場合の対処法
  6. 長い受験生活、精神的に不安定になって恋人に言うつもりも無い言葉をぶつけてしまったり、親や先生に言われた厳しい言葉、模試の悪い判定の愚痴を漏らしてしまったりすることがあるかもしれません。

    これは相手からすると嫌かもしれませんが経験者の目線でみるとしょうがないことです。
    後で謝って理解を求めましょう。

    普段から嫌なことがあっても話を聞いてもらうようにしておくと辛くなったとき心強いですし、どうしても恋人に話しづらいなら友だちなど話を聞いてもらえる人を見つけておくべきです。

    先輩たちも愚痴ること自体を悪いと見る人はほとんどいませんでした。そういうときもある、と理解しあえる関係になれたらいいですね。
    とはいえ当たりすぎるのはダメですよ!

受験生の彼氏・彼女を持つ場合に気をつけるべきこと

受験生の彼氏・彼女にしてあげるべきこと

  1. 勉強の質問をしよう
  2. 受験生は特定の科目だけ勉強してしまってバランスを崩すというのが、特に現役生の場合はあるあるです。

    また人に教えることで理解が深まるということも大いにあるので、恋人の受験科目の内容については相手が許す限り質問して自分の成績アップに繋げるとともに相手の理解の穴を見つける手助けをしてあげましょう。

    もし恋人が答えに詰まっても、責めるのではなく勉強し直すことを勧めたり先生に一緒に聞きに行ったりするなどして、勉強のお手伝いをしましょう!

  3. 愚痴を聞いてあげよう
  4. 先ほども書きましたが、受験生は色々なストレスにさらされていますし、その原因も学校の先生だったり家族だったりと様々です。

    勉強に集中しなければならないのに、なかなか上手くストレス発散ができないせいで成績を落としてしまうのは見ているこちらとしても心苦しいですよね。

    受験生としては愚痴ってしまった…!と気に病むことなので、ぜひとことん向き合う姿勢を見せてストレスを溜めさせないようにしてあげてください。

    話を聞くときは無理にアドバイスをしようとせず、相槌を適度に打つくらいで大丈夫ですよ。

  5. 将来の夢を語らせよう
  6. 長い受験生活では、自分がどうしてこんなに勉強しているのか分からなくなってしまうことが少なくありません。

    モチベーションを失ったまま勉強を続けることはとても効率が悪いので、ぜひ話を聞いてモチベーションを回復させてあげてください。

    手っ取り早いのは将来の夢を語ってもらうこと。

    大学に行って何をしたいのか、その先の人生設計など、相手の思い描く未来を聞いてみてください。
    自分は将来何をしたいのか、自分でも客観的に見つめ直すことができ受験生にとっても有意義ですよ。

受験生の彼氏・彼女にするべきでないこと

  1. 絶対にダメ「受験と私どっちが大事なの?!」
  2. これも先ほど書きましたね、はっきり言いますが「受験の方が大事」です。諦めてください。

    会えなくて寂しい気持ちはもちろん分かりますが、だからと言って相手の足を引っ張ってしまってはお互いのためになりません。

    気持ちを伝えつつも応援する懐の広さを見せましょう。

    勉強の質問をしたり、話を聞いてあげたりすれば、一緒に過ごす時間も少しはできますね。
    お互いを高めあえる関係がベストですよ!

  3. 受験の話題はこちらから出さない
  4. これは今までに書いたことと少し矛盾しているように感じられるかもしれません。

    強調しておきたいのは「勉強」の話と「受験」の話は違うということです。

    彼氏・彼女に勉強の話(分からないところの質問など)は同じ学生としてあり得ることですが、「最近模試の判定どうなの?」といったような受験の話は相手にストレスになる場合があります。

    相手が話し出すまでは話題に出さない方が無難でしょう。

    ただでさえ家や学校でその手の話をされつくしているはずなので、2人の間では別の話で和みたいものですね。

  5. 相手の成績や気持ちを否定しない
  6. 先輩たちの話でよく聞かれたのが、「相手が自分より成績が低かったのに志望校のレベルが高かったのでもっと頑張るよう叱咤したつもりが、相手にはバカにされたように感じたようでケンカになってしまった」というもの。

    受験の目標は人それぞれ。相手の進みたい道に進ませてあげましょう。

    少々無謀に思われても、否定するのではなく応援する立場に回ってください。