【新入生・履修を迷っている人必見!】現役お茶大生が教える、お茶大のおすすめ授業

はじめに

お茶の水女子大学を志望している高校生のみなさん。

お茶の水女子大学にはどのような授業があるのか気になりますよね。

現役お茶大生が、お茶大の授業を紹介します!

お茶大おすすめ授業〜コア科目編〜

コア科目とは、いわゆる教養科目のことで、学部学科に関わらず受講する必要のある科目のことです。

その中に含まれる文理融合リベラルアーツ(LA)では幅広いテーマで授業が開講されていて、自分の専門に関係なく広い知識やものの見方を身につけられますよ。

【お茶大おすすめ授業】①LA「コンピュータが創る色と音」

LA「コンピュータが創る色と音」は、身近なCG、オーディオ関連の話をコンピュータの視点から解説するもので、私たちが普段何気なく使用している配信などの技術を知ることができます。

全ての学部の学生が対象の講義なので、知識も何もいらず誰でも理解できます。

そして、講義型の授業ですがとにかく楽しい!

コメントスクリーンと呼ばれるもので、授業中にコメントを先生に投げると、先生の講義画面にコメントがニコニコ動画のように表示されます。

生徒の授業内容に関連するコメントでより学びを深められ、質問などが投げやすいです。

また、授業内容のSNSへの書き込みが許されている自由さも売りです。

Twitterで「#水1LAコンピュータが創る色と音」で検索するとたくさんの講義内容のメモが見つかります。

実際にトレンド入りした年もあるそうですよ!

【お茶大おすすめ授業】②LA「ゲームプログラミング入門」

LA「ゲームプログラミング入門」では、プログラミングに必要な指示が書かれたブロックを組み合わせるだけでゲームが作れます。

コードを1から打つような難しいプログラミングではないので簡単で、自由に好きなゲームを作れるため、表現する感動を手軽に味わえます。

この授業でプログラミングに興味を持ったら、より専門的に扱う他の授業を取って学びを深めるきっかけになりますよ!

【お茶大おすすめ授業】③LA「宗教と色・音・香」

LA「宗教と色・音・香」は音楽や曼荼羅と呼ばれる絵、または宗教(特に仏教)や神自体について学び、神や宗教、自然や音楽について自分自身で考えていく講義です。

仏教について複数回の授業でじっくりと学び、多くの人が知らない仏教の成り立ち側面を詳しく知ることができますよ。

現在の仏教は「お祈りによって釈迦たちが救ってくれる」という雰囲気がありますが、元々釈迦は自分自身で悟りを開いて救われなさいというスタンスだったそうです。

大きく雰囲気が違いますね。

また仏教以外にもショーペンハウアーやユングなどの思想家について、彼らの癒しとなる「色」「音」について学びます。

「色」「音」も考える人や宗教、文化によって解釈が異なって興味深いですよ。

難しそうですが、教養が広がった感じがしたと受講していた人が言っていました。

また、レポートを書く機会が複数回あります。例えば自分が「宗教的」だと感じた音楽について書くといったお題です。

ただ知識を学ぶだけではなく、自分の考えを表現する文章力もつく授業ですよ。

【お茶大おすすめ授業】④LA「グローバル経済とジェンダー」

LA「グローバル経済とジェンダー」では、グローバル化と経済についてファッション業界の女性の労働という観点から学んだり、再生産労働について学んだりします。

再生産労働とは、「生産的労働力を維持するために必要とされる労働」のことで、具体的には家事労働など、主に女性が担う報酬が発生しない労働のことです。

再生産労働について考えることは今までなかったので印象的でした。

ファッションや家事という身近なテーマから女性の労働問題を考えることができ、面白く記憶に残りました。

女性は家事をするものだ、家事は報酬が発生しないものだ、など多くの人が当たり前と感じていることに疑問を投げかけてくれるのもおすすめポイントです。

教授の意見を聞き、さらに考えることで自分なりの意見を持つことができ、学びが深まります。

また授業後にコメント掲示板が開設され、受講者それぞれの意見が交わされるので、教授の意見だけでなくジェンダーについての多くの意見を知ることができる点もおすすめです。

【お茶大おすすめ授業】⑤基礎講義「お茶の水女子大学論」

最後におすすめするのは、1年生向けに開講されている基礎講義「お茶の水女子大学論」です。

おすすめポイントは内容がお茶大の卒業生の方の講演会を聞く回、お茶大にまつわることを学ぶ回、キャリア教育の回にわかれていて、お茶の水女子大学について学ぶことができるという点です。

お茶大は、もともと東京女子師範学校としてはじまった良妻賢母を目指した教育をしていた学校で、テーブルマナーなどにも跨る家政科の教育が特徴的でした。

また、女子教育の先駆けの学校であり、地方から入学した人は新聞に載ったと聞き、皆が憧れる学校だったと知って印象に残っています。

また広告会社の方、理系研究所所属の方、マスコミ系などたくさんの種類の業界で働いているお茶大の卒業生の意見を聞くことで、女性のキャリアについて考えるきっかけになります。

自分が得た刺激や抱いた意見をコメントペーパーレポートを書いて言語化し、それが評価されます。

レポートのテーマが、自分のキャリアプランについて述べるものだったので、自身について考えるきっかけとなり今後にも役に立つと感じました。

授業と単位が直接結びつくので集中して講演を聞けます。

一度の講演での学びが多くとてもおすすめです!

おわりに

お茶大のおすすめ授業を紹介しました。

大学生活について少しは身近に感じられたのではないでしょうか。

お茶大に入学した際にはぜひ受講を検討してみてくださいね。




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