はじめに
「間近に受験を控えた今は恋愛なんて御法度。受かってからすればいいさ」
この時期、そう考えてストイックに机に向かう受験生は多いはず。
長い長い受験を、じっと我慢して待つ。
今乗り切れば、必ず後にバラ色のキャンパスライフが待っているはずです。
では、大学生って一体どんな恋愛をしているのでしょうか?
今回はそんな漠然とした悩みに答えていきたいと思います!
大学生の恋愛事情まとめ|出会いの場と実例
恋愛のきっかけ作りとしての出会いの機会
どんな素敵な恋も、思い出したくないような悲恋も出会いがなければ始まりません。
高校までとはひと味違う大学生活では、どんな出会いの機会が待っているのでしょうか。
出会いの場1:クラス
多くの大学では、学生は入学するといくつかのクラスに分けられます。
高校と同じとも思われるかもしれませんが、大学では履修する授業を自身で選べるので、同じクラスといっても学校生活はばらばらです。
だから高校時代ほど級友との結束は強くなりません。
しかし、新学期と期末試験の後にはこのクラスのメンバーで「クラコン」と呼ばれる飲み会が催されます。(クラスコンパの略)
クラスの結びつきが弱い分、この時の出会いは新鮮に感じられる事が多いです。
「もう期末なのに話したこともなかった」という人もチラホラ。
ここで仲良くなった相手と、夏から恋に発展するケースはかなりあります。
人間関係の薄くなりがちな大学生活ではクラコンは滅多にないチャンスなのです。
出会いの場2:サークル
同級生との繋がりの弱い大学生活において、唯一と言っていい濃密な人間関係を築ける場、それがサークル活動です。
合格サプリ編集部も、れっきとしたサークルの1つです。
出会いの確率も一番高く、そのためにサークルの内容はどうでも良くてただ単に恋を求めて参加する動機の不純な人達も多いです。
サークルでは飲み会はもとより、何らかの大会に出るために一致団結で頑張ったり、数日間にも及ぶ合宿があったりとイベントに事欠かず、メンバーとは公私の区別を越えた関係になりやすいです。
また、殆どのサークルでは他大生でも受け入れてくれるため、他大のサークルに入れば、人脈をかなり広げることが出来ます。
サークル活動は恋が芽生えるに申し分のない環境なのです。
一言でサークルと言っても定番のテニス・スキーだけでなく、例えば「モーニング娘。を研究する会」など異色なものまでバリエーションは豊富です。
恋愛に限らず、先輩が学校の事を色々と教えてくれたり、テスト前には過去問を流してくれたりといろいろメリットが大きいです。
大学生活を豊かにするためにも、サークルの存在は大学生にとって欠かせません。
出会い場3:文化祭・学園祭
毎年秋ごろになるとどこの大学でも学園祭が開かれます。
単に学校のお祭りといっても、ミスキャンパスが女子アナの登竜門となっているように、大学は外に対してオープンで社会との結びつきも強いです。
そのために、高校までのそれとは規模が桁違いです。
慶應大学の学園祭は、来客数が四日間で20万人にもなるといいます。
地方の中都市の人口くらいです。
それだけの人間が集まるので当然キャンパスは熱気に包まれています。
このお祭り気分の中で、他校からの学生が客としてやってくるなど新たな出会いが生まれるので、当然恋に発展しやすいです。
大学生にとって、学祭期間中はとっても刺激的な日々なのです。
大学生の恋愛の実例をみてみよう
ここまでは、「いかにして出会うのか」ということについてお話ししてきましたが、実際にはどんな風に恋愛が展開しているのでしょうか?
ここでは、大学生3人の実例をご紹介します!
慶應大学 Mさん(女)の場合
「誕生日の記念に、彼がディズニーランド旅行を企画してくれたんです」
幸せ一杯に語るMさんは都内の大学に通う二年生。
彼とは同じ授業を取ったのが縁で知り合ったといいます。
「『費用は全部俺が持つから』って全部奢ってくれて」なかなか太っ腹ですね。
頼りになる彼氏を捕まえたようです。
いろんなアトラクションを二人で楽しんだ後、パークを見下ろせるレストランでディナータイム。
「夜景が凄くキレイ!最高の誕生日でした」
東京ディズニーランドを満喫した様子で、とてもうらやましいですね。
法政大学 Rくん(男)の場合
剣道部に所属しているR君。
剣道3段持ちの腕前で、毎日の朝練を欠かしません。
これを聞くとバリバリ体育系のイメージを持ちますが、実際は非常にソフトな性格で、物腰穏やかな優しい青年。
しかし、R君はその性格の為にある悩みを抱えていたそうです。
「一年付き合っている同い年の彼女がいるんですが、彼女はもっと強引に引っ張ってくれる人がいいみたいなんです。面と向かっては言ってこないけれど、最近それをほのめかすような態度をとるようになって」それは具体的にどんな態度なのかは秘密なのだそうで。
そこで、彼女のことが心底大好きなR君は、交際一周年記念のデートで頼れるところを見せようと一年発起。
デートプランを綿密に練り上げて、本番では始終リード。
お台場で観覧車に乗り、ショッピングを楽しんだ後、有明にある高級レストランでディナーという超豪華プラン。
いつもとひと味違うR君に彼女から「輝いて見えた」と最大級の賛辞が送られました。
「ディナーの赤ワインが凄く美味しくて忘れられないです」と、R君。
勝利の美酒はやはり格別の味わいの様です。
東京大学 Sくん(男)の場合
東大生のデートというと、裁判傍聴を楽しんだり哲学の議論をしたりなどと聞いたことがありますが、実際はどうなのでしょうか。
「そういうカップルもいるという話を聞いたことはありますが、一部のもの好きな人たちのデートだと思います。僕の周りにはいないと思います。」ときっぱり。
どうやら偏見が大きかったようです。
Sさんの楽しかったデートは、免許を取って1年が経ち、車から若葉マークがとれた頃に行ったお茶の水女子大の彼女とのドライブデート。
大学も違えばお互いバイト等で会えなかったので、その日は奮発して鎌倉までドライブで行き、スクランブルエッグのおいしいお店を予約していったそうです。
しかし、そこで残念な失敗談が。
「車が混みすぎていて、駐車場が全然なかったんです。しかもやっと見つけた駐車場は駐車がすごく難しいところで。結局駐車するのに15分もかかってしまい、かっこ悪いところを見せてしまいました。」
とはいえ、これらも含めて「今となっては良い思い出」と笑顔で語ってくれました。
最後に
いかがだったでしょうか。
もちろん、大学内、例えばバイトや友達の紹介でのお食事会で出会うということもあります。
しかしやはり一番多いのは大学内での出会いだと思います。
みなさんも大学生になったら多いに恋愛を楽しんで下さいね!