共通テスト後に何をすべき!?二次試験直前期の過ごし方

初めに

センター試験(共通テスト)を終えると、いよいよ私立・国公立大学の入学試験が始まります。

しかし残された時間は数週間程度しかありません。

「残り少ない期間に何をすればいいんだろうか。」と悩む受験生も多いと思います。

そこで今回は二次試験直前期にすべきことを、勉強面生活面に分けてお教えしたいと思います。

【二次試験直前期にやるべきこと】勉強面

【二次試験直前期にやるべきこと①】毎日、全教科を勉強する

直前期はやはり時間が足りないので、気をつけていないと1日の中で触れることがない教科が出てくると思います。

特に国立志望の受験生で5教科使うとなると尚更です。

しかし私は毎日全教科勉強することをお勧めします。というのも、追い込みの時期に、受験科目の知識が抜けていくことをできるだけ避ける必要があるからです。

皆さんも経験があると思いますが、一度覚えたことでも、思い出す機会を作らなければすぐに抜け落ちていきます。

だからこそ、直前期には全教科毎日繰り返すことで記憶を定着させましょう。

なかなか触れられない科目は電車内などでノートを眺めるだけでも効果があります。

もちろん苦手科目には多くの時間を費やした方が良いとは思いますが、30分しか触れない教科があっても良いので、毎日全教科に触れてみてください。

【二次試験直前期にやるべきこと②】共通テスト~本番1,2週間前:大学の過去問を解く

過去問は夏ごろから始めている人もいるかと思いますが、この期間にたくさん触れましょう。

解くときに意識することは「大問の解く順番を決めて、練習でもその順番に慣れること」です。

特に英語は大学の学部ごとに問題構成が決まっていることが多いため、自分が解きやすいような順番を確立しておくことが大切です。

さらに「この大問には○○分使う。」といったように、問題を解き終えられるような時間配分もあらかじめ考えておきましょう。

また、この期間には合格への戦略を立てるために目標点も設定しておきましょう。

設定の際には、本番の自分に期待して高めに設定することはせず、多少失敗しても合格できるような点数配分を考えましょう。

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【二次試験直前期にやるべきこと③】本番1,2週間前~本番:問題の復習を中心的に

この時期には最後の頑張りとして問題の復習を中心的に行いましょう。

特にすぐ忘れてしまう単語のインプットに力を入れて、一度覚えた単語は全て完璧に覚えることが目標です。

本番ではしばしば数点差で不合格ということがあるので、後悔しないために単語暗記はとても大切です。

また、極力新しい問題は解かないようにしましょう。これには理由が2つあります。

1つ目は「この時期に解けない問題が新たに出てくると不安になるから」、2つ目は「新たな問題に触れるより、今までに間違えた問題を自力で解けるようになることの方が一層大切だから」です。

新しくインプットすることが少ない分、解いたことのある問題の類似問題が出たら、必ず解ける状態にしておきましょう。

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【二次試験直前期にやるべきこと】生活面

【二次試験直前期にやるべきこと④】会場に事前に行っておく

主に気を付けることは2つあります。

1つ目改札口をしっかり把握しておくことです。

地図は駅から大学までのルート案内には長けていますが、改札口までは特に案内してくれません。

私は真反対の改札から出てしまい迷った経験があります。

2つ目通勤ラッシュに遭遇することを考慮に入れておくということです。

特に普段の通学で満員電車に乗らない人は要注意で、時間も本番にあわせて行っておくことをお勧めします。

満員電車は時刻表通りに動いていることがめったになく、その僅かな遅延が乗り換えにも影響します。

本番で遅刻してしまったら嫌ですよね。

当日の朝不測の事態に焦ることがないように、会場に事前に行っておくべきです。

【二次試験直前期にやるべきこと⑤】睡眠時間は絶対に削らない

勉強時間が足りなくなって睡眠時間を削りたい気持ちもとてもわかります。

しかし睡眠時間を十分にとる方が絶対に良いですよ!

睡眠を十分にとることで、勉強中の集中力が高まります。

私は受験期の途中から7時間睡眠をとるようにしましたが、勉強中にうたた寝することがほとんどなくなり、集中力も高まりました。

また、睡眠は受験期に最も大事な免疫機能にとっても重要です。睡眠不足は免疫機能を低下させ、疲労も回復しにくくなるそうです。

受験当日に風邪をひいたら台無しですよね。しっかり睡眠をとりましょう。

当日は大抵の場合、朝から入試が始まりますから、遅刻防止のためにも早起きに慣れておくことも重要です。

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【二次試験直前期にやるべきこと⑥】緊張をあまり気にしすぎない

受験直前になると合否などを想像してとても緊張しますよね。中には勉強に手がつかなくなる人もいるかもしれません。

しかし周りの人も少なからず緊張しているということを忘れないでください。

気楽に考えることも必要ですよ!本番は「緊張している中でもいかに実力を発揮できるのか。」が非常に重要になってきます。

だから緊張を気にしすぎることはやめて、緊張している中でも問題を解けるように練習しましょう。

具体的には、静かな教室の中で友達と一緒に、本番の時間に合わせて過去問を解くのがおすすめ。

本番のような張り詰めた空気の中で問題を解く経験をしておくと、本番でもきっと役に立つはずです。

【二次試験直前期にやるべきこと⑦】モチベーションを維持する

センター試験(共通テスト)が終わるとなぜか勉強へのモチベーションが下がってしまうことがあります。

私の周りにもそういう人が結構いましたし、私自身もそうでした。

でもそんな時は原点に立ち戻って、自分が第一志望をその大学にした理由を改めて考えてみることが大切です。

そして第一志望の大学に合格した後の自分の姿を思い浮かべてみてください。きっと勉強への意欲が再び戻ってくると思います!

他にも、先輩の合格体験記を読むこともとても役立ちます。

もしかしたら自分と同じ経験をしていた先輩から、今の自分の助けとなるメッセージが書いてあるかもしれません。

ここに書いたのはほんの一部の例ですが、皆さんもなるべくモチベーションを維持するように対策を考えておきましょう。

最後に

大事なことは本番が終わった後に後悔しないような生活を送ることです。

たかが1ヶ月と思うかもしれませんが、それでもとても重要な期間です。

ぜひ第一志望を目指して毎日を過ごしてください!




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