【共通テスト倫政】1ヶ月で9割超え!効率の良い倫理・政治経済の勉強法

はじめに

倫政は二次試験で使わないため勉強が進んでおらず、模試で高得点を取る事ができないという人って多いですよね。

しかし、倫政は集中して勉強をすれば1ヶ月で共通テスト9割超えの点数を取る事ができる科目です。

私自身共通テストの社会科目を12月の初めに世界史から倫政に変えたため、1ヶ月しか勉強時間がありませんでしたが、共通テストでは94点を取る事ができました。

大切なことはインプットとアウトプットを2週間ずつ行うことです。

この記事では、1ヶ月で共通テスト倫政で9割を取るための勉強法を、インプットとアウトプットの二つに分けて説明します。

共通テスト倫政を1か月で9割超えにするインプット法

【共通テスト倫政の効率的なインプット法】①様々な教材を活用して重要単語の意味を理解する

まずは、教科書や参考書を読み重要単語を一通り覚えます。

マークシート形式の共通テストでは、問題で登場する単語の正しい意味を理解できれば正解できるので、単語の意味を覚えることは重要です。

覚える時のポイントは②で紹介するので参考にしてみてください。

重要単語の意味を理解するうえで、私が使っていた教材をここでは紹介します。

参考書は『大学入学共通テスト 点数が面白いほどとれる本』がおすすめです。

全分野が網羅されており、1冊で倫理・政治経済どちらも学ぶ事ができます。

また、学校で授業がなかった人や授業内容を忘れてしまったという人におすすめしたいのが、Youtubeの「ここみらいチャンネル」です。

どの単元もわかりやすく説明されており、動画1本の時間が短いので、空き時間に見ることができます。

特に倫理分野が詳しく解説されているので、参考書を読んでも理解できないときに見てみると理解の助けになりますよ。

【共通テスト倫政の効率的なインプット法】②単語の周辺知識を理解する

倫政は歴史科目と違い、単語名を覚えたからと言って高得点が取れるわけではありません。

自分で考えて答える問題があるので、思想の内容や制度の仕組みを理解することが大切です。

例えばセンター試験の倫理分野では、思想と思想家の組み合わせを選ぶ問題が何度も出題されています。

そこで、倫理の思想は単元ごとのまとまりで覚えるのがおすすめです。

教科書の同じ単元で説明されている思想家は、思想の似ている部分と異なる部分に注意しながらまとめて覚えましょう。

政治経済は制度の仕組み、制度がつくられた時期や背景を必ず理解するようにしてください。

ただ単語を覚えただけでは、正誤判断の問題や、実際社会で行われている例を題材にした問題を解く事ができませんよ。

【共通テスト倫政の効率的なインプット法】③資料集を読む

教科書の内容を一通り覚えたら資料集を読みましょう。

資料集は、教科書だけでは足りない細かい知識を補うために使います。

政治経済分野は、制度の仕組みや経済の歴史について、わかりやすくまとめられているものが多いので理解の助けになります。

表やグラフにも目を通しておくと良いですよ。

資料集の内容を全て覚えようとすると時間がかかってしまうので、マークがついている重要箇所を理解できれば大丈夫です。

共通テスト倫政を1か月で9割超えにするアウトプット法

【共通テスト倫政の効率的なアウトプット法】①共通テスト・センター試験の過去問を解く

インプットが終わったら、残りの2週間で過去問を解きましょう。

インプットの段階で一度に細かい知識全てを覚えるのは難しいので、過去問などを解きながら知識を固めていくのが良いです。

実際に問題をみることで、出題されやすい箇所や自分の理解できていない部分を把握することができます。

知識が完璧になっていなくとも、7、8割が理解できていれば過去問を解き始めてください。

共通テストの過去問は、直近2年分を共通テスト直前に実力試しとして使うために残しておき、それより前の年のものから解くのがおすすめです。

また、政治経済は社会制度が変わることで内容も変化するので、赤本に載っていないような古い過去問を解く必要はありません。

過去問演習のやり方はこちらの記事で詳しく解説しています!

解いて終わりじゃもったいない!過去問演習のやり方をまるっと解説

2021.10.24

過去問を解き終わったら、復習で知識を固めることも重要です。

間違えた問題は、足りなかった知識をノートにメモしておきましょう。

正解の選択肢だけでなく他の選択肢がなぜ違うのかも考えると、知識を定着させるうえで有効です。

模試や共通テスト前にそのノートを確認することで、似た問題が出題された時に同じ間違いをするのを防げますよ。

「模試復習ノート」の作り方はこちらの記事で詳しく解説しています!

【模試の解き直しに】東大生が教える!「模試復習ノート」の作り方

2022.03.30

【共通テスト倫政の効率的なアウトプット法】②模試の問題でたくさん演習する

共通テスト・センター試験の過去問と同時並行で、河合塾や駿台などから出版されている共通テスト模試の問題集を使ってたくさん演習を積みます。

新しく買うだけでなく、今までに受けた模試の問題を使うのもおすすめです。

模試は最新の傾向に合わせてつくられているので、実際に自分が共通テスト本番でどのくらいの点数を取れるのか知ることができます。

また、倫政は「7割は取れるけどそこから伸びない……」という状況になっている人をよく見かけます。

7割で点数が止まってしまう人は細かい知識が足りてない場合が多いです。なぜ間違えたのかをその都度しっかり見直しをしてください。

そして数日〜1週間後にもう一度同じ問題を解き、解けるようになっているか確認しましょう。

模試の問題をたくさん解き、細かい知識を増やしていくことで正答率は上がっていきますよ。

おわりに

いかがだったでしょうか。共通テスト倫政は効率よく勉強していけば短期間で9割を取る事ができます。

まだ共通テストまで時間がある人も、共通テスト本番が近いという人もこの記事を活用して頑張ってください!

国語、数学、英語の共通テスト勉強法はこちらの記事で詳しく解説しています!

まだ間に合う!共通テスト2ヶ月前からの国語・数学・英語勉強法

2021.10.25



皆さんの意見を聞かせてください!
合格サプリWEBに関するアンケート