こんにちは。ライターのセティです。今回は意思の強さに頼らずに勉強をする方法をご紹介します。
「意思が弱いから勉強ができない……」と思った方こそ読んでほしい記事です。
一般的な考え方では……
「やる気がでないのは自分の意思が弱いからだ」
「成績が上がらないのは考えが甘いからだ」
と、成績が上がらないのを自分の気持ちの問題にしてしまいがちです。
ですが実際はそうではありません! これは断言できます。
やる気を出そうと思ってる時点でやる気は十分にあります!
問題があるのは勉強の方法なのです。
とはいえ、自分を追い詰めて勉強をすれば、環境や方法が悪くてももある程度の成果は出るでしょう。
しかし、自分を追い詰める勉強法は可能なら避けたいですよね。勉強で一番大事なことは楽な方法を考えることです。
そこで今回は自分を追い込まず楽をするための考え方を紹介します。
気持ちの問題にするのはよくない二つの理由
では気持ちの問題するのが良くない理由を二つ説明しますね。
精神的な理由
勉強ができない理由を、自分のせいだと考えると
気分が沈む→やる気がない→成績が下がる→気分が沈む……
という悪循環に陥ります。
そういった悪循環から逃れるためにも気持ちの問題にしてはいけないのです。
方法論としての理由
気持ちの問題にして精神的な問題があるのは当たり前ですが、勉強の方法論としても問題があります。
「今日も勉強ができなかったな……意思が弱いからだ(T_T)」と
できない原因を「意思の弱さ」や「己の甘さ」としたところで
なんの解決にもならず、勉強法が少しも改善されません。
じゃあ意思を強くしよう! とは簡単にはできませんよね笑
そうやって自分の心の問題にするよりは「ご飯を食べ過ぎたからだ」ぐらいに具体的な方が改善していけますよね。
つまり、勉強の方法論として解決できる理由にしたほうがよいのです。
気持ちの問題にしてはいけない理由まとめ
精神的な理由(=楽しくない)と方法論的な理由(=曖昧で改善されない)で気持ちの問題にしてはいけないことがわかりましたね。
では本題に入りましょう。
言い訳をしてしまおう
そこで自分の気持ち以外のことに理由を見つけることにしましょう。つまり言い訳です。
言い訳していいわけが……
言い訳って悪いイメージがありますよね。
「言い訳するな!」と怒られた思い出がよみがえります笑
なぜ言い訳は良くないからというと対策がないからです。
対策 #とは
たとえば、A君が仕事でミスをしたとします。
「不注意でした」
と言ってそれで終われば、何も成長はありません。ホントにただの言い訳です。
しかし「私はこういうミスが多いので予め注意しておきます」
と対策とセットにするとこれからはその理由でミスすることがありませんよね。
と簡単過ぎる例でしたが、これを勉強法にも当てはめようというものです。
これを勉強法に当てはめる
勉強法でもこの考え方があてはまります。
ちょっと抽象的でわかりにくいと思うので、私の受験生時代の実際の言い訳を載せますね。
実際の言い訳
※ちなみにこの画像はXmindというフリーソフトで簡単に作成できるので興味のある人は調べてみてください。
「物がなくなった時」なんて、ちょっと微妙な言い訳も混じってますね。
恥ずかしい話、私はよくものをなくしやすい性格で、すぐにお気に入りの筆記用具をなくして気分が沈んだりしたんですよ。
ですが、「片付ける」「予備を用意する」という対策でこの理由でやる気がでなくなることはなくなったわけです!
対策が必ずしも有効とは限らないのでは……?
もちろん、その通りです。
その場合はさらにその言い訳と対策を考えていけばよいのです。
自分の例で言えば「頭を使わない暗記系に徹する」も「しんどい」という状況も考えられますよね。
その場合は、もっと頭を使わない「歴史漫画を読む」といった対策も考えられるわけです。
簡単すぎてあほらしく感じるかもしれませんが、この効果は非常に大きいです。
どうして効果が大きいの?
実際に書いていってもらえばわかると思うのですが、思いの外勉強をする気になれない理由は少ないのです。
言い訳して対策を書いて……というのを繰り返しているうちに
「なんで勉強しないんだろ……いや、しない理由がないからしよう」という悟りの境地に達することができるのです。
みなさんも勉強をしない理由を書き出して「しない理由をなくしていきたい」と思えてきたのではないでしょうか?
簡単にできるので是非騙されたと思って実践してみてください!
参考にやる気が出るときのリストも載せておきますね。
こうやって作ると、こんなことしたらやる気が出たな~と思い出せて勉強法の良いヒントになりますね。
まとめ
最後にこの記事の要約をしておきますね。
勉強をしないのを、意志の弱さの問題にすると解決しない。気持ちとは問題だとして書き出して対策をセットに書いていくと、しない理由がなくなり、スムーズに勉強をすることができる。
本当に簡単に実践できるので、紙でもパソコンでもよいので、できない理由を減らしていきましょう!
この方法を使えば意思が弱い……から一歩前に進めます!