はじめに
上智大学が東京都にあることは知っていても、実際にキャンパスに訪れる機会がなく、行ったことのない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、上智大学のメインキャンパスである、四谷キャンパスの建物や雰囲気を、現役上智生の声も混ぜながらご紹介します!
目次
上智大学の基本情報
【上智大学の基本情報①】実はほとんどの学部は四谷キャンパスしか使用しない!
上智大学には、神学部・文学部・総合人間科学部・法学部・経済学部・外国語学部・国際教養学部・総合グローバル学部・理工学部と、全部で9学部もあります。
このうち、総合人間科学部の看護学科の2〜6年生の一部授業以外は、すべて四谷キャンパスで実施されるんですよ!
ただ、筆者の友人の現役上智生の話として、四谷キャンパスは、東京の真ん中にあることから、土地が広大ではないです。
一方、大学と駅との距離が近いこと、そしてキャンパスの規模が比較的コンパクトであることから、楽に移動することができます。
また、ランチの時間を中心に、キャンパス内は大変混雑し、食堂では席取り合戦や、そもそも食べ物を購入するのが大変であるそうですよ。
上智大学には、毎日キッチンカーが来て食事を提供してくれるという、他大学にはない特徴的な点があります。
そのキッチンカーにも、多くの学生が並んでおり、次の授業に間に合わなくなってしまうそうです……。
【上智大学の基本情報②】アクセスが抜群に良い!
四谷キャンパスは、JR四ツ谷駅から徒歩3分ほどの距離にあり、四ツ谷駅を出るとすぐに大学の姿を見ることができます。
四ツ谷駅は、新宿から5分ほどの位置にあり、東京のど真ん中の発展した街となっています。
四ツ谷駅周辺は大変発展しており、学食以外にも様々な飲食店があることから、ランチを楽しむことができますよ。
新宿にも近いことから、遊ぶ場所に関して困ることはなく、また飲食店などが多いことから、アルバイト場所としても優れています。
また、四ツ谷駅は、多くの路線が通っており、様々な場所に行くことができますよ。JR中央線・総武線だけでなく、東京メトロ丸の内線や南北線が通っています。
新宿だけでなく、銀座のような非常におしゃれな街や、池袋のような歓楽街が発展している街にも気軽に行くことができます。
上智大学四谷キャンパスの建物・雰囲気
【上智大学四谷キャンパスの建物・雰囲気①】キリスト教関連の建物・像があるが、信仰の強制はない!
上智大学は、「ミッション系」の大学であることから、キリスト教系の建物が存在します。
キャンパスのすぐ横には、「カトリック麹町聖イグナチオ教会」という、大学の行事でも使用される教会があります。
大学に隣接していることから、キャンパス内にいる際は、教会の鐘の音を大学にいても聞くことができますよ。
キャンパス内には、10号館の目の前に、「フランシスコ・ザビエル」の像が建てられています。
ミッション系の大学の雰囲気を建物以外でも感じることができます。
このように、キリスト教の色が強いと紹介すると、大学入学後、信仰を強制させられるのではないか、と不安に思われる方がいるかもしれません。
私立の中学校・高等学校の場合、信仰は強制されないものの、宗教行事への参加が義務化されているなど、宗教に強制的に触れさせられることがありますよね……。
しかし、上智大学は、学生に対して、キリスト教の信仰や帰化を求めることは一切なく、自由に生活できますよ!
【上智大学四谷キャンパスの建物・雰囲気②】おしゃれな建物でキャンパスライフを送れる
四谷キャンパスは最近できた綺麗な建物も多くあり、おしゃれなキャンパスライフを過ごすことができます。
最近できた綺麗な建物を二つご紹介しますよ。
一つ目は、別名「ソフィアタワー」とも呼ばれる、6号館です。
6号館には、800人規模の学生を収容できる大教室があり、勉学に励む環境が整っています。
全学の言語教育を司る、言語教育研究センターも設置されており、外国語学習にも励むことができるんですよ。
2019年11月に教皇フランシスコが来日した際、6号館で講演を行った講堂もあることで有名です。
二つ目は、2022年に完成したばかりの、15号館です。
外見は国産材を使用しており、木造3階建ての、そこまで大きくはない建物です。
教室も一部ありますが、カフェがメインの建物となっており、2024年4月1日に、スターバックスコーヒーが入る予定ですよ!
【上智大学四谷キャンパスの建物・雰囲気③】女子の方が多い!
以下の円グラフは最難関大学の男女比を示しています。
東大や早慶など、最難関大学は比較的男子の割合が高く、それぞれの女子比が、東京大学は21%、早稲田大学は40%、慶應義塾大学は36%です。
一方で、上智大学は他の最難関大学とは異なり、女子比率が62%と、男子よりも女子の方が多くなっているんですよ。
東大や早慶は、学部別に見ても男子よりも女子の方が多いが学部はほとんどなく、上智大学の稀有さが際立ちます。
もともと上智大学は女子率が高く、女子大学・女子短期大学の数が年々減少し、大学進学率が上がっている中、より女子が通いやすい大学になっていますよ。
外国語や国際系の学習に強いことから、女子比率が他大よりも多いと考えられます。
実際に上智大学に通っている友人も、女子が非常に多いことを証言しており、最難関大学・上智大学の大きな特徴とも言えます。
最難関大学に行きたいが、女子が少ないことを最難関大学のデメリットだと感じる女子受験生の方は、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてくださいね。
おわりに
本記事では、現役上智大学生の声も交えながら、大学の建物や雰囲気を詳しくご紹介しました。
上智大学の様々な面を、この記事や上智大学の公式ホームページでも確認して、ぜひ志望校の一つとして考えてみてください!