はじめに
慶應義塾大学を志望している人の中で、小論文の勉強法や対策を始めるタイミング、他教科との両立に悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
今回は小論文に対する悩みの解消や苦手の克服をして、小論文で周りに差をつける方法を紹介したいと思います!
目次
小論文を始める人に知ってほしい3つのこと
【小論文これだけは知っておこう!】①小論文対策は半年前からでも間に合う
小論文対策を始めるのは、受験半年前からでも遅くありません。
小論文対策は、時間をかけて文章を推敲し、またさらに時間をかけて文章校正と内容の復習を行う必要があります。
そのため、他教科を含めた勉強計画を確立せずに対策を始めると、小論文に時間をかけすぎてしまい他教科の学習がおろそかになってしまいます。
必ず1週間単位で勉強のスケジュールを作成し、小論文は1週間に1〜2題程度に抑えましょう。
また、英語 • 選択科目で合格点を取ることが合格の前提であり、小論文で勝負をする条件です。
小論文の問題文との相性や難易度は年度によって異なり、ある程度運との勝負になることもあります。
小論文を確実な得点源とすることは難しいので、あくまで他の受験生に差をつけることを目標にしましょう。
【小論文これだけは知っておこう!】②対策を始めたらまず過去問に触れる
小論文対策を始めたら、まずは過去問に触れてみましょう。
過去問との実力差や学部ごとに小論文で問われていることを把握し、その後の対策の目標を見定めることができます。
初めは全く的外れなことを書いても構いません。
文章構成力は書いていく過程で身につき、必要な知識は半年あれば十分に得られます。
【小論文これだけは知っておこう!】③現代文の「代わり」ではない
小論文対策を始めても現代文の勉強をやめてはいけません。
現代文の読解力や語彙力、解答を文章から導き出す力は小論文にも必要になります。
さらに、哲学や経済から科学まで、様々なテーマを扱う現代文の文章は、小論文を書く際に必要な背景知識を広げるための材料にもなります。
だからといって現代文の演習量を増やす必要はなく、学校や塾の授業や課題をこなしておけば十分です。
慶應志望である限り、国語科目の中心はあくまで小論文ということを忘れないでください。
古文も同様に、併願校対策に滞りがなければ小論文に集中しましょう。
小論文で差をつける勉強法
【小論文で差をつける勉強法】①要約を何度も書くことで文章力を磨く
要約の練習には現代文を活用しましょう。
現代文の参考書、模試、過去問の解答の初めには要約が掲載されていますよね。
現代文の問題を解きながら要約を完成させ、解答に掲載された要約と照らし合わせてみましょう。
要約に必要な筆者の主張や論の根拠を見つける力、それらをつないで書く文章構成力が身につきます。
ただし、参考書や模試の解答の中には、要約が掲載されていないものもあるので前もって確認してくださいね。
ここからは、実際に要約の練習をする際のポイントを説明します。
まずは要約を書いてみましょう。
初めは、問題を復習する際に模範解答を真似し、実際に書くことで表現や構成を身につけることが重要です。
次に、一度要約した問題に繰り返し触れましょう。
書いて添削をしてまた書く、の繰り返しによって文章の構成力や表現力が身につきます。
添削の際には学校、塾の先生にいつでも頼れる添削員になってもらうことで、より的確なアドバイスが得られ、復習もスムーズに進められます。
また、必ず問題を解きながら要約しましょう。
慶應の小論文は要約と問いへの主張が問われる構成が基本です。
そのため、小論文対策で文章を書くときは、要約と主張に同時並行で取り組む必要があります。
【小論文で差をつける勉強法】②日頃からアンテナを張っておく
現代文の文章は主張を書く上で必要な背景知識を得るのにも活用できます。
授業、模試、過去問で扱った文章は完全に理解するまで読み込みましょう。
自分の興味や関心のある分野を決め、下に挙げるマインドマップ式に興味を広げてください。
例えばこれは「りんご」をテーマにしたマインドマップです。小論文対策では、複数のテーマを広げながら関連させるとより効果的です。
マインドマップを作る際は、志望学部と近しい分野に決められるとなお良いです。
例えば、文学部志望で「歴史」に興味を持ったとします。
「歴史」から「ナショナリズム」、「ナショナリズム」から「ジェンダー」といったように知識を拡大し、あらゆる小論文に幅広く対策できます。
新聞やニュースはできる限り毎日確認し、関心のある分野に関係する記事を、特に読み込んでください。
分からない語句があれば、ネットや辞書で調べながらノートなどに書き込み、理解するまで読み込みましょう。
【小論文で差をつける勉強法】③他教科とのバランスを考える
小論文の過去問は秋から週に1題書けば十分です。
文章を書くときは余裕を持って2時間ほど時間をとりましょう。
復習の際も書き直しのために最低1時間は必要になります。
また、毎日30〜40分は背景知識を得るための時間にしてください。
他教科の勉強法や計画は夏までに確立する必要があることにも注意してください。
小論文の演習にはかなりの時間を費やす必要があり、週に6〜7時間ほどは小論文に集中することになります。
そのため、他教科の勉強計画なしに小論文対策を始めてしまうと、小論文の勉強時間を工面することは難しくなります。
しかし、初めに他教科の計画をたててしまえば両立は可能です。
入試で英語 • 選択科目の合格点を取ることが最優先なので、他教科を軸に計画を立てましょう。
まずは他教科、小論文で差をつけるのはその後です。
おわりに
小論文受験に対して過度な悩みや不安を抱く必要はありません。
しかし、小論文で他の受験生に差をつけて合格を掴み取るには地道な努力が必要です。
今回紹介した勉強法を参考に、他の受験生に差をつける小論文を書けるように頑張ってください!